this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【星幽塔】第一階層 シャウラの泉へ
<< もどる
1
…
15
16
17
18
19
つぎへ >>
【epilogue of epilogue〔3〕】
エレノア・エインズワース
は、ステラに逃げられてからもしばらく酒場で彼女が戻ってくるのを待った。
彼女が自分達塔の外から来た冒険者達を頼りにしているのなら、必ずまたここを訪れるはずだと踏んでいたからだ。
「…………」
エレノアはただじっと黙って、ステラを待った。
だが、結局、その日は待てど暮らせどステラは戻ってこなかった。
それでも、エレノアは執念深く、いつまでもステラを待ち続けるのだった。
* * *
骨削 瓢
も、しばらくは酒場で獲物を物色する時間を過ごしていた。
と言っても、彼の興味は、すでにステラからは外れていた。
(別にステラはんから聞くだけが、情報収集の術というわけじゃないからねぇ)
瓢は、瓢なりに手を尽くして、自分の欲しい情報を得ようとしていた。
たとえば、それは星の力の限界について。
(たとえば、すでに癒しの力を右目に持っているあっしが剣士の力を宿した剣を手にしたら、同時に二つの星の力を得ることができるのか……。興味は尽きないねぇ……)
あるいは、いつか全ての星の力をこの手に、そんな面白い未来を夢見て、瓢は今日もにししと人の悪そうな笑みを浮かべた。
* * *
旅鴉 月詠
は、陽が傾いてきたのを確認すると、早々に閉店の準備を始めた。
(夜になれば、おのずと人は酒場や宿に流れるからね)
せっせと店の片づけをしながら、月詠は少しご機嫌な表情を浮かべる。
(つまり、これからは私の自由時間というわけ)
なんとなくぼんやりこの世の不可思議に思いを馳せてみたり、一心不乱にキャンバスに向かってみたり。
それが月詠にとっては何事にも代えがたい幸福な時間だ。
「さて、JHKYもGMTKも無事に終わったし、明日からはより店が繁盛するといいね。うん、宿泊客あてに、もう少し料金をサービスするのもいいね」
ぼんやりと今後の展望を頭に浮かべつつ、そうして月詠はその日の迷い猫の営業を終えた。
* * *
ベーカリーの朝は早い。
その分、夜も早い。
「うーん。今日もよく働いたねぇ~」
壬生 由貴奈
は一日の仕事を終えた満足感に「うーん」と伸びをしてから、そそくさと閉店の準備をした。
店の入り口を閉めてから、今日の営業の最大の成果物とも言える宿屋『猫島亭』との提携の証のビラをぼんやりと見やる。
「ふふふ。これからもっと色々なお店と協力して、この町を盛り上げていけたらいいねぇ。そして、うちは大金持ちに(ボソリ」
くすくすと自らの個人的な野望を口にしつつ、由貴奈はその日の営業を終えて、二階の居住スペースに引き上げた。
* * *
北条 冬華
は、
桜 月
に言いつけられて、夕方からある職人のもとに注文していた服を取りに行っていた。
「……話し込んでいたら、すっかり遅くなってしまいました。月さん、怒ってないでしょうか……?」
少し不安そうに眉をひそめながら、冬華は予定より随分と遅くなってしまった帰路を急ぐ。
そして、シュテルンの前に辿り着くと、冬華は一つ深呼吸をしてから、不安げな表情を浮かべつつ、おそるおそると店の扉を開けた。
* * *
桜 月
は、その扉が開かれる瞬間を、さっきから今か今かと待ちわびていた。
予定の時間になっても帰ってこなかったときは、今すぐに店を閉めて、探しに行こうと思っていたぐらいだった。
「お帰り、冬華さん。遅かったから心配していたよ」
だから、月は無事に帰ってきた冬華に対し、率直な気持ちでそんな言葉をかけた。
「ごめんなさい、月さん。職人さんと新しいデザインについて話し込んでいたら、すっかり遅くなってしまって……」
「いや、君が無事だったならそれでいい。じゃあ、受け取ったものを見せてくれるかい?」
月が言うと、冬華は「はい」と言って受け取ってきた品を全て月に手渡した。
月はそれを一つ一つ手早く、しかし丁寧に確かめていく。
「うん。素晴らしい仕事だね。お疲れ様、冬華さん。今日はもうくたくただろうし、外に食べに行こう」
「いいですね。今日は常闇さんをはじめとして、たくさんのお客さんが来てくれて立ちっぱなしでしたから助かります」
そう言って微笑む冬華に頷いて、月はそそくさと閉店の準備をする。
そして、準備は万端に整い、いざ食事に出かけようという段階になって、月は改めて冬華に向き直り言った。
「……冬華さん、今日は本当にお疲れ様。その服、とてもよく似合っているよ」
「え……?」
いきなりの言葉に戸惑う冬華の両頬に手を添えて、月はその柔らかな唇に口づけする。
冬華は抵抗しなかった。
それどころか、冬華は「もう、いきなりキスするなんてびっくりするじゃないですか」と悪戯っぽく笑いながら月を抱き締め返して、キスを返してくる。
そんな冬華が愛おしくて、たまらなくなり、月はさらにキスを返す。
さっきよりも少しだけ強く、少しだけ激しく。
二人が実際に食事に出かけるまでには、それからあと少しだけ時間がかかりそうだった。
<< もどる
1
…
15
16
17
18
19
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【星幽塔】第一階層 シャウラの泉へ
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年07月14日
参加申し込みの期限
2016年07月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年07月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!