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ゴアラ対ユーカリス
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【激闘!】
地を駆ける、その勇姿。空を走る、頼もしきその姿!
寝子島住民の皆さんとて、何も黙って故郷を蹂躙されるばかりでは無いのです。怪獣たちに立ち向かおうという、そんな勇気ある人々もまた、この島には確かに存在していたのです。
「あ、あれはーーー……!」
曖浜 瑠樹
が指を指し、叫びます。
「……何だっけねぇ?」
「『対怪獣メーニャー光線車』。それに、寝子島防衛移動要塞ハイパーNX……いや、あれは『ゴアラvsアカシアンテ』に登場した、『ハイパーNX2』だ!」
怪獣映画好き、
佐藤 英二
はもちろん、兵器の名前だってドンピシャリ! ばっちり正確なのです。
「すごいねぇ! 怪獣、やっつけてくれるかなぁ?」
本当は、ちょっとかわいそうだけど……と、優しい瑠樹は心の中で思いつつ。モブ役らしくそう尋ねると、英二は神妙な面持ちを浮かべて、
「そうなると良いんだけど……」
まぁ、怪獣映画に出てくるああいう兵器って、大抵怪獣に壊されちゃうからなぁ……なんて、そんなお約束は口には出しませんでしたけれど。
日暮 ねむる
は乗り込んだメーニャー光線車を走らせながら、発車時にブツけてしまった頭をさすりさすり。
「痛たたた……思ったよりスピード出るんだなぁこの車。運転なんて初めてだから、加減が分からないや」
とは言いつつも、彼のドライブテクニックはこの短時間にずいぶんと上達していて、今ではどうにか真っ直ぐ走らせることができるようになりました。さすがの順応力であります。
「ふう、これだけ走れば、きっともう大丈夫……」
と、額に滲んだ冷や汗をぐいと拭った……その時に。
ぎゃおおおおおんっ!!
「ゴアラーーーっ!?」
破壊に伴う粉塵がもうもうと舞い上がり、視界が利かない中を走り回ったためでしょうか。寝子島をぐるりと一周した末に、彼は無情にも、怪獣たちのもとへ逆戻り!
「くっ……こうなったらもう、やるしかないッ!」
とはいえ、これでゴアラとも二度目の邂逅。いくらか冷静さを保つことができた彼は、すかさずアクセルベタ踏み、ぐおんと車を急加速させると、脱いだ靴をアクセルペダルに挟み込んで速度を保ったまま、後部の砲主席へと移動。
「セーフティ解除。エネルギー充填完了、照準セット……よし、いける!」
そう、この車はまがりなりにも、対怪獣用兵器。巨大なゴアラにも効果を発揮する、必殺武器が搭載されているのです!
「くらえーーーっ!!」
かちり、とトリガーを引き絞った瞬間。青白いメーニャー光線が帯を引いて、ずばばばばーーー!! っと炸裂! ゴアラはもちろんのこと、ユーカリスにカマラ、ヌマタにもずばばばどばー、まとめて一斉照射!!
「やった! これなら怪獣を倒せる……」
……とまぁ、その強烈な光条には、確かに一定の威力が認められたものの。ねむるが勝利を確信した、その時……ぐわし! やっぱりちょっと痛かったんでしょうか、なんとなく怒りに燃えているような、くりくりとしたつぶらな瞳で覗き込み、ゴアラはねむるの光線車を片手でキャッチアップ!
「ちょっちょっちょっ、待って! 待っ」
ぐいいいいんっと思いっきり振りかぶって、モフモフ毛皮の内側に秘められたパワーの全てをこめて。豪快無比な、オーバースロー!!
「うわあああああああああああああああ」
どぎゅーーーん! ねむるinメーニャー光線車は哀れ、きらりん! そのままお空の星となって、フェードアウトしてしまったのでした。
宮杜 ほのか
にとってその任務は、容易に達成することはかなわない、非情なる難関であったと言えましょう。
「任務その3、好きな相手に告白する……って、そんな相手いないよぉ」
ただでさえフクザツな身の上、しかもほのかはアイドル志望。人並みの恋愛なんて、これがサッパリ分かりません。
本部からの何とも酷な命令に、お色気シーンが功を奏して首尾よく配備された新兵器、『ハイパーNX2』に乗り込みながら、さてどうしたものかと頭を抱えていたところへ。
通信機から、彼女の声が聞こえました。
「誰だっていいじゃない。その想いこそが力になる……そういうものよ」
「羽生一佐……!」
羽生 碧南
は同時刻、倒壊しかけたビルへと駆け登り、怪獣たちの大乱闘を見据えながらに着々と、準備を進めていました。窓の向こうはちょうどゴアラの顔と同じ高さで、そして碧南には、課せられた使命がありました。
「対ゴアラ用弾頭、この『ニャドミウム弾』を打ち込めば、さすがの巨大怪獣だって……」
「えっ、何なら相手はゴアラでも構わん、って? そ、そんなこと言われても~!」
作戦本部からの無茶振りに、悩みに暮れるほのか……そんな彼女へ、碧南は歴戦のベテラン自衛官になり切って、余裕しゃくしゃく。ふっとひとつ微笑みながらに、諭すのでした。
「いいじゃない、ゴアラが相手でも。気持ちが入るのなら。それが、あなたの力になるのなら」
碧南は立ち上がり、がしゃり。無反動砲を構え、見据えます。窓の向こう……荒れ狂う、ゴアラを!
「さあ、いくわ……後は任せたわよ!」
「は、羽生一佐……!?」
照準はぴたり、ゴアラの愛くるしい顔面へ。ぎゃおおお、ユガーッ!! ずごごごご……時折襲う大きな揺れにも身じろぎひとつせず、慌てず静かに、落ち着いて。
引き金を引けば……しゅどんっ! 煙を引いて突き進む特殊弾頭『ニャドミウム弾』は狙い違わず、ゴアラの口の中へ!
「薬は注射より飲むのに限るよ、ゴアラさん!!」
ぎゃおおおおおおん!!
「羽生さああああああんっ!!」
その後、激昂したゴアラの放った一撃により、碧南の佇むビルは無残にも崩壊。彼女は最後の最後まで、不敵に、ひょうひょうと笑いながら殉職していったのでした……羽生一等陸佐に、敬礼っ!
ハイパーNX2による決死の猛攻撃が開始されたのは、その直後のこと。怪獣たちの真正面、上空数十メートルの高さを滞空しながら、バルカン砲にミサイル、ビーム砲による波状攻撃を、怪獣たちに雨あられ! どどどどずどんっと叩き込みます。
「羽生一佐のためにも……ほのか、任務を遂行します! 好きです、ゴアラさん! 付き合ってくださああああああいッ!!」
いちおー、それに巻き込まれたカマラとヌマタは正義の怪獣、ってことになってるはずですけれど……まぁ、熱いシーンなので言いっこなし! ということで。
ちなみに余談ながら、その光景を遠巻きながらに見つめる皆さんの中、
一条 紗矢香
が少々憮然とした表情を浮かべつつ、内心で疑問をぽつりと漏らします。
(ハイパーニャックスって名前の割に……思わず二度見しちゃったわ。何故にあんな、ダンゴムシのような形状なの?)
確かに、ちょっぴり可愛らしい名称からは程遠い、ずんぐりとしていまひとつ愛嬌に欠ける造形ではありました。
(だってニャックスでしょう? 猫耳がついた萌え萌え~な兵器かと思うじゃない)
なんて口には出さず、コッソリ心の中でつぶやいていたら、
椿 美咲紀
がタブレットをしゅばっ、叫びました。
「はっ……ゴアラがビームを撃つわ! ということは……NX2の真価が発揮されるのね」
「うん。ハイパーNX2といえば、やっぱりあれだよね」
と怪獣映画マニア、
佐藤 英二
もうんうんっ、うなずきます。
見ればダンゴムシ状のずんぐりむっくりな機体の前方、コクピットの真上に……ごうんごうんごうん。ぎらりと鋭く日の光を返す、三角形の、二枚の鏡が立ち上がりました。丸いボディに、まるでネコミミのごとく展開した必殺武器には、紗矢香もうむっとひとつうなずいて、
(うんうん。それでこそニャックスってもんよ……)
と、ひとまずご満足いただけたようで何よりです。
「さあ撃って、ゴアラさん! この『ファイニャーミラー』で、光線を跳ね返す!」
そんなわけで、ぎゃおおおおおん! くわわっと開かれたゴアラの口から照射される、強烈なゴアラビームッ……それを二枚の猫耳ミラーがバッチリ跳ね返して、ずばばばばばばば!! ニャックス2に追加された武装は、怪獣たちの放つ光線を跳ね返す、鉄壁の鏡でありました!
反射されたビームは、ヌマタとカマラにも同時にどばばばばんっとぶち当たりながらも、やがてその超高熱をユーカリスへと収束。熱に弱い植物怪獣はたちまち、ぼわっ! 燃え上がり、ユガー!? ユガガガーッ!!
「今だ、トドメを……任務その4! ほのか、ユーカリスに特攻しますッ!」
ブースター全開! ニャックス2は全速力で、燃え上がるユーカリスへ突撃……と。カッコよく最後のシーンをキメようとしたところで、ぴきぴきぴきん、本部からの通信が。
「……えっ、想い人に別れを告げるのを忘れずに? 想い人って、ゴアラ? 今!?」
悲しいかな、アイドル候補生なほのかには、そんなベタベタなシーンでもキッチリとこなさなければならない、絶対の義務があるのです……! というわけでして、
「くすん……さよなら、ゴアラ。来世で一緒になろうね……」
ごごごごご……ちゅどばばーーーーーーんっ!! ユ、ユガーーー…………ッ!!
ハイパーNX2、ユーカリスもろともに爆散! これにて任務完了ッ!!
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3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年07月12日
参加申し込みの期限
2016年07月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年07月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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