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春のアウトドア体験! ついでにドボン。
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「楽しかった! 次も行くよ!」
ネットを軽々と渡ったリプカは、身体をぐーっと伸ばして次のポイントを見る。水上にある足場をジャンプして進む『ぴょんぴょんロード』は、塔でも似たものを見た覚えがあった。
リプカがスタートしたと同時に、隣を桜が突っ走っていく。
「これは躊躇せずにテンポよく思い切っていけば大丈夫!」
経験者の彼女が言うのをリプカが拾っていると、同じく駆けるように行く子が居た。
「メリィちゃんもうあんなとこまで! すごーい! 私だってぴょんぴょんしちゃいます!」とその友人のリリエルが意気込むのが聞こえてくる。
リプカも「よーしっ!」と拳を握った。
実際やってみると、ぴょんぴょんの名前の通りにリズムよく跳ねて行けば、そう難しくない。桜が言っていた通り思い切りが大事そうだ。
「これなら簡単にクリアできそ——」言いかけた矢先、お約束と言うべきか……。リプカがつるりと足を滑らしてしまった。すぐに顔を出したが、完全に濡れ鼠だ。
「……ぷはっ案外深いのね……!」
「ええ、予想外ですわ……」
たまたま同じときに落ちたらしい紅緒と隣り合ったようだ。
「服がびしょびしょ!」
リプカが水が入ってガポガポになった靴を踏み鳴らすと、紅緒はポニーテールを雑巾のように絞っている。
「服だけじゃありませんわ!」
紅緒の髪は泥が混ざった水で酷い有様だ。「大丈夫?」とリプカが聞くと、紅緒は苦笑しながらリプカの顔の泥が跳ねたところを指差して教える。
「有難う、お互い帰る前にシャワーを浴びた方が良さそうですわね」
二人が声をたてて笑い出すと、ポイントをクリアした陽毬がやってきた。タイムトライアル的にすでに全コースをクリアした刀も、紅緒を心配して時計を確認して一旦戻ってくる。
「紅緒ちゃん大丈夫? コインランドリーもあるみたいだから、終わったら行こうね」
「服を洗ってる間に、温泉で汚れと汗を流そう。
……ん? 大道寺、友達か?」
刀と陽毬は一緒にリプカの方へ首を回し軽く会釈した。リプカの外見は小学生くらいに見えるので、紅緒は彼女に両親や連れがいないのかとさっと周囲を見てから自己紹介を始めた。
「私たちは近くの高校の生徒ですの。もしあなたが宜しければ、一緒に周りませんこと?」
*
「あ、ここね!」
『ざぶざぶサーフィン』の看板の前に立っていたみつびは、順番待ちの列からひょこっと顔を出して内容を確認し、改めてポイントの説明を読んでみた。
『ロープを引っ張るとボードが動くよ。波に負けず向こう岸へたどり着けたら、君も立派なサーファー!?』説明を読んでも矛盾しているのは分かる。
「うん、サーフィンっていうよりなんだろ?
ま、違うものね」
若干のがっかりはあるけれど、せっかく遊びにきたのだからチャレンジしてみよう。そう考えているとすぐに順番が回ってきた。足を勢い良く踏み出してみたが、体重を掛けてみた途端ボードが激しく揺れる。一瞬驚いたものの、サーフィンでバランスをとることに慣れているみつびとしては難しいものでもない。
ロープを引っ張るのに力が入るのは疲れるけれど、サクサク進めそうだ。
「無茶苦茶ちやちゃちゃで簡単だなー。
素敵サーファーなみつびちゃんクラスだと、目を瞑ってたって——なっ!」
余裕で喋っていたみつびは、正面からの衝撃で舌を噛みかけながら水の中へドボンと落ちてしまった。水面に顔が出てわかったのだが、ボードの進路にはサメのヒレ型の障害物が幾つかトラップとして備えられていたのだ。ゴールするにはボードを上手く操縦し、これらを避けなければならないのだ。
「なによ、先に言ってよー!
わんもあ! 次は華麗な板サバキでクリアしてあげるわん」
*
「ふふ、良い準備運動になったわ」
蛇那伊が水上コースを本当に軽く制覇して、さてもう一周という頃、修は三つ目めのポイントにきていた。
急勾配を登って降りる山型のポイントで、ボルダリングのように足場が点々と作られている。ついさっき泥だらけの武道が登って行ったので、どこを掴めば良いのか他の客たちへヒントになっていた。
「ズルいかもしれないけど、有難いな」修が苦笑いしつつも、クリアしたとき。
「うにゃあああああ」
掴んだと思った手が宙に浮いて、あわあわしながら坂を転げ落ちて、水にドボンしたミーツェがいた。
(うにゃ。
さっきの『すべりだい』でもうっかりころんころんしちゃったですけど、やっぱり猫の時程動けませんにゃ……)
身軽さから何からまるで違う。慣れない肉体は思った以上に大変だったが、それが嫌でもないのが不思議だ。慣れる為なら、落ちてもいいからとすら思える。
「水が平気で良かったですにゃ……ですなー……くしゅん!」
「大丈夫かい?」
近くにいた修に手を伸ばされて水から出てきたミーツェは楽しそうな笑顔で「はいっ」と答え、すぐにポイントの入り口へリトライしに戻っていく。
「頑張って!」と声をかけられて、元気良く手を挙げた。
「はい、頑張ります、なー!」
*
「よし、いっくよー!」
『ざぶざぶサーフィン』にもう一度挑んでいるみつびは、次々と障害をクリアしていた。敢えて障害が多そうなところを選んでいるが、身体を器用に捻り体重移動をすることで、上手に交わしているようだ。
「みてみて水上のポールダンサー顔負けの腰づかい。ふふふ、余裕シャークシャクってね☆」
ギャラリーを煽る彼女だったが、後ろまで向いたのはまずかった。
「みつびちゃんは無敵のムテキン——、わー!」
いまいち詰めが甘いみつびだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
東安曇
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年03月24日
参加申し込みの期限
2017年03月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年03月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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