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寝子島高校
【星幽塔】酒場にて →飲む →話す →外に出る →脱ぐ
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人で賑わうサジタリオの広場で。
獅子目 悠月
は呆然としていた。
(さっきまで学校にいたはずだが……)
女の子の声が聞こえて。気が付いたらこの広場にいて。
それもただの広場ではない。暗闇に浮かぶ石畳が美しいヨーロッパの様な風景。そこに中世風の衣服を着けたたくさんの人々が行き交っている。驚く事に、その中には明らかに人ではないモノも交じっていた。
<お願いなの! 竜を倒して、オーブに火をつけてほしいの!>
頭の中で響いていた不思議な声を思い返しながら、悠月は自分の格好を見る。手には竪琴、上品な中世風の衣裳。それは物語の吟遊詩人のようだった。
悠月はぽりぽりと頬を掻く。もう寝子島に住んでから、不思議現象には慣れっこになっていた。いつの間にか彼に宿った星の力とやらは、狩人の光。弓矢が強くなる力だ。
(竜退治しろって言ったって、竪琴じゃ矢を射る事はできないだろう……)
ポロン。持っている竪琴を弾いてみる。その軽やかな音は思いの外悠月を元気づけた。
「……幸い手元には楽器があるし。まずは情報を集めるとするか!」
広場はなんだか騒がしい。悠月は落ち着いて周囲の話に耳を傾けてみた。人々の口に上るのは、フランチェスカ達の攻城作戦の噂ばかり。悠月は彼らに声をかけ、この攻城作戦の事やサジタリオ城の事を訊いて回った。そしてある程度状況を頭に叩き込むと、広場の真ん中でおもむろにポロンポロンと竪琴を弾き出した。
「サジタリオの皆様方。にっくき黒竜が討伐されるという噂をご存じか? 心震えるフランチェスカ様の心意気。皆様のお耳をご拝借!」
そう流れる様に口上を述べると、悠月は竪琴を弾きながら、即興で討伐隊を鼓舞する歌を歌い始めた。
悠月の伸びやかなテノールが異世界に響く。途端に悠月の周囲に人だかりが出来、悠月が歌い終えた時には、大歓声と拍手が彼を包み、悠月の前にたくさんの硬貨が飛んできた。
(うん、これでだいぶ稼げそうだな。何曲か歌えば弓も買えるだろう)
そう思いながら次はどうしようか考えていると、観衆から声がかかった。
「吟遊詩人さん、他のヤツは出来ないかい?! 俺は初代城主の悲恋話が聴きてぇんだけど」
悠月は少し首を傾げたが、すぐに微笑んだ。先程話を訊いて回った時に、その話もあった事を思い出したのだ。
「承りました。貴方の好きな音楽を奏でましょう」
そう言って悠月は上品にお辞儀をする。そして今度は先程とは違い、彼の竪琴から物悲しい調べが奏でられ、悠月のしっとりとした歌声が再び観衆を魅了し始めた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
KAN
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
65人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月29日
参加申し込みの期限
2016年06月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年06月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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