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【ゆるゆる、ほわわ~ん】
「わぁぁ……ぐるみんじゃーだぁ!」
曖浜 瑠樹
はとてててっと駆け寄って、むぎゅっ!
「あら、かわいいわね! ぐるみんじゃーっていうの?」
「うんっ、『縫いぐるみ戦隊ぐるみんじゃー』って番組でねぇ。着ぐるみ姿に変身したぐるみんじゃーたちが、可愛いんだよぉ♪」
にっこり、にぱー! と輝く笑顔には、一緒に見物中の
多喜 美律
も思わず、ほんわかしてしまいます。
「いいねぇ、和むなぁ……って、あっ」
と、周囲のお客までもほわんほわん、和ませてしまう瑠樹のろっこんが、うっかり発動……人目も多いこんな場所なので、効き具合はそれなりではありましたけれど。
何しろ瑠樹くん、『ぐるみんじゃー』には大いに思い入れがあるのです。思い出すのは、
夏のネコミケ
でのこと……何やら奇妙ななりゆきの末、彼は縫いぐるみ戦隊の司令官、『ぐるみんお兄さん』として大活躍! とっても楽しい思い出なのでした。
ふかふかのぐるみんじゃーたちを、美律もふわふわむぎゅっ。
「確かに可愛いわぁこれ、あたしもファンになっちゃいそう♪ ……あらっ?」
ふと美律は、隣のブースにある新商品を見つけて、はっとして目を見開きます。
「あ、あれは……! ねえ見てみて、あそこにあるオモチャ!」
「どれどれぇ? あっ……!」
とてとて。とてとて。かたかたかた。
そこにあるのは、マンボウくんをモチーフにした新商品……その名も、『とてとておさんぽマンボウくん』!
「マンボウくんだぁ♪」
「これ、ちょっと話題になってたのよねー」
おさんぽマンボウくんはゼンマイ式のちょっぴりレトロ感覚なオモチャで、背中のゼンマイをくりくりと巻いてから、ちょこんと地面に置いてあげますと……とてとて。とてとて。かたかたかたと、歩き出すのです!
「わぁ、マンボウくんが歩いてるよぉ!」
おまけにマンボウくんらしく、とてとてとて……きゅうっ! こてんと転んで、目を回してしまいました。
「きゅうって鳴いた、かわいい~~~! これね、ゼンマイが切れるまできちんと歩き切れたら、何か良いことがある! って、噂になってるのよ」
「そうなんだぁ! かわいいねぇ、和むなぁ♪」
とてとてとて……きゅうっ!
サンマさんの特大ぬいぐるみも、ぐるみんじゃーもおさんぽマンボウくんも、すぐにでも欲しい、買って帰りたい! と思ってしまいますけれど。惜しむらくは、まだまだ発売前ということでして、
「うーん、これは発売日が待ち遠しいわね。帰ったらすぐに、ネットで予約しておかないとね!」
美律は、ぐぐっ! と決意。可愛いもの好きとして、逃すわけにはいかないのです!
そんな風に、ふたりがかわいいものづくしな場内を歩いておりますと。何やら楽しげ、ノリノリなリズムが聞こえてきます。
「このあたりはゲームのコーナーみたいね……あら、何かしらあれ?」
「『ニャンカツ』? って、なんだろうねぇ?」
フリフリなドレスを着た女の子のイラストが描かれたパネルには、『コスチュームを着替えて、あなたもアイドルデビュー!』なんて、きらびやかなキャッチコピーが踊っています。
「わぁ……あのお姉さん、すごいなぁ」
ゲーム筐体の液晶画面に流れる音符に合わせて、ぱかぱか、ぱちんっ! テンポ良くボタンを押しているのは、
毒島 虹子
でありました。その手さばきときたらこれがなかなか、慣れたもの!
お隣では、
羽生 碧南
が賑やかにそれを応援していて、
「すごいすごい! あなた上手いのねー」
「ふふ。年甲斐も無くカードを集めたり、こうして筐体を見かけたらゲームをしていますのよ、私」
『ニャンカツ!』は、自分だけのアイドルを作れる! というのがコンセプトのトレーディングカードゲームで、ドレスやアクセサリーなどの様々なカードをコレクションし、それらを使って、画面上のアイドルを自由にコーディネートすることができるのだそう。
思うまま自分なりのコーデを決めたら、リズムゲームでダンス! 虹子がボタンをぱかぱかとタップするたび、画面の中ではアイドルコスチュームの女の子が、くるり、ひらり!
瑠樹と美律も、思わず足を止めて見入ってしまいまして、
「わぁ、すごいねぇ、上手いなぁ!」
「へぇぇ、こういうのもけっこう面白そうじゃない」
ぱちぱちぱち! と拍手。ギャラリーに気付いた虹子も、ちらりと振り返って、にっこり!
「あら、応援ありがとうございます♪」
ぱーんっと華麗にタップ、アイドルが長いスカートの裾を翻しながらにくるりっとターンして、フィニッシュ!
画面の中でにっこりと笑うキャラクターは、虹子自身がコーディネートを施した、いわゆるマイアイドルだそうでして、
「服飾専攻っていうだけあって、センスが良いのねー」
碧南は感心して、つぶやきます。
「ふふ、ありがとうございます。この子はみんなに注目されるのが大好きな、ちょっぴり不思議な女の子、なのですわ。私の思ったとおりに、歌ったり踊ったりしてくれますの♪」
ピンク色のウェーブロングに、うっすら笑顔。ついとスカートを両手で吊り上げお辞儀をした、どこぞの深夜番組で見かけたようなマイアイドルを、虹子は微笑ましく見つめました。
「おや? 羽生くんじゃないか」
振り返ると、碧南のところへやってきたのは、
鷹取 洋二
です。
「あれ、鷹取先輩も来てたんですね!」
「うん。僕はあっちのニャンプラ選手権コーナーに、ニャク改を出展しててね」
「にゃくかい?」
ゲーム関連ブースのお隣、ニャンプラ展示ブースを指差した洋二……偶然にも出会ったその横顔を、碧南はちょっぴり、じいっと見つめてしまいます。
ちらり、思い出してしまいます。
クリスマスの日
に、先輩の奏でるヴァイオリンのメロディに乗って踊った、素敵な思い出を。
あの夜の先輩は、なぜだかいつもより、カッコ良く見えてしまいました。
「……というわけで、見ていくかい? ニャンプラというのも、なかなか面白いものだよ」
そんな過去の洋二と、今の洋二が不意に重なって、碧南を真っ直ぐに見返したもので、
「えっ? あ、そうですね! 先輩の作品、ぜひ見せてください!」
少しだけ慌てながらも、碧南はこくり。ついでに傍らの虹子と、
「ニャンプラ……って、何だろう? オレたちも見てみようかねぇ?」
いくらか興味があるらしい瑠樹、すっかりその付き添いのようになっている美律も一緒に誘って、ニャンプラコーナーを覗いていくことにしました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月27日
参加申し込みの期限
2016年06月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年06月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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