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激走! 寝子島横断三人四脚駅伝!(第二区間)
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【チェックポイント・前半】
「見えてきたわ、チェックポイントよ」
【竹チーム】が、一番のりでシーサイドタウン駅前に到達した。
「さすが駅前。観客が多いなあ。……あ、いた!」
すばるが目ざとく、テレビ局のハチマキを巻いたバーコードヘアのスタッフを発見した。
ブリジットが海とすばるに合図する。
「いいこと、作戦通りに、三人タッチしたら先に進むわよ」
海もしっかりうなずく。
「全員コンプは時間的にも無駄が多いわ。カツラをかぶる覚悟で、この順位をキープするわよ」
「りょうかーい!」
スタッフに駆け寄りながら、すばるは歌った。
「いっちにっ、いっちにっ、バーコードーはどっこーだー! でてこいでてこい、バーコードっ♪」
露骨な歌詞に、海がほんのり頬を赤らめる。
「よし、バーコード。ぱーん! なんの、バーコード。ぱぱーん!!」
「……ちょっと、何よその歌」
「いわんや、おや、バーコード! すぱぱぱーん……っ!!!」
かまわずすばるは歌いつづけ、距離をつめたスタッフの頭をぺちっとたたいた。
ブリジットと海も、ぺたんぺたんと触っていく。
「お次はどっこだー♪」
「いたわ。……けど、道の反対側ね。時間のロスは惜しいから、こちら側で探しましょう」
視線をさまよわせるブリジットの袖を、海が引っ張る。
「ん? ……あら、ありがとう」
海が指さす先に、スタッフの頭が見える。
「次のターゲットは彼ね。行くわよ」
そんな調子で【竹チーム】は、スタッフ三名の頭にタッチして、各自二つずつカツラをかぶった。
小柄な海は、カツラ姿もかわいらしい。
「僕たち一番のりだね。この調子でゴールまで行きますか-!」
すばるの視線の先には、スタッフを探してうろうろしている【松チーム】の姿があった。
「当然よ。このままゴールして、このばかげたカツラを脱ぐわよ」
ブリジットが両サイドの海とすばるの背中を押して、三人はコースに戻り、走りはじめた。
【子泣きじじいとカツラタワー】
「隊長! バーコードがたくさんおるのじゃ!」
子泣きじじい姿で、優が駅前に目を走らせて叫んだ。
【松チーム】は、変わらず二番手につけている。
「世の中、意外とバーコードヘアは流行っていたんだな」
これは認識をあらためる必要があるかもしれないと、士もうなずく。
豪は動じず、二人を励ました。
「なぁに、俺には探検部でつちかった観察力と勘がある!」
「勘ですか、隊長」
「頼もしいですぞ、さすがは隊長じゃー!」
「お手つきなんて気にせず、突っ込もうぜ!」
「イエス、イエース!」
「バーコード、イエース!」
「いた!」
「一人ゲットー!」
ハチマキを着用したスタッフの頭にタッチして、三人は果敢に攻めた。
「しまった、人違いだ!」
勢い任せだ。当然間違うこともある。
「オーケーオーケー、カツラもゲットー!」
「隊長、発見した!」
士もすぐに二人目のスタッフを発見して、足を踏み出す。
「待て待て待て-! どこに進む気だ、邪衣ーっ」
「え? 人が多いから迂回しようかと」
「ノンノンなのじゃー!」
「いやほんと、進路は俺らに任せてくれていいんだからなっ」
迂回と称して見当違いの方向に進もうとする士を、二人は必死でとどめた。
「こっちだ、こっち、……よし、二人目-!」
「また間違えた!」
再びスタッフ以外の男性の頭部をなでてしまった士が声をあげた。
「気にするな、うちのチームはカツラだってお似合いだ!」
「あーっ! なんと、竹チームの先行を許してしまったのじゃよ!」
「なにっ、俺らも追うか!」
「あまり距離をあけられるのは、好ましくないと思う」
三人はうなずきあい、追加のカツラを頭に積み上げ、駆けだした。
「どうだ、何とかいけそうだな」
センターの優の頭を、両サイドの二人が手で支えた。
優の頭と自分の頭を支えて、手がふさがった二人をカバーするのは、両手が空いているセンターの優だ。
豪と優は四つ、士は五つ、カツラをかぶっている。
しかし、互いにカバーしあい、役割を分担したことで、意外なほどバランスを保って走ることができていた。
「このまま行くぞー!」
「オー! イエーッス!」
【駅前を抜けて】
「チームはチームワークがものをいうんじゃよー!」
両サイドの二人の背中を支えて、走る優の足取りは軽い。
カツラの数は多かったものの、ペースを落とさずに走ることで、やがて前を行く【竹チーム】に追いつき、追い越した。
「なんですって! すばる、海ちゃん、負けてられないわよー!」
くやしそうにブリジットが、チームメイトを激励する。
「バーコードの似合いっぷりなら負けてられーん!」
(私、べつに、似合ってないよ、似合ってないよ!)
微妙に首を横に振りながら、海も走る。
しかし、頭を支えながら走るというのは、思った以上にスピードが出ないものだ。
カツラの数ならこちらが優勢のはずなのに、【松チーム】との差はじりじりと開いていった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
スポーツ
コメディ
定員
9人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月04日
参加申し込みの期限
2013年05月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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