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ゴアラ対ユーカリス
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【出現の予兆……】
崩れかけた、とあるビルの屋上にて。
「なるほど……興味深いわね」
ぎゃおおおおん!! ユガガーーーッ!! なんて間近にどでかい鳴き声やら、ずががんどがんっとやかましい轟音が響き渡っているというのに。
神野 美野梨
ときたら、羽織った白衣の裾をばたばた、破壊の余波たる暴風にはためかせて、くいっと中指で眼鏡を押し上げたのみ。キワドいミニスカから覗く美脚を大股開きに仁王立ち、マッドな美人科学者! そんな役柄に、美野梨はのめり込んでおりました。神魂の影響でしょうか、その立ち居振る舞いは自然そのもの、すっかりキャラになり切ってます。セクシー!
しゅるしゅるしゅる。そんな彼女の頭上から降りてきたのは、場にいくつも存在する、何とも興味深い研究対象のひとつ。長く細い糸を伝う、一匹の蜘蛛でした。
「どうだい、言われた通りに取ってきたよ。鮮度は抜群だ、保証する」
蜘蛛から瞬時に、人の姿へ。まるで、クモ男!
鎌八 まもる
が芝居がかって優雅に手渡したのは、かのゴアラのフサフサモフモフな体毛の一部、毛のきれっぱし。クモへの変身能力を活かして取ってきたそれにもまた、美野梨は興味津々です。
「見事なものね。すばらしい力だわ、ますます興味深いわね!」
「なに、大したことはないさ」
きらり! 爽やかにまもるは言ってのけました。彼の能力は確かに便利ではありながら、その持ち主たるまもるの行動基準は、これが実にシンプルなものなのです。
「オレにも、守りたいポニテがある。それだけだ」
きらりん! 彼、ポニテのためなら命までも張る、根っからのポニテフェチでありました……もちろん、彼はどこまでもマジです。大マジです!
「助かるわ、これだけの量があれば……」
「その毛を使って、一体何をするんだ? そいつで怪獣の弱点を調べて、秘密兵器でも作るのか?」
「怪獣……クモ男……そうだわ!」
美野梨は不意に、ぴーん! 何かを閃いた様子。
くるりとまもるを振り返ると、に、と不敵な笑みを浮かべまして、
「秘密兵器を作る? いいえ。あなたが秘密兵器になるのよッ!!」
どどーん!
「……いやそんな、『あなたがママになるのよ!』みたいに言われてもなぁ」
「クモ男であるあなたに、この毛から採取したゴアラ細胞を移植すれば、蜘蛛とゴアラの特性を兼ね備えた新しい生物が生まれる……! あの怪獣たちに対抗できるかもしれないわ」
「まて、まて。いくらオレの頭が良くなくたって、さすがに分かるぞ。それはアカンやつだろ!」
思いつきの無茶な理論を得意げに語るどや顔美野梨へ、実験体まもるは猛抗議。そりゃあそーです、いきなりそんな、怪獣の細胞とかいうえげつないものを自分の身体にぶち込まれるなんて、イヤな予感しかしませんもの。
「そりゃあ確かに、キミは美人だ。そのミニスカ白衣も実にグッとくる、たまらん。しかし、それとこれとは話が別だ」
けれど美野梨は落ち着いて、色っぽーい流し目ひとつ。
「そうね……報酬も無しに戦って欲しいだなんて、虫が良すぎるわよね」
「報酬? はっ、安っぽい男に見られたもんだ。オレが金で動く男だと……」
まもるを妖艶に見つめると、局地的に効果テキメンな、このひと言。
「あなたが怪獣を倒してくれたら、私…………髪をまとめるわ。ポニテになってあげる」
「よしやろうすぐやろう今すぐやろう」
ポニテに釣られて、まもる快諾。チョロいっ!!
「ミニスカ白衣美人のさらつやポニテか……約束だぞ、忘れんなよ!」
「ええもちろん分かってるわ、だからちょっとこれ吸って休んでてね」
「あふンっ?」
美野梨はまもるの鼻に、何やら薬品を染み込ませた布をかぶせてころりと昏倒させると、ぎらん! 鋭利に輝くぶっとい針の注射器を取り出して、ふっふっふ……アヤシイ笑みを浮かべるのでした……!
「ゴアラは怒っています……」
手のひらの上で、小妖精さんは言いました。
「『紙とビニールが一緒になってるのは燃やせるゴミなのか、それともプラスチックなのか? どっちで出せばええんや……!!』と……」
「そうっ、そうなんだよー、あれって分かりづらいんだよー! 紙のラベルが張ってあるペットボトルとか、そのまま捨ててもいいのかなぁ、ってゴアラも葛藤してるんだよ……してるんですよー、多分」
ちっちゃい手乗りサイズの小妖精さんが、よくよく見ると
屑利 執
であることに気付いて。そんでもって彼が先輩であることに途中で思い至って、
春山 小枝
は急遽敬語へシフト。
いつも寝こけている彼女ですけれど、気付くと島中で怪獣が大暴れ! そして目の前には、ふんぞり返った小妖精さん……今日のはこれがまた、何とも、キョーレツにヘンな夢なのでした。
「ほえ……それじゃあ、ユーカリスは? あっちも怒ってるのかなぁ?」
「……………………知らん!」
「ひいいっ? ご、ごめんなさいぃ~」
怒られてしまいました。小妖精さんと言えど、何でも知っているというわけでもないようです。夢の中だというのに、融通の利かないことです。
「ともかく、寝子島に災いが起きる刻、大いなるハゲが呼び起こされる……」
「ハゲ?」
「こうなってはもう、寝子島を救えるのは、『ヌマタ』しかいないッ!!」
ばばん! 小妖精さんはぐぐっと拳を握り込み、力強く断言しました。
「ヌマタ? って何ですかぁ?」
「本土からやってくる寝子島の守護神、サラリーマン怪獣『ヌマタ』なら、必ずやゴアラとユーカリスを打ち倒し、寝子島に平和を取り戻してくれるであろう……さあ、召喚の儀式を!」
小枝の手のひらの上で、小妖精さんはおもむろに、ばばっ、しゅばば、ばばばばば! キレの良い踊りを披露し始めます。その小気味良い動きを見ていたら、小枝もついつい楽しくなってしまって、ぱあっと輝く笑顔が浮かんでしまいます。
「ヌマターヤッ! ヌマター……」
「あっ、この歌聞いたことあるかもー」
「では、一緒に歌うが良い。偉大なるヌマタを呼び出し、寝子島を救うのだ!」
「は~いっ」
小枝と小妖精さんは、くるくるくるり! 回りながら弾みながら、声を揃えて楽しげな歌を響かせます。
「「ヌマターヤッ! ヌマター コーチョーアタマ ピッカリコン キョートーカゲウスイ リジチョーイツモフツカヨイ……」」
以下、2番まで熱唱!
そんなこんなで歌い終え、召喚の儀式をつつがなくこなしたところで。しゅばばばば、びかーーーっ! 唐突に地面を走る光のライン、煌めく魔法陣!
「わー、すごーい! 何か光ったよ~!」
はしゃぐ小枝の手のひらの上で、小妖精さん、執はマジメーな顔で、鋭く言い放ちました。
「……………………来るッ!!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年07月12日
参加申し込みの期限
2016年07月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年07月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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