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【広がるニャンプラの輪!】
三宅 葉月
。彼女のどこか謎めいた佇まいと、国民的人気ロボットアニメの取り合わせは、きっと誰しも意外なものに思えたことでしょう……けれど実のところ、葉月はニャンダムと、大いに関わりがあったりするのです。
(あの時の
アシスタント
で、その魅力を教えられたのよね……)
漫画家、宵宮 零こと瓜山 レイが作画を担当するコミカライズ版、『希望戦士ニャンダム ライデンボルト』。葉月はその制作現場にひょんなことから携わり、作業のお手伝いをしたことがあったのでした。
ニャンダムの魅力と言いますと、重厚な人間ドラマや、複雑に練り込まれた世界設定、登場するメカニックのデザインなどなど、多岐に渡ります。葉月はそれらにアシスタントとして触れるうち、中でも作品に息づく奥深く精緻な世界観や、ニャンダムを始めとしたロボットたちの洗練された機能美に、すっかり魅了されてしまったのでした。
そしてもちろん、そんな貴重なアシスタント経験は、今この場に出展されている彼女のニャンプラにもまた、大いに影響を与えているのです。
「おっ、これは……森林戦仕様、ってところか?」
「君が製作者かな」
まじまじと覗き込んだ
夜海霧 楓
、傍らに立っていた葉月へ尋ねた
旅鴉 月詠
へ、こくりとうなずき返します。
目に優しいグリーンカラーに塗られ、無数の枝葉でカモフラージュされたニャク改……そこへ冠するタイトルは、『Die grünen Teufel』。緑の悪魔、とは敵対する共和国軍の兵士たちによって、この機体を駆るパイロットに与えられた異名なのだそうです。
「欧州戦線での激戦地のひとつ、『シュヴァルツヴァルト攻防戦』において、ラクシーン公国軍のエース、リーゼロッテ・ケストナー中尉はこの機体で密林に潜み、狡猾な戦術と水際立った操縦技術をもって、共和国軍の部隊を恐怖に陥れた……結果、ついたあだ名がこれ。1stニャンダムの設定にのみ存在する機体を、私なりの解釈で再現してみたの」
「へえ。森林ってのは大規模な軍隊の行軍には向かない、こんな巨大兵器ならなおさらな。だが、こいつはその中でも、ゲリラ戦に特化した装備を施してるわけだ」
ニャンダムファン目線ではなく、あくまでリアリティ思考で作品を品評している楓も、うむっとうなずきます。
「といっても……最後は結局、物量に勝る共和国軍に押し切られて、撃破されたリーゼは生死不明のままになってしまうのだけど」
「それで、このひと言がきっと、彼女の最期のセリフ……だったりするのかな?」
月詠の指差した先には、作品名の下に付随されているひと言コメントがありました。
『悪魔って、どんな風に見える?』
葉月は深くうなずいて、
「本当は、リーゼ自身は故郷や家族を守りたいだけの、ただの気丈で優しい女性だったのかもしれないわね……たとえ、敵国の兵には悪魔と呼ばれようとも」
「うん、なかなか想像力をかきたてられるモチーフだね」
「ニャンダムってのも案外、理論や技術の考証がしっかりしてて、奥深いもんなんだな……」
おかげで楓にも、ちょっぴりニャンダムそのものに、興味を抱いてもらうことができたようです。
エキセントリックな独自性を持つ作品を出展した
本条 小萩
と
苑下 ちか
も、並んだニャンプラたちを見学。どれもこれも、それぞれに違った特徴や見どころがありまして、眺めていて飽きることがありません。
「これが英二さんのニャンプラですか!」
佐藤 英二
の砂漠戦仕様ニャク改、渋みのあふれたカーキ色の装甲を、小萩は興奮気味に見つめます。
「さすが、小萩にニャンプラを布教してくれた英二さんの作品です! 本格的ですねー、実戦用っぽくて強そうです」
「ありがとう。本条さんのオリジナリティには叶わないけど、僕なりのリアリティを追及してみたよ」
ニャンプラを通じて縁が出来たふたり。互いの作品について語り合うのも、何とも楽しいのです。
ちかは
宇佐見 望月
の大規模ジオラマ、その迫力に圧倒されてしまったようでして、ぽかん、と口を開けました。
「すごいなーこれ、ぐわーってなんてどかーんなっとる。にーちゃんさては、ニャンプラのプロやな?」
「いや、さすがにプロじゃねーけどな。けど俺様の全てをこのニャンプラにぶち込んだんだ、自信作だぜー!」
ちかのドリルいっぱいモグラッガイもなかなかのインパクトですけれど、あくまで正統派な望月の作品だってもちろん、負けてはいません。
羽生 碧南
と
毒島 虹子
は、
鷹取 洋二
に誘われて、彼のニャク改を見学。周りにあふれる素晴らしい作品の中にあっては、あまり飾りのない彼のニャク改は埋もれがちではありましたけれど、
「でも、ところどころに鷹取先輩のセンスを感じますよ。私はこれが好きです!」
「ロボットにも、ふさわしい装いというものがあるんでしょうか? 纏まりを感じますわねぇ」
「そうかい? ありがとう」
なんて碧南と虹子のコメントに、洋二はほくほく顔。
「あら……すごい。ニャンプラって綺麗なのねー」
ほうっと吐息。つぶやいた
多喜 美律
が見つめたのは、月詠の美しいジオラマに、深いドラマを感じさせてやまない、葉月の森林戦用ニャク改です。並んだふたつはどことなく、相乗効果? ニャンプラを初めて見る
曖浜 瑠樹
も、
「すごいねぇ、カッコイイなぁ……」
何だかんだで引き込まれて、興味津々だったりするのでした。
と……そこへ。ぴんぽんぱんぽーん! スピーカーから鳴り響く、軽快な音。
「ただいまより、特設ステージにて、『ニャンプラ選手権』の結果発表を行います。力作ぞろいの中から、最優秀作品に選ばれるニャンプラは、一体どの作品なのでしょうか……!? 皆さまどうぞ、ステージへお立ち寄りくださいませ。繰り返します、ただいまより……」
そんなアナウンスが流れると、ニャンダムファンやニャンプラビルダーたち、それにあまりニャンダムを知らないような人々も、揃ってぞろぞろ。会場の端っこに設営されたステージへ、移動を始めました。
「……行ってみましょうか」
ここで会ったのも、何かの縁というものかもしれません。葉月がひとりごとのようにつぶやくと、楓と月詠もうなずいて、彼らは並んでステージの観覧席へと向かいました。
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担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月27日
参加申し込みの期限
2016年06月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年06月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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