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無機質ワールドとオカシな戦士
進め辛党!!
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【Epilogue】
かくして、革命は成功した。
無機質警備隊は解体され、無寝子島はその島の名を寝子島に改められた。
「あらあら、これで焼きプリンも食べ放題ね!」
連絡を受けた革命団の団長――
白沢 絢子
はこの成功に大手を振って喜んだという。
神野 マキナ
は死屍累々の駅ビル衣料品売り場で革命成功の報せをうけた。
「やれやれ。結局、リッカルドには一太刀も浴びせられなかったわけだけど、陽動は成功したと思っていいのかな?」
マキナは整った顔立ちをわずかな苦笑にゆがませながら、小さく放念の吐息をついた。
彼女はついにあれだけの数の警備隊を相手に最後まで生き残り、勝利を収めてしまったのだった。
《小豆の誘惑》など、様々な要因が重なっての勝利とはいえ、その奮闘ぶりは充分に誇っていいものだと思われた。
「まあ、無機質化されずに生き残っただけでも、よしとしないとね。これも君がくれたこのツチノコドリルのおかげ……って、あれ?」
ふと気づくと、マキナの側からはともに戦った少女の姿が消えていた――。
骨削 瓢
は、ほくそ笑んでいた。
「ふふふ。革命団の連中、ありがとうよぉ。これで邪魔な警備隊が消えて、あとは辛党の時代の幕開けを待つばかりだよぉ!」
瓢は、漁夫の利を狙って、この島を辛党のものにしようと企んでいた。
だが、いつのまにか、始まってしまった、革命祝いパイ投げパーティー(発案者:
八葉 るちる
)などというイベントに呆然としているうちに、気がつけば島は平和になってしまっていた。
「まあ、いいさぁ。いずれ世界はあっしと辛党の支配下になる。さあ、信者ども! 今日は飲めや歌えの無礼講だよぉ!」
「「「「イーーーーッ!」」」」
瓢の声かけに、信者達はどこぞの秘密結社の戦闘員のように奇妙な掛け声をあげた。
そのなかに、最終兵器唐辛子水爆弾に巻き込まれた
日暮 ねむる
と
羽生 碧南
の姿もあったとかなかったとか。
北原 みゆき
はデパ地下に封印された菓子を、街で配っていた。
「はい、どうぞ」
「わあ、ありがとう。おねえちゃん!」
みゆきは小さな少年にいちごのキャンディや、アルファベットの入ったチョコレートをあげて、とても喜ばれていた。
みゆきは少年に「はい、どういたしまして」と声をかけてから、
(ありがとう。お菓子戦士達。これで世界に平和が戻りました)
と、お菓子戦士達に感謝の祈りを捧げた。
恵御納 夏朝
は無寝子島が寝子島になったことを喜んでいた。
「これで、この島でも心置きなく猫さんと戯れられる……!」
猫好きで知られる彼女にとっては、むしろお菓子云々よりもそっちの方が大事であったらしいとも後世には伝えられている。
岡野 丸美
は、気がつけば革命が終わっていた。
「うーん。やっぱり甘いものも辛いものも、それを好きな人が好きなように食べられる世界が一番よね!」
丸美はあまり目立った活躍がなかったが、それを特に気にしている様子もなかった。
しかし、何気なく呟いた彼女の言葉こそが、この革命の根底にある人間の普遍的な願いの一つなのかもしれない。
都府楼 暦
は謎の場所にいた。
「警備隊は潰えました。ですが、私達にとっての真の意味での革命はまだ始まってもいません」
暦はローブを目深に被り、自分の手で育てた巨大なきのこの茎を愛おしそうに撫でた。
「そうです。つちのこ派を殲滅し、我々なめこ派が世界を手に入れる日も決してそう遠くないのです」
それはもしかして新たな戦いの火種になるかもしれないが、とりあえず暦本人には革命を起こすつもりは当面ないようだった。
八神 修
と
常闇 月
は無機質警備隊から解放された駅ビルの屋上で、平和になり、彩りを取り戻した島を眺めながらお菓子を食べていた。
「うん。この猫サブレ、うまいな」
「ええ。とてもおいしいですし、それにかわいいです。食べてしまうのが、少しもったいないくらいに」
まだ未開封のサブレをじっと見つめる月の姿はなんだかとても微笑ましかった。
「やっぱりお菓子はこうやってゆっくりと食べるのが一番だな」
修はそんな月の様子にふっと息を漏らして微笑んでから、街の外へ視線を流す。
そのとき。
「「あ」」
空を舞う美しい花びらを見て、修と月は揃って「あ」と声をあげた。
* * *
花を舞わせているのは――やはり
回田 はつな
であった。
「うひ~! やっぱり街は平和でカラフルなのが一番だよね~」
楽しげな街を魔法の筒に乗って見下ろしながら、はつなはテンションを爆発させて色に溢れる街にさらに色とりどりの花を舞わせている。
そんな花びらを見て、街の人たちが笑顔になるのが見える。
それらの笑顔を、じぃっと見つめてから、
「うひ~!
回田 はつな
団員、任務完了なのでありました~!」
はつなは誰にでもなくそう花のような笑顔で宣言し、また空に幾重もの花びらを咲かせた――。
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あとがき
担当マスター:
水月 鏡花
ファンレターはマスターページから!
というわけで、ご参加頂いた皆様お疲れ様でした。
MSの水月 鏡花です。
今回は完全な異世界・パラレルワールドものということで、全力ではっちゃけてリアクションにしてみました。
はっちゃけ過ぎて、ところどころ頭がオカしい部分が散見されるかもしれませんが、そこは笑って見逃してやって頂けると幸いです。頭がオカしいのはいつものことだろとか思ったそこのあなた。それ、正解です。
まあ、今回もだいたいそんな感じ。最近、マスターページも更新できてませんねー。また更新しなきゃ。頑張ります。
ではでは最後になりましたが、改めまして、ご参加頂いた皆様、ここまでお読みくださった貴方様、そして「らっかみ!」に関わる全ての皆様に感謝を。
それではまたどこかのあとがきでお会いできることを祈って。
水月 鏡花 拝
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月12日
参加申し込みの期限
2016年05月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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