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【結果発表!】
イベントも、いよいよ大詰め。『ニャンプラ選手権』の結果が発表されるとのことで、ステージ上には司会者や数名の審査員が顔を揃え、周囲には続々と観客が詰めかけておりました。
出展者たちもどきどき、キンチョーしつつ見守る中。司会者さんがマイクを審査員たちへと向けますと、まずは彼らが、各作品についてのコメントを述べ始めます。
プロのモデラーさんだという男性が口を開き、
「作品名、『激闘の後』。
宇佐見 望月
さんの作品ですね、これは大迫力! 話題沸騰のライデンボルトより、第一部のクライマックスを完全再現! と言ったところでしょうか。吹き飛ぶパーツやダメージ表現の妙技に、ニャンダムへの並みならぬコダワリと愛を感じてしまいます。お見事!」
とぱちぱち、拍手を贈ると、観客席からもつられて手を叩く音が届きます。
イベントにひとつ華やかな彩りを添えているグラビアアイドルは、ニャンダムのことはあまり知らないそうですけれど、
「私は、この『キューピッド☆ズニャ』がすごく印象に残ってます。作ったのは
本条 小萩
さん、女の子らしくハートがいっぱいで、かわいい~♪ この、ズニャ? っていうロボットも、ミサイルがいっぱいだけどなんだかころころしてて、可愛らしいですね。カッコイイニャンダムの世界に、こんなにキュートなロボットが登場したら、楽しいですよね♪」
独自の視点ながら、大絶賛です。
いわゆる『ニャンダムモノマネ』で有名な芸人さんは、興奮気味に作品を指差して、
「ボクはやっぱり、
三宅 葉月
さん作の『Die grünen Teufel』ですね! 設定でしか知られてないアノ機体を、実際にこの目で見られるなんて、感動です……! もうこれが公式設定、ってことでいいんじゃないですか? これがキット化されたら、ボク買っちゃいますよー! ねえバンザイニャムコさん、お願いできませんかねえ? ダメ?」
なんて、本業も忘れてののめり込みっぷり。
「こっちの『ruins』、
旅鴉 月詠
さんの作品は、もはやひとつの世界観を作り上げていますね。ニャンダムの歴史を越えて、その遥かな未来にまで目を向けさせてくれる、スケールの大きい作品に仕上がっていると思います。朽ち果てているニャク改はもちろん、その他の造形物のクォリティも高いですよ、これは素晴らしいです!」
「今回の最年少参加者、
苑下 ちか
ちゃんはなんとなんと、まだ7歳! 若いですねー、ピチピチですね! ちかちゃんの『モグラッガイ』は、ドリルがたくさんたくさんついていて、とっても強そうです。このドリルで、たくさんのニャンダムをびしばしやっつけて、おまけに口からはマグマをびゅーって吹いちゃうそうです。かわいい~♪」
「ボクのもうひとつのお気に入りは、
佐藤 英二
さんの『ニャク(砂漠戦仕様)』です! 砂だらけの荒野に漂う、むせるような鉄錆と硝煙の臭い……これは男のロマンですよ! あちこちに残る傷跡や、歪に曲がったフレーム、補給が追い付かず色も揃わない装甲版……でもそれは、激戦をくぐり抜けてきた証で、勲章なんです! いやーもう、たまりませんね!」
などなど。それぞれにテンション高く、各作品を紹介してくれた後に。
司会者さんが、いよいよ! 声を張り上げまして。
「いずれ劣らぬ素晴らしい作品が揃いました……けれど最優秀賞に輝くのは、この中からたったひとつだけ! 果たして優勝の栄冠は、誰の手に……!?」
途端。ばちん! と照明が落ちて、場内は真っ暗闇に。そこへ、きらきらぴかん、灯るまぶしいスポットライト。
いくつもの光の帯がしばし、あたりをぐるぐる、ぐるりと周回し……やがて、ひとつのニャンプラへと収束。暗がりの中へと、ぽっかり! 浮かび上がらせました。
「『ニャンプラ選手権』in 寝子島、最優秀作品に選ばれたのは………………
旅鴉 月詠
さんの、『
ruins
』!!」
瞬間。わあっ……! という歓声が響き、ぱちぱちぱち! 轟くような盛大な拍手が、場内を埋め尽くしました。
呼ばれた月詠はと言いますと、しばらくぼんやり、
こーんなお顔
をしておりましたけれど。
「…………おお! 私じゃないか」
やがて司会者さんに招かれて、ぱたぱたと壇上へ登ります。
「出展された作品はどれも本当に力作揃いで、審査は困難を極めました。その中で、旅鴉さんの作品は特に、ニャンダムの世界で描かれる激しい戦いと人間ドラマ、その未来が指し示す光景、人類の隆盛や衰退……様々なテーマを内包する、とてもスケールの大きな作品になっていたかと思います。緑にあふれた美しい世界観の表現、リアリティを感じさせる造形のディテールも、実に秀逸でした。素晴らしい!」
「最優秀賞を獲得した旅鴉さんには、こちら! 近日発売予定の最新ニャンプラの限定バージョン、『希望戦士ニャンダム ライデンボルト 1/100スケール ニャトラズニャンダム・限定クリアホワイトバージョン』を差し上げまーす! おめでとうございまーーーす!!」
ひと言コメントをどうぞ! と司会者さんにマイクを向けられると、月詠はぱちくり。目をしばたかせた後に、
「優勝か……本当は、本物の植生を使いたかったのだがね。今回は、制作期間や保存の関係で断念せざるを得なかったのが、個人的には惜しいところだ。しかしその分、細部にはこだわりをもって作らせてもらったよ。それが評価されたというのは、素直に嬉しいところだね。ありがとう」
賞品の限定キットを受け取ると、会場を埋め尽くす拍手はますます大きくなって、ぱちぱちぱちぱち!
望月は手を叩きながらも、壇上の月詠、ことに彼女の抱えた大きな賞品に、目が釘付け。
「うおーっ、ライデンボルトの新しい主人公機、ニャトラズガンダムじゃねーか! しかも限定版……い、いいなぁ!!」
「でも、展示されてた通常版の試作品も、かなり良い出来でしたよね」
と、先ほど一緒に、空いた時間で最新ニャンプラの展示を見学した英二の言葉にも、もちろん異論なし。こくこくとうなずいて、
「おう! 発売されたら絶対に買うぜー!」
「僕もです。でも、今はともかく……」
ふたりそろって、場内へうねるような歓声に乗せて、
「「おめでとーーー!!」」
叫びながら、盛大な拍手を贈りました。
隣では、
三宅 葉月
も控えめながらに拍手をしながら、
「優勝作品以外も、なかなか見応えがあったわね……」
クールな彼女も、あたりへムンムン立ち込めるこの熱気には、どこか当てられてしまったかのよう。頬を火照らせて、口元へはうっすら、笑みを浮かべているようにも見えました。
「うん、全くだね」
葉月へ同意してうなずいたのは、
鷹取 洋二
です。
「鷹取先輩、優勝できなくて残念でしたね……」
隣で、
羽生 碧南
はそう言ったものの。けれど彼は驚くほどあっけらかんとして、
「いやいや、順当な結果さ。それより、みんなの素晴らしい作品を見て、更に創作意欲が湧いてしまったよ! どれ、あっちのニャンプラコーナーで、次なる作品のモチーフでも探してみるとするかな」
「あ、私も行きます……!」
親しげに並んで歩いて行くふたりを、葉月は肩をすくめて見送ると。ふと、自分の心もまた同じように、次なる作品のモチーフを求めていることに気付いて、ニャンプラコーナーへと足を向けました。
ステージ周辺の盛り上がりを、遠巻きに眺めた
毒島 虹子
。
「楽しかったですわね、ホビーフェスティバル。おかげで、たくさん刺激を受けられましたわぁ」
精巧なフィギュアの服飾デザインは目を見張るものがありましたし、いつも遊んでいる『ニャンカツ!』の新作をプレイしたり、キャラクターグッズを眺めて楽しんだり。思いのほか、充実した一日となったようです。
「さっ、この熱気が冷めてしまわないうちに、帰って新しいデザインをしませんと♪」
手にはひらり、『ニャンカツカード』。表面にプリントされたイラストには、虹子のマイアイドルが、桃色の髪を揺らしながら微笑んでおりました。
曖浜 瑠樹
と
多喜 美律
は、かわいいぬいぐるみやらゆるキャラをこれでもかと見ることができて、大満足!
「サンマさんもマンボウくんも、ぐるみんじゃーも見られて良かったよぉ。楽しかったねぇ!」
「ええ、すっごくね! あー、どれも発売日が待ち切れないわ!」
今日に見た新製品が発売されたなら、ふたりのお部屋もますます賑やかになることでしょう。
夜海霧 楓
は、見慣れた金色の頭へ、ぽむっと手のひらを乗せて、
「やーっと見つけたぞ、ちびすけ」
はぐれてしまった同行人は、あちこちで様々なオモチャを見たり触ったりしてきたそうで、
「ああ? 楽しかった? ……そりゃ、良かったな。ほれ、また迷子にならんうちに、帰るぞ」
楓自身もなんだかんだと、ニャンプラを眺めてあれこれと批評するのを、いつの間にやら楽しんでいたようですけれど。ひとまずは保護者の威厳を保ちつつ、手を取って出口へと向かいました。
ちかもまた、小さな手を小萩へと差し出して、
「ねーちゃん、一緒にかえろー」
「では、おうちまで送りましょう。ちかさんは、どこに住んでるんです?」
「つちんなか」
「ぬー、それはまた、ずいぶん遠そうですね!」
なんて言いつつ、きゅうっと手を繋いで。小萩は星ヶ丘の『苑下工務店』まで、ちかを送り届けてあげたのでした。
『寝子島ホビーフェスティバル』! その会場にて発表された、多種多様なオモチャたちが実際に発売されるのは、もう少しだけ後のこと。
わくわくと胸を高鳴らせて待つ子どもたち……いえいえもちろん、もうちょっと大きなお友だちの皆さんも。それらが発売日を迎え、彼らの手に渡ったその時には、きっとたくさんの笑顔を生み出してくれることでしょう。
サンマさんぬいぐるみも、ぐるみんじゃーもおさんぽマンボウくんも。新作ニャンプラも、イケメンフィギュアもニャンカツグッズも……皆さんの手に届くまで、もう少しの辛抱です!
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あとがき
担当マスター:
墨谷幽
ファンレターはマスターページから!
墨谷幽です。『寝子島ホビーフェスティバル』のリアクションをお届けいたします。
今回は、オモチャをテーマに取り上げてみました~。
今でこそそういったものを手にする機会もめっきり減りましたけれど、昔は墨谷も、オモチャには夢中でした。特に印象に残っているのは、戦隊もののロボットとか(そーとー古いヤツですけれど……)、ブロックトイの大きな帆船とかでしょうか。
デジタルなゲームにハマるようになってからは、そうした実物からは徐々に離れてしまいましたけれど、やっぱり子供心に、『手で触れて遊べるリアル感』というのは大きかったのだと思います。
今のオモチャは本当に色んなものがあり、そのクォリティもものすごく上がっていて、子どもだけではなく大人もうならせてしまうようなものが、たくさんありますよね。
ちょっと前に『これはスゴイ!』と驚いたのは、プロジェクションマッピングと実物の砂を使った、デジタル砂場? とでも言うような商品でした。子どもが砂で山とか谷とかを作ると、そこにパッと色が付いて、本物みたいに見えるんです。時には雨が降って砂の低いところに水が流れたり、山に虫が飛んできて止まったり。
オモチャも時代とともに進化して、自分が子どもの頃に感じたような『リアル感』も、今の子どもたちの感覚とは違うものなのかも……なんて執筆しながらに考えて、ちょっぴり不思議な気分になったりしました。
『ニャンプラ選手権』には、皆さま力作をありがとうございました!
どれも本当に素敵だったり、面白かったり熱かったり、甲乙つけがたかったのですけれど、最終的には情景がイメージしやすく、美しいシーンが目に浮かんできた作品を選ばせていただきました。おめでとうございます!
惜しくも選に漏れてしまった方も、イベントの賑やかな雰囲気を楽しんでいただけましたら、幸いです~。
それでは今回も、ご参加いただきまして、ありがとうございました!
またの機会にお目にかかれますことを、心よりお待ちしております~。
お疲れさまでした!
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墨谷幽
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月27日
参加申し込みの期限
2016年06月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年06月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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