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ママパパパニック! 可愛いキューピットのいたずら
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「と、いった感じかしら」
「……なるほど」
3人それぞれの経緯を聞いて、八神は真面目に考察する。
朝鳥や桃川の推測通り、同時間軸で同級生たちの子供であることは考えられない。
そうなると、結論もまた桃川と同じだ。
ならば、今回の神魂は何をもたらそうとしているのか。
未来の子供がトリップしてきたのか。確かに少女たちはどこか自分の面影もある。
しかし、それにしては節操がなさすぎる。未来の自分が複数の女性と関係をもつとは考えられないし、考えたくない。
それに、未来からきたならかえって今の八神たちに違和感を覚えるだろう。未来の両親は相応の年齢であるはずなのだから。
今までも意味や目的が感じられない、ただの現象も多かった。経験上、こういう場合は特に大きな問題や影響が生じることはなく、やり過ごすだけでも解決する。
ならば、することはただ一つだ。
「よし。遊びに行こうか」
「どういうことなのだ、修ちゃん?」
「いや、神魂の影響があるにしても、こんなに慕ってくれているんだ。せめて楽しませてあげたいじゃないか」
そうだ。本来あり得ない存在である以上、終わりも予測できる。
ならばそれまでの間、たとえ仮でも家族として楽しんで欲しいと思ってもいいのではないだろうか。
「真央ちゃんも大賛成なのだ! 遊び倒すのだ〜!」
「のだ〜!」
後木とその娘が一緒に跳びはねる。その様子に微笑みながら、八神は周りにも声をかけた。
「やっぱり子供が楽しい場所は遊園地かな。桃川、朝鳥も嫌じゃなかったら一緒にいかないか」
「うん、いいかもね。私は行くわ」
「……あたし、も?」
「ああ。これも何かの縁だし。もちろん断ってくれても構わない」
朝鳥は躊躇うように視線を泳がせると、手を繋いだままの少女を見た。
「あなたは、行きたい?」
「……うん。ママとパパと一緒に遊びたい」
「そう……。行くわ」
子供の気持ちを優先した朝鳥に好感を覚えながら、八神はしゃがんで少女に視線を合わせた。
「君のお名前はなんていうのかな?」
「……ノゾミ」
「ノゾミちゃんか。今日はたくさん遊ぼうね」
「うん。パパ、ありがとう」
「パパ〜。マイちゃんもかまうのだ〜。遊ぶのだ〜」
「ありがとう、パパ。あたしはカスミです。とっても楽しみ!」
両手に1人ずつ手をつなぎ、一番背が小さく元気な少女を肩車して、八神は歩き出した。
内心、パパ連呼に苦笑いしながら。
「修ちゃん。結構似合ってるのだ。将来いいパパになりそうなのだ〜」
「そうね、意外に悪くないわよ、八神君」
「からかうなよ、真央、桃川」
他人から見ればどういう集団と思われるのだろうか。
八神は恥ずかしさを感じながらも、やめるつもりはなかった。
この子たちが「還る」まで付き合ってやろう。そう思う。
その日、八神と3人の同級生は、娘達がいつの間にかいなくなってしまうまで、遊園地で遊び倒したのだった。
最後の瞬間は誰も覚えていなかった。
4人がほんの少しだけ目を離した瞬間、綺麗さっぱり姿が消えていた。
残ったのは言葉だけ。
『楽しかった〜。またね! ママ、パパ!』
今度はどんな姿で、どんなふうに会えるのか。
分からないけれど、ちょっとだけ楽しみにしておこう。
夕暮れのなか帰路を歩みながら、八神は微笑みを浮かべたのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
阿都
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年07月03日
参加申し込みの期限
2016年07月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年07月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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