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- 00月00日生 00歳
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【お正月】ドキッ☆水着だらけ！ 新春最後の聖戦
￥巨大雪だるま！
たまたま近くを通りかかった羽生 碧南が水着を着る羽目になったのはついさっきのことでした。
猫鳴館ＯＢに「お年玉ほしいかい？」と質問されたのです。
（お正月に新作乙女ゲーがいくつか発売されたけれど、懐具合がさびしくて……）
と悩んでいた碧南は、「欲しい」と即答しましたが。
「じゃあ水着着用でお年玉探しだ！」とお年玉争奪戦への出場が決まってしまったというわけです。
１８０ｃｍの長身と、ほわんとした可愛らしさがアンバランスな碧南が着ているのは寝子祭前夜祭のミスコンで着用したビキニの水着です。
体をカバーする面積はごく小さいので、寒い！
（去年のミスコンにはバスケ部の先輩や仲間の陰謀で出場させられたし、ハロウィンパレードの時はバニー姿だったし、お三夜祭りのときは三夜湖を泳いでお社へ向かったし……もちろん水着姿で）
……去年の秋から冬にかけて、水着姿になる機会が増えてるような気がするなあ、とため息をつく碧南です。
「でもお年玉は結構な額が入ってるのよね。……これはもう、どうにかにかしないとね……」
『早く会いたい。迎えに来てよ』
と、あの素敵な美形や、その可愛い美少年キャラたちが、笑顔で碧南を呼んでいるイメージが湧いて。
碧南は意を決してシャベルを握りました。
「新作乙女ゲームのためなら寒い中でも水着になって雪かきでもなんでもするわよ！」
と勢いに任せてシャベルを手に、一番お年玉が埋まっていそうな巨大雪だるまにアタック開始しました。
（この前攻略したゲームで、雪まつりの雪像の後片付けのシーンがあったわね……）
脳内スチルを再生しては、それを励みに寒いのを耐える碧南でした。
「あっ、ポチ袋！」
シャベルに当たった袋に、目を輝かせ中身を覗いてみれば、入っていたのは穴の開いた硬貨。
「ご、五円……」
がっくりする碧南ですが、気を取り直します。
「ご縁がある……と思えばいいのかしら……」
頑張って掘り続ける碧南でしたが、次に出てきたのはアイスの引換券でした。
「美味しいアイス、引き換えるよ」
どこからかＯＢが駆け寄ります。
「後で交換してください！」
せっかく一生懸命掘って、少しは温まった体を冷やすのはごめんだと、断固拒否する碧南でした。
「まゆ先生！ その水着も素敵です！ 輝いてます！ でももう一つの水着も見てみたい！」
みゆきに借りた水着を着たまゆ先生や、他の女子たちの水着姿に反応して、竜司のろっこん『性春パワー！』が発動しています。
「うおおおおー！ 水着は俺が見つけだします！」
強化された筋肉でショベルカーの如くスコップで掘り進みます。
「目指すはまゆ先生の失われた水着！ ハァハァ！」
勿論見つけたら本人に紳士的に返すつもりですが、どうも周りはそう思ってくれないようです。
真央もかまくら破壊後、大雪だるま破壊に参戦していました。
「他は簡単に壊せてもコレを壊すのは大変なのだゆえにかまくらの後も残ってるだろうし労力に見合ったブツが入っているに違いないのだ～！」
と最初から狙っていたのです。
「まゆちゃんセンセイグッズが出てきたら竜ちゃんセンパイにあげるのだ」
「片っ端から破壊するわよ！」
蛇那伊もやってきて、雪だるまにボディアタックを食らわせるのでした。
「……なんか向こうの方では何やら争奪戦が始まってるみたいだけど、アレは関わらない方がいいわね。なんかふんどし姿の変態が混じってるし」
離れたところでアンナ・フジワラはそうつぶやきました。
（あたしはまあ景品とかにはあんまり興味無いし）
目の保養をしながらその辺の雪だるまを適当に掘っていくのでした。
「あっ、おしるこ券ゲット！」
「……とにかく、動き続けたらきっとどうにかなるはず……よね？」
出場させられたからにはせめて何かいいものをゲットしないことには何だかやりきれない気分の紫です。
ビキニなどに比べると露出が少ない分まだ寒さはしのげる……でしょうか？
「とにかく、このままダラダラしていても寒いし風邪もひくだろうから、短期決戦で臨むわ」
（となると、一番多くお年玉が入っていそうなのは真ん中にある巨大な雪だるま）
的を絞り、紫はスコップを手に、とにかくザクザクと雪を削って行きます。
「水泳部でそれなりに体力は鍛えているから、作業自体は苦にならないけど……」
やはり水着だけの姿ではどうしても肌に突き刺す寒さが尋常ではなく、手もかじかみます。
作業は滞りがちですが、あきらめずに紫は削り続けます。
「これは……」
雪の中から出現したのは、おだんごでした。
（ワサビ入りもあると聞いたけど……？ 後にしましょう）
巨大雪だるまにはまだまだお宝が眠っていそうです。
たまたま近くを通りかかった羽生 碧南が水着を着る羽目になったのはついさっきのことでした。
猫鳴館ＯＢに「お年玉ほしいかい？」と質問されたのです。
（お正月に新作乙女ゲーがいくつか発売されたけれど、懐具合がさびしくて……）
と悩んでいた碧南は、「欲しい」と即答しましたが。
「じゃあ水着着用でお年玉探しだ！」とお年玉争奪戦への出場が決まってしまったというわけです。
１８０ｃｍの長身と、ほわんとした可愛らしさがアンバランスな碧南が着ているのは寝子祭前夜祭のミスコンで着用したビキニの水着です。
体をカバーする面積はごく小さいので、寒い！
（去年のミスコンにはバスケ部の先輩や仲間の陰謀で出場させられたし、ハロウィンパレードの時はバニー姿だったし、お三夜祭りのときは三夜湖を泳いでお社へ向かったし……もちろん水着姿で）
……去年の秋から冬にかけて、水着姿になる機会が増えてるような気がするなあ、とため息をつく碧南です。
「でもお年玉は結構な額が入ってるのよね。……これはもう、どうにかにかしないとね……」
『早く会いたい。迎えに来てよ』
と、あの素敵な美形や、その可愛い美少年キャラたちが、笑顔で碧南を呼んでいるイメージが湧いて。
碧南は意を決してシャベルを握りました。
「新作乙女ゲームのためなら寒い中でも水着になって雪かきでもなんでもするわよ！」
と勢いに任せてシャベルを手に、一番お年玉が埋まっていそうな巨大雪だるまにアタック開始しました。
（この前攻略したゲームで、雪まつりの雪像の後片付けのシーンがあったわね……）
脳内スチルを再生しては、それを励みに寒いのを耐える碧南でした。
「あっ、ポチ袋！」
シャベルに当たった袋に、目を輝かせ中身を覗いてみれば、入っていたのは穴の開いた硬貨。
「ご、五円……」
がっくりする碧南ですが、気を取り直します。
「ご縁がある……と思えばいいのかしら……」
頑張って掘り続ける碧南でしたが、次に出てきたのはアイスの引換券でした。
「美味しいアイス、引き換えるよ」
どこからかＯＢが駆け寄ります。
「後で交換してください！」
せっかく一生懸命掘って、少しは温まった体を冷やすのはごめんだと、断固拒否する碧南でした。
「まゆ先生！ その水着も素敵です！ 輝いてます！ でももう一つの水着も見てみたい！」
みゆきに借りた水着を着たまゆ先生や、他の女子たちの水着姿に反応して、竜司のろっこん『性春パワー！』が発動しています。
「うおおおおー！ 水着は俺が見つけだします！」
強化された筋肉でショベルカーの如くスコップで掘り進みます。
「目指すはまゆ先生の失われた水着！ ハァハァ！」
勿論見つけたら本人に紳士的に返すつもりですが、どうも周りはそう思ってくれないようです。
真央もかまくら破壊後、大雪だるま破壊に参戦していました。
「他は簡単に壊せてもコレを壊すのは大変なのだゆえにかまくらの後も残ってるだろうし労力に見合ったブツが入っているに違いないのだ～！」
と最初から狙っていたのです。
「まゆちゃんセンセイグッズが出てきたら竜ちゃんセンパイにあげるのだ」
「片っ端から破壊するわよ！」
蛇那伊もやってきて、雪だるまにボディアタックを食らわせるのでした。
「……なんか向こうの方では何やら争奪戦が始まってるみたいだけど、アレは関わらない方がいいわね。なんかふんどし姿の変態が混じってるし」
離れたところでアンナ・フジワラはそうつぶやきました。
（あたしはまあ景品とかにはあんまり興味無いし）
目の保養をしながらその辺の雪だるまを適当に掘っていくのでした。
「あっ、おしるこ券ゲット！」
「……とにかく、動き続けたらきっとどうにかなるはず……よね？」
出場させられたからにはせめて何かいいものをゲットしないことには何だかやりきれない気分の紫です。
ビキニなどに比べると露出が少ない分まだ寒さはしのげる……でしょうか？
「とにかく、このままダラダラしていても寒いし風邪もひくだろうから、短期決戦で臨むわ」
（となると、一番多くお年玉が入っていそうなのは真ん中にある巨大な雪だるま）
的を絞り、紫はスコップを手に、とにかくザクザクと雪を削って行きます。
「水泳部でそれなりに体力は鍛えているから、作業自体は苦にならないけど……」
やはり水着だけの姿ではどうしても肌に突き刺す寒さが尋常ではなく、手もかじかみます。
作業は滞りがちですが、あきらめずに紫は削り続けます。
「これは……」
雪の中から出現したのは、おだんごでした。
（ワサビ入りもあると聞いたけど……？ 後にしましょう）
巨大雪だるまにはまだまだお宝が眠っていそうです。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2016年05月07日
- 参加申し込みの期限
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- 2016年05月14日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2016年05月14日 11時00分
