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もちがもちもち?! 白い地獄へご案内?
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餅は、全部食べねばならない。でなければ、大変な事になる。それは解っていた。だけども、お腹は一杯になるのである。そこで、悩んでいた彼の肩をからんが叩く。
「ん? 流ちゃんはお腹一杯か? だったら、一緒に走るぞ!」
「えっ? いや、俺は少し休めば……」
「そういえば、この間遊んだゲームにもこんなシチュがあるのよねぇ。私も一緒に走るわ!」
断ろうとした流だが、反対側の肩を碧南が叩く。彼女は乙女ゲームが原因の妄想を発揮しようとしていたが、今は餅プリンを食べるべくその分の空白が必要だった。流はあたふたしているうちに2人によってひっぱられたり押されたりして屋敷の庭を走る嵌めに。
「がんばってね~」
陽毬はそんな彼を応援しながら餅プリンをたんのうする。もっちり不思議な感触に黒蜜はとてもよくあっており、抹茶を振ってもおいしいかも、なんて思ってしまう。
「みんなでまったりするのも、実にいいですネー」
露草もおいしそうに妙子が作ったお雑煮を食べながらのんびりしているが、ふと、ここで気づく。先ほどまで飛んでいたはずの餅が、ないのだ。
「Oh,さっきまで飛んでいたお餅はどこへ行ったのデース?」
「……もしかして、さっきの襲撃で全て回収された、のだ?」
「だったらなんともいえないような……」
真央がきょとん、とし桜が複雑な表情を浮かべる。庭を見れば「餅がいたら捕まえる!」と意気込むからんとそれに賛同する碧南、かんべんしてくれ、という表情で走る流の姿が。
「ま、これでOKなのだ。お餅はみんなで美味しくどんどん食べるのだ」
真央はほっこり笑顔でそう言って今度はぜんざいを味わう。桜は「これでいいの?」と少し困惑したが、露草も陽毬も「これでいい」というような表情で餅プリンやらを味わっている。
「……これで、いいのかしらね」
桜はそれでまとめる事にした。うん、細かい事は気にしない方がいいよね。
必死になって捕獲された餅は、すべて料理される。そして……。
「問題はこの後どうやって体重を落とすか……かしら」
「若い子はいいわよ……。私はもっと努力しなくちゃ」
桜と妙子が、ため息を吐いていた。そう、あの大量の餅を11人は食べきったのである。あ、因みに修と露草がつくったあられは『お土産』判定が下された結果、11人全員に正月らしいパッケージが施された上配布された。なんか、いつの間にかそうなっていて本気で驚いたが、細かい事は気にしてはいけない。神魂なんてそんな物である。
ちなみに、絢子や太陽、流と陽毬のコンビ、真央とからん、碧南に修はこれ以上食べきれない、と言ったらすぐに消えてしまった。どうやら一足先に元の世界へ戻ったようだ。
「これで、全て解決ですかネー?」
露草が問いかけると妙子と桜は頷く。3人がにっこりわらって「ごちそうさま」と唱えると、ふわり、と辺りが白くなった。
我に帰った露草は自宅にいた。そしてものすっごく満ち足りた気持ちになっていた。
「ふぅ、たっくさんお餅を食べマーシタ。今日はもう、ごちそうさまデース」
日が沈むまであと少しあるが、夕食は入らないな、と思う露草だった。
「え~~~~っ?!」
桜花寮の一角。碧南は体重計に乗り、物凄く驚いていた。体重が増加しているのである。それも予想以上に。
(あれは夢! そう、空飛ぶお餅を食べまくったっていうのは、夢の筈!!)
そう焦る彼女だが現実は残酷である。体重計は確かに彼女の体重が重くなっている事を示している! そして、シーサイドタウンのとある家の体重計に乗り、愕然としている妙子及び桜も彼女と同じ苦痛を味わっているのである。正し、妙子と桜は夢ではない事をしっている為、碧南のように取り乱さなかったが。
「うぅっ、走ってこようかなぁ」
仕方なく、碧南は近所を走ってくる事にした。なぜだろう、やけに夕日がまぶしかった。因みにいつの間にか机に置かれていたあられは、ルームメイトに進呈しようかな、なんて考える碧南だった。
こうして、鏡開きの日は過ぎていった。
だが、謎の餅が1つでも残っていれば寝子島はとてつもない大きさの餅に飲み込まれたかもしれないのだ。
君たちの体重増加と引き換えに、平和は守られたのであった。
(終)
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あとがき
担当マスター:
菊華 伴
ファンレターはマスターページから!
どうも、菊華です。
今回はお餅ネタでございます。鏡開き、忘れてたよ。リアルじゃ、ちゃんとやってぜんざいにおもちを
どばしこませたのですけどね。
あー、「どばしこむ」って方言、知っている方いらっしゃるかしら……。
それはさておき。
【覚悟完了】のタグ添付をされている方が半数以上でびっくりしました。
リアクションのとおりですが、安心してください。お風呂、ありますよ。
ともかく、みんなで餅まみれになりました。
また、体重増加は致し方ないと思ってください。
がんばって落としましょう。一部ダイエットなんて必要ないんじゃ……って思う人もいますが。
ともかく、参加してくださり、真にありがとうございます。
また縁がありましたらよろしくおねがいします。
おまけ
参加者全員へ以下のものを送ります
・手作りあられ
・称号【餅との戦いを制した者】
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月16日
参加申し込みの期限
2016年05月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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