アモーレ４アモーレ！｜リアクション

アモーレ４アモーレ！

　アキヒロ作の『お疲れごはん』を手に「一緒にいただこっか！」と雅人は微笑んだ。
　今日は十分に働いた。疲れたね、と二人して顔を見合わせて沢山の『ラブ』を食べ比べる。
「うひ～ありがと！　お疲れ様～」
「あ、よければ、ヴァレンシュタインさんもどうですか？」
　一緒に、と誘う雅人に老紳士は大きく頷く。
　甘い物、少し酸っぱい物。沢山のラブが籠められていて。自分のラブはどんなものなのだろうかと何となくはつねは呟いた。
「千鳥くんのラブはね～……甘くてまろやかで、真っ白。
　でも、子供っぽい味はしないってイメージある～。料理になるなら、練乳とか、かな？」
「はつねちゃんはね～、ふわふわで甘い綿菓子みたいなイメージだよー！」
　２人揃って自分はそんなのかな、と首を傾ぐ。
　まだ、しらない恋の味。何時か食べてみたいねと呟いて、もう一つ別の『ラブ』を食べてみた。

　――レストラン『アモーレ』。
　それでは、またのご来店をお待ちしております……。

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