this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
寝子島少年科学団の、バック・トゥ・ザ・クリスマス
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
…
13
つぎへ >>
【食べ盛りなふたり】
「おーっ呉井、こっちこっち!」
寝子校の学食にて、お昼のひと時。ぱたぱたと手を振る
楢木 春彦
の姿を見つけて、人ごみの合間を抜けて駆け寄った
呉井 陽太
は、細目をますます細めてきょろきょろ、周囲を見回します。
「あれぇー……春彦君、なになに? ナニコレ?」
「何だか記念とかで、今日は学食がバイキング形式だってさ! こりゃ、食いまくるしかねぇだろーっ」
にっぱーっ! と晴れやかな笑顔。春彦の目の前のテーブルにはずらずら、ずらり……照り焼きチキンにポークソテー、ローストビーフなどなど、香ばしい匂いが立ち昇るお肉料理の数々が、てんこもり! 隣には既に空になったお皿がずずんと積み重なっておりまして、何とも気持ちの良すぎる食べっぷりなのです。
そしてそんな光景を眺めていたら、きゅるるるるん。切なく鳴った、陽太のお腹。
「良く分かんないけど、美味しそうなのがいっぱいだし。オレももぐもぐーっと食べちゃおっと♪」
「おう、腹いっぱい食おーぜ!」
いつもの学食メニューに加えてクリスマスっぽい料理が並ぶテーブルから、陽太はローストビーフやさっくりエビの天ぷらを、お皿へひょいひょい。春彦もお肉のお代わりをどさどさ、どっさりと乗せて席へ戻ると、
「「いっただきまーす♪」」
ぱくりっ、もぐもぐ。
「んむ、うま、んま……チキン美味ぇーーー! っつーかビーフもポークも、全部美味い!」
「うん、この天ぷらも、衣がさくさくでエビはぷりぷり、美味しいよぅ♪」
「マジ? そういや天ぷらはまだ食ってなかったな、ひとくちーっ」
「いいよぅ、じゃあ代わりにチキンもらうねぃー」
なんて互いにお料理をシェアしたりもしつつ、忙しく手を動かしては次々に口に放り込み、ぱくぱく。ぱくり!
「「うンまーーーいっ♪」」
なぜだか突発的バイキング形式な本日の学食には、多くの生徒たちが詰めかけてわいわいがやがや、大賑わい! 料理は豊富に用意されて、無くなったそばから後から後から追加がやってくるもので、食べ盛りな学生たちとしては、何とも大助かりでありました。
お肉にかぷりっと噛り付きながら、ふと春彦は思い出します。あんまりお昼が美味しいもので、今まですっかりさっぱり、忘れておりました。
「そうそう! そういやじいさんたちがさ、珍しく人の役に立つ機械を作っててさー」
「ってゆーと……少年科学団?」
「そうそれ」
おふたりともに、寝子島少年科学団……あのハタメーワクな三人組とは何度か縁があり、そのたび振り回されたり、ちょっぴり楽しんだり。賑やかな体験をしていたりするのです。
春彦は、半ば実験台ではありながらも、ナントカいう彼らの新しい発明品の効果によって見た楽しい夢を、喜々として陽太へ語って聞かせます。クリスマスのお願いが、もし本当に叶ったら? 『
学食のメニューが、バイキングになって欲しい
』! なんて楽しいお願いが、叶ったとしたら……そんな願いごとを夢として体験させてくれる素敵なマシンは、確かにほっこり、春彦のココロを満たしてくれたのでした。
「……って、夢? あれ? そーいや今日の学食の飯がバイキングになってるのって……」
「そっかぁ、おじいちゃんズがそんな発明をねぃ。それはぜひ、オレも見に行ってみないと!」
そんな風に言った陽太に、春彦の頭に浮かびかけた疑問は、ふわり、どこかへ飛んでいってしまいました。
「そうだな。んで、呉井のお願いって、何なんだ?」
「んー? うーん、そうだねぃ……」
くりっとしばし首をひねった後に、陽太は、
「あー。
あの時の狐さん
に、また会えたら嬉しいなぁ。お菓子を届けに来てくれたりしたら、もう最高だねぃ♪」
「おー、
あん時
のな! それいいな。俺も久しぶりに、俺の嫁に会いてぇな」
もふもふもふっと、あたたかな毛並みの感触を思い出すだけで、あのなんとも幸せな気分が蘇ってきて、和んでしまいます。ふたりして、にへら~っ! お顔は緩んでしまいます。
「よっし! そんじゃ後で、じいさんたちのトコ行ってみよーぜ。けど、その前にっ」
「その前に?」
春彦は、ががががが! 並んだお肉の残りをほかほかライスと一緒にかきこみ、ごっくんと飲み込むと、
「っぷは! あとはケーキにプリン、ゼリーにアイスクリーム……デザートも堪能しとかねぇとな!」
「春彦くん、まだ食べるのん?」
「あったりまえだ、デザートは別腹だろー? 呉井はもう食わねぇの?」
「オレはプリン食べるよぅ♪」
「そーこなくっちゃな!」
重たくなったお腹もなんのその、がたたんっと勢いよく席を立ったふたりは、もふもふふかふかの毛並みに思いを馳せながらも、デザートコーナーへ一目散! あまーいスイーツを猛然と、食べまくり。ことに春彦は、この日に並んだメニューの全てを、これにてフルコンプ! もう、大満足であったということです。
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
…
13
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
寝子島少年科学団の、バック・トゥ・ザ・クリスマス
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
恋愛
コメディ
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月18日
参加申し込みの期限
2016年05月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!