this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
無機質ワールドとオカシな戦士
<< もどる
1
…
6
7
8
9
10
…
17
つぎへ >>
【最強のタッグ、その名も『なめこ&つちのこ』】
「さあ、次に僕の剣のサビになりたいのはどいつだい? 言っておくけど、このチョコレートソードは見た目ほど甘くないよ?」
神野 マキナ
は曲がり角の向こう消えていく三銃士の仲間の背中をちらりと見送りながら、剣を真っ直ぐに構えた。
「ねぇ、君達。お菓子を食べないなんて、人生損してると思わない? この世界にいろんな色が溢れているように、世界には色とりどりのお菓子が必要なんだ。君達の隊長のリッカルドさんだって、一口食べればきっとわかってくれるさ」
戦いながら、マキナは警備隊の隊員達に呼びかけ続けた。
だが、
「だまれ、ぶよぶよの脂肪のもとになるオカシなど我々には必要ない……」
隊員達は、マキナの言葉に耳を貸そうともしなかった。
「くっ……。このわからずやっ……!」
マキナは憤懣とともにありったけのつちのこの里を投げつけた。
「うわ……なにをするっ……」
「う、うまいっ……」
何個かは隊員の口に入り、正気に戻すことができた。だが、すぐにもう一度無機質銃で撃たれて、元に戻されてしまう。
(これまで、かな……)
マキナが諦観に満ちた息を吐いた、そのときのことだった。
「――貴方の魂の叫び、しかと聞き届けました」
「……え?」
不意に聞こえた、おそらくは自分よりも年若い少女の声に、マキナは目を瞬かせる。
「なればこそ、今、この瞬間は、大義のためにつちのこ派と轡を並べて戦いましょう」
「な、なんだこれはっ」
「う、うわーーーっ」
次の瞬間、巨大なつちのこ型ドリルが無機質警備隊の包囲網を突き破ってマキナのそばまでやってきた。
* * *
巨大なつちのこ型ドリルとともに突っ込んできたのは、一人の色白の小柄な少女――
都府楼 暦
だった。
(ふふふ。この革命に乗じて、つちのこ派を駆逐し、なめこ派が世界を席巻するように仕向けるのです)
暦は、かつて無寝子島を二分する勢力であったなめこ派のオカシ戦士であり、基本的につちのこ派のことを仲間だとは思っていなかった。
なにせ、なめこ派の暦にとって、つちのこ派といえば、かつての大戦で、幾度となく煮え湯を飲まされてきた派閥なのである。
なめこ派は幾度となくツチノコ派と激しい戦いを繰り広げてきた。
それは遥かな昔からずっと続いてきた関係性であり、これからもずっと続くのだと暦も考えていた。
しかし、今回ばかりは少々状況が異なる。
「あなたはつちのこ派の戦士ですね? 私はなめこ派の
都府楼 暦
と申します。いつもは敵の間柄ですが、このときばかりは手を取り合うことといたしましょう」
「え? 敵? 味方?」
暦の言葉に、チョコレートの剣を持った赤毛の女――
神野 マキナ
は戸惑いの表情を見せる。
それに、暦も訝るように眉を顰め、
「……あなたはつちのこ派の戦士なのでしょう? つちのこの里は大好きで、なめこの山は大嫌い。そうでしょう?」
「……いや、僕はどっちも好きだけどなぁ。二つ一緒に食べると違いがよくわかっていつもより何倍も楽しめると思わない?」
「…………!?」
暦はマキナの言葉に衝撃をうけた。
「……もしや、あなたが噂のすぎのこ村派。……いいえ、今はそんなことはどうでもいいことです。さあ、先の大戦で鹵獲したそのドリルをお返しします。同じお菓子を愛する者としてともに」
「……わかった。使わせてもらうよ、このドリル!」
マキナはつちのこドリルを手に、もう一度戦う決意を固めなおした。
「く……。革命団の新手か……。お前達、恐れるな、数の上では我々の方が有利だ……!」
無機質隊の小隊長らしき男が仲間を鼓舞するが、すでに声が震えている。
それは紛れもなく、暦が取りだした伝説のキノコハンマーを見たせいだろう。
「ふふ……。怖がらなくていい……。さあ、飲み込んで、僕のエクスカリバー……」
暦は何かのスイッチが入ったかのように、妙な口調でそう言うと、小柄な身体には似合わないキノコハンマーを大きく振りかぶって、警備隊の隊員に果敢に立ち向かっていくのだった。
数分後、そのフロアに何人もの男性隊員の「アーーーッ」という声が聞こえたとか聞こえなかったとか。
<< もどる
1
…
6
7
8
9
10
…
17
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
無機質ワールドとオカシな戦士
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月12日
参加申し込みの期限
2016年05月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!