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● みだれる女湯
「あら、北風さん?」
解理の目隠しにいそしんでいた貴子は、声を掛けられて振り返る。
そこには同じ風紀委員の
矢萩 咲
と、咲と同じクラスの
哀坂 子夜
がいた。
長い黒髪をそれぞれまとめ上げた赤い瞳のふたりは、まるで姉妹のようにも見える。
咲の方がすこし釣り目で、子夜の方がやや無表情ではあるが、ふたりとも締まったプロポーションだ。とくに子夜は、寝子ヶ浜ビーチ☆スターで優勝した肢体の持ち主。色白の肌に這う傷跡は痛々しいが、本人は、あまり気にしてはいないらしい。
「勉強会? 奇遇ね」
と咲たちは貴子のそばに入った。
「咲たちも受験勉強の息抜きに、ね。会えてうれしいわ。皆で楽しむのが一番だもの」
咲が気持ちよさそうにふうっと一息つくのを、子夜は不思議そうに見つめた。
「……温泉が好きかい?」
「ええ。子夜は?」
「……よく、解らないね」
無表情に答える。そも感情というのがよくわからない。うれしいとか、楽しいとか、気持ちいいとか、そういうことを感じる部分は、どこかマヒしてしまっているのだろうと自分で自分を分析する。そんな風に、感情を伴わずに外側から観察することはできるのだが。
「咲君が気持ちいいというのなら、気持ちいいのだろうね。解らないけれど」
「お。なんだよ~、子夜さんと咲さんじゃないか~」
酒浸 朱蘭
がふわふわ~と近寄ってきたかと思うと、二人の肩を背後から抱いた。
朱蘭の傍らには朱塗りの盆が浮かべてあり、いかにもな徳利と盃が載っている。
「ちょっと。まさか飲酒じゃないでしょうね」
貴子が風紀委員長らしくキッと眦を吊り上げると、どう見ても酔っぱらっているようにしかみえない朱蘭は大げさに手を振って否定した。
「ただのサイダーだぜ。一杯どう?」
すると咲が興味を示した。
「へえ。いいわね。日々の疲れを取りつつ一度やってみたかったのよね、雪見酒ならぬ雪見サイダー」
「だろ! 飲めよー飲んでくれよー。ほれほれ一献……」
朱蘭は咲に盃を持たせ、そこに並々サイダーを注ぐ。
「おっとっと」
あふれそうになり咲はそれを、きゅっと飲み干す。
「ほら、貴子さんも」
差し出された盃におずおずと口を付けた貴子は、それがたしかにサイダーだとわかると、きゅっと飲み干し口唇を舐めた。
「雪見サイダー、なかなかオツなものね」
「ふふっ、貴子さんもわかって来たじゃない」
朱蘭のお酌で二杯目を飲み干す咲の頬が、ほんのりと上気している。
そしてしばらくののち……。
「えへへ♪ しーやー♪」
咲はへべれけになっていた。
咲は炭酸でも酔った気分になるほどの酩酊症体質だったのだ!
そこに朱蘭のろっこん<似非バッカスの施し>のよっぱらい効果が加わったのだから歯止めが利かない。
子夜に抱きつくと、その胸を手のひらで転がすようにもみもみした。
「子夜って体綺麗だよねーお肌すべすべーおっぱいも大きいしー」
子夜は胸を揉まれてもとくに感じないのか、されるがまま身を任せている。
「綺麗といえば咲のほうこそだ。私は傷だらけだからね」
「傷? それだって子夜を構成する一部だもん。綺麗だよ?」
咲は子夜の太ももに指を這わせる。そこに一筋大きな傷跡があるのだ。
「しーやー、綺麗だよ。感じる?」
「咲君……」
「ちょちょちょ、待った~~! あなた達! 温泉での不純同性交友は禁止よ!」
「そんなんじゃないよ、貴子さん~。えへへ~、抱きついちゃえ♪」
とろんと目の座った咲は、今度は貴子に襲い掛かった。
そして、もみもみ。
「きゃ、きゃあっ。胸触るの禁止よっ! ……やん! 矢萩さん、だめったら!」
「わー、胸揉み合いっこですか? ボクも混ぜてくださいー」
翼が水しぶきをあげて突撃してきた。
「きゃ、きゃあっ!」
こうなると、渚や冬華、美咲紀と水樹までも巻き込んでの胸揉みあいになった。
朱蘭がやんやと囃し立てる。
「いいぞー、やれやれ! あたしも解理の揉んじゃうぜー」
「やめろ! 装甲の厚いやつは近づくな! 中くらいのやつも近づくな! っていうか、な、なにが起こってるんだ……う、うわ、ああ……っ!」
――隅の方では
屋敷野 梢
が、やっぱり我関せずとばかりに、宇宙の成り立ちに思いを馳せるブッタのような面持ちで湯に浸かっている。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月14日
参加申し込みの期限
2016年05月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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