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● 勝負! 古今東西トーナメント!
古今東西卓球とは!
古今東西ゲームをしながら卓球をするという、知識と卓球力の両方が試されるものである。
例えば「山手線の駅」というお題があったとすると、球を打ち返すのと同時に、「新宿」「上野」などとお題に答える。一度出た答えを言ったり、答えが出なかったりしたら、ラリーが続いていたとしてもそこで1点取られてしまう。
「これなら運動が苦手な人でも頭脳で勝負できるしね。負けた人がコーヒー牛乳を奢り、でどうかな」
サキリはそういうと、いそいそとトーナメント表を作成した。
第一試合はロベルトVSサキリ。
第二試合は翼VS冬華。
第三試合は庚VS梢。
一、二試合目の勝者同士が戦って勝った方が、第三試合の勝者と決勝だ。
(卓球に熱中して肌蹴て……)
先ほどの梢の言葉を思い出したロベルトは、浴衣の裾から覗くサキリの白い太ももに目を奪われて負けた。お題はサキリの得意な刃物の名前だったので、「包丁!」「和包丁!」「洋包丁!」「十徳ナイフ!」くらいしか思いつかなかったロベルトでは、バスタードソードとかダマスカスブレードとかを持ち出してくるサキリには勝ちようがなかったという理由もあるのだが……。
(でもいいよ、試合に負けて勝負に勝った。そんな気持ちさ)
次の翼と冬華の試合は、一言で言うと眼福だった。
「お題は果物の名前ですねー。冬華お姉さん、行きますよー! メ・ロ・ン!」
翼の胸がふるんと揺れる。
「ええと、……も・も!」
冬華の胸もふるんと揺れる。
「す・い・か!」
「ば・ん・ぺ・い・ゆ!」
なかなかのラリーが続く。お互い浴衣なので、ときどき胸元や裾を直す姿がまた色っぽい。
……気づけばギャラリーが増えていた。男子ばかりで
海原 茂
もその一人だった。
「マ・ン・ゴ・ス・チ・ン!」
果物の女王とも呼ばれるレア果物の名とともに、翼のスマッシュが繰り出される。
「あ、あ……わかりません!」
最後はネタが尽きた冬華が打ち漏らした。翼WIN!
試合後、握手をしながら冬華が聞いた。
「マンゴスチンってどんな果物なんですか?」
「んーと、東南アジアが原産で、雄しべがすぐ萎えちゃうので雌しべだけで繁殖する果物らしいですよー」
第三試合は、お題決めの段階で梢が得意な蝶や生物にさせず、どちらも平等にわかりそうな寝子高教師名にした庚が正当に勝負で勝った。
準決勝はサキリVS翼だ。
さすがに小学生相手に、自分の得意な刃物の名前をお題に出すのはためらわれたサキリは、都道府県名で戦うことにしてちょっと手加減もしたのだが、そこはさすがに小学生女子と高校生男子では勝負にならず、あっさりサキリが勝利をもぎ取る。
こうして決勝は庚VSサキリとなった。
「てめぇとはガチでやってみてぇな……」
「望むところだよ」
男たちの目が、闘士と剣士のそれに代わった。この決勝に限っては、古今東西はナシだ。
サキリのサービス。赤い瞳が鋭く球の行く手を見つめる。
庚のラケットがうなり、打ち返す。
サキリはシェークハンドでラケットを持つと、反射神経とスピードを生かした前陣速攻で仕掛ける。
先取したのはサキリだ。
「やるな……!」
「ラケットをナイフだと思えばね……」
ピンポン玉を「切る」つもりで打ち込むサキリの鋭いスマッシュ。
いかにもサキリらしいスマートな戦い方。
対する庚は球にパワーを乗せてくる。
「重……い!」
たかがプラスチックボールなのに!
拳で語るタイプの庚の球筋は無骨だ。だが、だからこそ返せないときがある。
試合は一進一退、同点のままマッチポイントを迎えた。
「この球で決まる……な」
「だね」
庚とサキリは互いに不敵な笑みを浮かべる。楽しい。終わってしまうのが惜しいほどに。
強いやつと戦うのは楽しい。ふたりはそういう人種なのだ。
サキリのサービス。
庚が打ち返す。
オレンジのプラスチックボールが、禿げた緑の台の上を跳ねる。
サキリが仕掛けた。
「この球を取れるかい!?」
速い切りかえし!
が。
庚は返した。
「舐めんなよ……おらぁぁあぁ!!」
勢いがありすぎる。台をオーバーする。そう思った。だが、神の采配か、ボールは台のぎりぎり角をわずかに捕らえた!
「ゲームセット! 庚お兄さんの勝ちですー!」
審判をしていた翼が庚の腕を高々と持ち上げる。
息をのんで見つめていたギャラリーから、どっと大きな歓声が上がった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月14日
参加申し込みの期限
2016年05月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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