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猫、逃げる
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「この子、どうでしょう!」
にゃー。
椿 美咲紀
が手の中に抱えた黒猫の野良を示して住職へ問いかける。が、無常にもその首は振られてしまう。
「やっぱり違いますか……」
「もうちょっと、しゅっとして小さな感じだったように思うよ」
すまないね、という住職に、「いいえ――あ、でもお願いが!」と言う椿。
「なんだい?」
「この子もそうなんですけど……もし探しているのと違う猫を連れてきてしまっても、猫達へ軒下を貸してあげて貰えませんか? ここは時々雪も降りますし、雨も当然降るはずだし、この子達が、ここにもし逃げ込んで来たら、雨風をしのげる場所だよって、猫達が居ることを許してもらえると、嬉しいなって――どうでしょう?」
野良たちも、生きていくのが大変だと思うんです!
黒猫つながりも、何かの縁だということで。あ、ほらネズミ被害を防いでくれるかもですし、餌は、いくらかは寄付もできますし。
言い募る椿をしばしまじまじと見つめていた住職だが、ぷ、と噴き出すと、「あぁ、もちろんいいとも」と肯いた。
「猫はうちの本尊様のお使いでもあるしね、何より私も猫達は好きなんだ」
それに、と言って住職は椿の腕の中から黒猫を取り上げ、抱きかかえる。
「そんな嬉しそうな、お嬢さんを見ると、だめだとはとても言えないからね」
にっこり笑う住職の言葉に、椿ははっと我にかえって、少し頬を染める。
「ありがとうございます……! あ、じゃあまた私、探しに行ってきます!」
「うん、よろしく頼むよ」
嬉しそうに門外へと駆け出していく椿の背中を見送った後、「ほら、好きなところにいるといい」と声をかけ、住職はそっと庭へ放してやった。
放された黒猫は、その言葉がわかったのかどうか。
のそのそ、と数歩あるくと、軒先の庭石の上に腰をおちつけ、寝ころぶのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
蒼李月
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年06月27日
参加申し込みの期限
2016年07月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年07月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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