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アモーレ 4 アモーレ!
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「美少年同士のラブがあったら美味しそうだけどな~~」
そうは言っても、薔薇も百合も何でもござれ。『チェシャ』先生はどんなものでもOKだ。
にゃんにゃんラボのサークル主たるチェシャこと
響 タルト
にとって、性別はあまり大きな壁でもない。
「あ、ムッシュくんも来てたんだ」
にゃんこたん、と手を振る
鎌八 まもる
の姿にタルトは柔らかに笑みを零す。
蜘蛛の姿に変身し、その足をかさりと動かしたまもるは結婚式を祝福するのだと楽しげにこしをくねらせた。蜘蛛がダンスを踊るとなれば、どこぞの国では褒め称えられ大道芸人として名も馳せられそうだが――ろっこんで変身した『人間』のまもるは、特段その様な事も気にするわけではない。
「クモのサンバ?」
「そ、クモのサンバ」
人間の姿に戻り、サッカーのユニフォームに身を包んだまもるは高名なサッカー選手の真似をするように腰をくねらせる。
そのダンスが何か合点が言ったタルトは「なるほど~」と大きく頷く。
レストラン『アモーレ』の空間に訪れる人々はどうやら自分の姿の変化に気付かない人間も居る様だ。サッカーユニフォームを纏ったまもるとセットで行動するタルトはチアガールの衣装に身を包んでいるようだ。
「このグラインドがキモでね、セクシーかつ角度的にも――って聞いてないね」
「ん? ボク、チアガールなんだなーって」
聞いてないと頬を掻いたまもるへとタルトは楽しげに笑みを零す。似合うね、と彼女の周囲をぐるりと回ったまもるは謎の洞察眼で「……いい」と仄かな趣味(せいへき)を呟いた。
「健康的な衣装とポニテのマリアージュ……至高の組み合わせだ」
ポニーテールとチアガール衣装の親和性は何たることだろうか。神が与えたもうた奇跡だというならばまもるは、「マイゴッド!」と両の手を空に伸ばしたくもなるものだ。
「折角だしオレ達もハッピーウェディングといく?」
「え? 僕と結婚?」
クリスマスにシーサイドタウンで過ごした二人にとって、『結婚』という未来は既視感があった。
ゴンドラの1つにウェディングケーキをカットしている二人の姿が見える――タルトがタキシードで、まもるがドレス。何とも珍妙な雰囲気になっていたが、
まさか、本当に
……?
「産婆? ん?」
何もしてないじゃん、と。タルトを丸い瞳で見詰めたまもるへと「違う違う」と言葉に『草』を生やす勢いで笑いかけたタルトは「できちゃった婚じゃないよ」とへらりと笑みを零した。
何とも言えない会話だが、二人の問答は何時もの通り。何気ない会話の中にひとつ、ふたつと楽しい事が産み出されるのだから。
「それとも、ムッシュくん産んでくれる?」
「え? 手つないだだけで子供が出来ない位はしってるけど、オレでも産めるの?」
問答の末、しっかりと着飾ったタルトとまもるは視た未来ではない、全く新しい未来を作りださんと奮闘していた。ハッキリと言えば、まもるがドレスではなくタキシードを着るという点が『新しい未来』なのだろう。
「――あの時の幻はオレが塗り替える。未来はオレ達でつくるもんだ。
あんなまやかしどおりになるわけがない。オレが君をエスコートする。かっこよくね」
ドヤ顔をしながら、しっかりとタキシードを選んでいた筈……なのだが。
周囲の係員の天使達がまもるへ着せたのはウェディングドレス。豪奢なレースをふんだんに使った一品に「どうして」とまもるが首を傾ぐ。
「まって。運命って怖い」
「んー? ムッシュくん、凄い似合うね!」
怯えていても仕様がない。それでも、まんざらでもない似合い方をする自分に戦慄する訳でもなくつい見惚れるまもる。これも一つの幸せの形なのかもしれない――が、しっかりとタキシード姿となったタルトが「似合うね」と笑みを零すものだから、エスコートされるのだって悪くないし、
「タキシードにポニテ……悪くない」
……納得できる彼も凄いが、それに喜ぶタルトもまた凄い。お似合いだと言わざるおえない二人の会話は、喧騒によって掻き消される。
剣達三人の披露宴となったアモーレ店内。世にも珍しい『三人』の結婚式に「ムッツルギくんたち三人で結婚式? 気になるー」と素直にも体をそわりと動かしている。
「待て他所様の式を邪魔しちゃいかん。ほら、これ」
ラブで出来た『星屑』――それで作り上げた苺のタルトは、まもるのポニテ愛が籠められる。
美味しそうと笑って、あーんにも応じるタルトを見詰めたまもるは「なあ」と声を歓喜に震わせた。無論、将来の夢と思わし気レベルの事柄が叶わんとしているのだ。これが、喜ばずにいられるものか!
「結婚式って、キスしていいんだよな? ポニテにキスとかも……ありかな?」
ヴェールをそっと上げ、ドレス姿のまもるが緊張に心を震わせる。
ポニテにキス。何とも言えない『夢』に引く事もなく、ポニテ愛の料理が食べられるならとタルトは快く了承した。
「じゃ、練習していい?」
――緊張に心が打ち震える。
ヴェールを上げ、タルトの肩口に掌を添えたまもるが口付け様と顔を近づけ、何処からか嵐が吹き荒む。
ひひ、と奇怪な笑い声が聞こえ『愛を邪魔する』事を楽しむ瓢の愉快に打ち震えた拍手が響く。
「くっ、夢にまで見たポニテキスが――!」
愕然としながら、風によって阻まれた夢を追いかける様に手を伸ばす。
いや、此処で叶ってしまっては夢が夢で終わってしまう。現実世界でタルトに許可を貰い口付けるべきなのかもしれない。
ポニテキスの事は残念だが新婚さんだ。折角の楽しみを此処で終わらせる訳もない。
「オレの天馬で銀河の果てまで行こう。2人でそう、どこまでもさ」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
日下部あやめ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
恋愛
SF・ファンタジー
定員
30人
参加キャラクター数
28人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年06月09日
参加申し込みの期限
2016年06月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年06月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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