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寝子島高校
激走! 寝子島横断三人四脚駅伝!(第二区間)
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【二区、スタート地点】
「第一区の走者がやってきましたー!」
テレビねここのスタッフが声をはりあげた。
つめかけた応援客の間から、歓声があがる。
「トップをきっているのは、高校生です!」
【竹、スタート】
『がんばろう!』
小山内 海
が、手にしたメモ帳をかざした。
彼女の左隣には、同じ【竹チーム】の
ブリジット・アーチャー
が。
ブリジットを挟んで反対側には、
新井 すばる
が並んで、一区の走者を待っている。
海はこの日、筆談用のスケッチブックの代わりに、小ぶりのメモ帳を持参していた。
(利き手が使えるように、右側にしてくれたんだよね、きっと)
レースの間はあまり書くこともないだろうが、そんな気遣いが嬉しかった。
「いいこと、ここは頭を使っていくわよ」
スタッフによる特別ルールの説明を受けて、ブリジットはチームメイトに耳打ちをした。
「体力勝負じゃ、体力自慢のチームには敵わないでしょ。だから――」
チェックポイントであるシーサイドタウン駅前をどう乗り越えるか、ブリジットは作戦を打ち明ける。
「こんな感じで行きましょう。やるからには、上を目指したいもの」
「うん、いいね。ゴールまで、ぶっちぎって行こう」
すばるも意欲をもやしている。
海も、こくこくとうなずいた。
寝子島シップ選手権、第一区は接戦だった。
一位と二位のチームが、なだれ込むようにゴールを目指して駆けてくる。
【松チーム】と【竹チームと】は、ほぼ同着だったものの、たすきをより早く二区の選手に手渡せたのは、【竹チーム】の方だった。
「さすがね。ここから先は私たちに任せて!」
一区の走者からたすきを受け取った三人は、足の紐をそれぞれぎゅっと固く結んだ。
「れっつらゴー、ゴー!」
すばるのかけ声を合図に、【竹チーム】はスタートをきった。
「いち、にー、いち、にー……」
ブリジットとすばるが声を出し、三人はスピードを上げて走っていった。
【松、スタート】
先頭をきった【竹チーム】に遅れること、数秒。
次にたすきを受け取ったのは、二位の【松チーム】だ。
「お疲れ! 後は任せろー♪」
二区の走者、
龍目 豪
が一区の選手をねぎらった。
【松チーム】は、中央に最も小柄な
初島 優
を入れ、両サイドを豪と
邪衣 士
が挟む形となっている。
センターの優は、この日もなぜか、子泣きじじいの格好をしていた。
バーコードのカツラをかぶるまでもなく、既に頭は肌色だった。
「バーコードなど恐るるに足らず、なのじゃー! むしろ髪が増えるというものっ!」
なんとも頼もしい言動だ。
三人は受け取った紐で足を結んだ。
「あまり上手く結べないけど、そこは協調性でカバーしよう」
士の言うように、三人ともあまりがっちりとは結んでいない。
「なに、少しくらいゆるい方が走りやすいってもんだ。よし、行くか!」
「おう!」
走り始めてすぐ、豪が念のためにと、声をかけた。
「あー、邪衣は、道順は気にしなくていいからな。俺と初島でナビするから」
道はまっすぐだから心配はいらないと思うが、士の方向音痴を侮ってはならない。
自覚のある士も素直にうなずいた。
「了解です。龍目隊長」
豪は探検部の部長である。隊長と呼ばれて親しまれている。
「今日はチームメイトだ。先輩も後輩もないぞ-!」
前方を行く【竹チーム】の背中を追って、【松チーム】は息を合わせて駆けていく。
【梅、スタート】
「いよいよですね」
チームメイトと準備体操を行って体を温め、水分補給のスポーツドリンクも用意して、準備万端で
御鏡 聖
は待っていた。
中学に上がるまで、入退院をくり返していた聖は、運動には自信がなかった。
しかし今回はチームを組んでの競技であるし、たすきを途切れさせないよう、頑張るつもりだ。
「聖ちゃん、瑠奈ちゃん、今日はよろしくなのだー♪」
【梅チーム】のセンターは、陸上部の
後木 真央
だ。
走り慣れている真央を中央に置くことで、チームの安定度が増すのではないかと考えたためである。
「真央ちゃんが真ん中なのだ? わかった、今日は頑張るのだ!」
「真ん中のスピードに引きずられないように、気をつけるね」
「真央ちゃんも、左右のペースに合わせるのだーっ」
「それぞれ、声を出していきましょうね」
「あたしもあまり速くは走れないけど、スタミナだけはあるからね!」
活気にあおられたのか、やや興奮気味で
夢宮 瑠奈
が言う。
「けど、勝ち負けよりも、楽しむのが一番だよね。みんな、楽しもうね!」
「松竹梅のみっつなら、梅が一番おいしそうなのだ。梅は花だってかわいいのだー♪」
じっとしていられない様子で、真央がぴょんぴょん飛び跳ねる。
「うずうずしてきたのだ。……そうだ、にゃにゃにゃがおーっ!」
真央が唐突に、両手を丸めて叫んだ。
「がおー! がおーっ! ……あれれ、なのだー?」
真央はろっこんを発動させて、三毛猫を召喚しようと考えたのだが、人が多いために不発に終わる。
「がおー、……出てこない、がおー……」
猫を身体にへばりつかせて、癒しとやる気を同時に得ようとしたのだが。
「むー……、真央ちゃん、こんなことでへこたれないのだ」
「あっ、来たよ。……わっ、転んだ!」
一区の走者の姿を確認し、瑠奈が指さす。
ゴール目前での転倒にもめげず、最後の一踏ん張りを終えた彼らから、たすきを受け取る。
「よーっし」
受け取った紐を、各自自分の足に結んでいく。
結び方はばらばらだったが、三人は準備が整うと顔を見交わしてうなずきあった。
全十二組中、現在【梅チーム】は五位だった。
「体育科のど根性と協調性、なめんなし! まかせるのだーっ!」
「せーの! いち、にっ、いち、にっ……」
三人は、肩を組んで、足並みそろえて慎重に走り始めた。
ゆっくりながらも足並みのそろっていた【梅チーム】だったが、スタートして間もなく、猫又川にさしかかったところで、瑠奈の紐がほどけてしまった。
「あっ」
「慌てなくて大丈夫ですよ。何度でも結び直しましょう」
「うん、ありがとう、聖ちゃん」
落ち着いて紐を結び直した瑠奈は立ち上がり、三人は再び肩を組んで走り始めた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
スポーツ
コメディ
定員
9人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月04日
参加申し込みの期限
2013年05月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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