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猫が降る日
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青山 絢
は、寝子ヶ浜海岸に佇んでいた。
青い海、青い空、そして美少女。
絵になる構図だった。
人混みを避け、静かな海を眺めていると、小鳥が数羽、飛び立ってゆく。
けれどそんな一枚の絵画のような風景は、不意に壊される――当の本人、絢によって。
「アメンボ青いなあいうえおーーーーー!!!」
唐突だった。
周囲に人はいない。
絢だけだ。
それでもどこか気恥ずかしくなる勢いで、絢は叫ぶ。
「蓮花が咲いたら、瑠璃の鳥ーーーーーー!」
次々と叫んでゆく。
そんな絢の真上に、ふっと影が差した。
「猫が降ったら……え、猫?」
猫が空に浮かんでるよね?
ありえないよね?
信じたくない現実が、ぐんぐん絢の目の前に迫ってくる。
「あの猫、地面に叩きつけられて大怪我する!」
ありえない現実に思考が停止しかけたけれど、身体が動いた。
ぽふっと抱き留めると、猫はくりくりとした瞳をまぁるくして絢を見上げた。
「自分で落ちたわけじゃ無さそうね」
少し震えているのが分かる。
絢が寝子島へ来てから一年近く経つ。
思い返せば、一年で色々な事が起こった。
九夜山で猫まみれになったりしたことも懐かしい。
噂では空から魚が降ったりした事もあるようだから、猫が降ることもあるのだろう。
寝子島なら、きっと、普通。
「え? まさか、まだ降ってくるの?」
ふわりと上空に影が写る。
慌てて撫でていた猫を降ろし、落ちてくる猫の落下地点に移動する。
一体、何匹落ちてくるのか。
予想はつかないが、いま落ちてくる猫を助ける事は出来るはず。
ぽとぽとと降ってくる猫を、次々と絢は受け止める。
「……止まったかしら」
周囲を見上げ、よくよく目を凝らす。
うん、大丈夫。
もう猫の影は写らない。
「怖かった?」
最後に抱き留めたのは三毛猫だった。
絢の腕の中で、三毛猫は安心したように毛づくろいをはじめる。
ふと気がつくと、足元には助けた猫たちがすりすり、ごろごろ、甘え始めていた。
「ひぃ、ふぅ、みぃ……六匹ね。みんな無事でよかったわ」
発声練習どころではなかったけれど。
可愛い猫たちが無事なら、それにこした事はきっと無い。
もう一度、ぎゅうっと腕の中の三毛猫を抱きしめて、絢はゆっくり、猫達と戯れた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
霜月零
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年08月26日
参加申し込みの期限
2016年09月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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