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- 00月00日生 00歳
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【お正月】ドキッ☆水着だらけ！ 新春最後の聖戦
￥サンマさんとマンボウくん
「雪像……可愛すぎて掘れないよぅ」
みゆきは、聳え立つ三体のサンマさん像に向かい走りました。
「でも秋刀魚さんなら思いっきりやれそう。細い足の方から」
ガツーン！ みゆきはシャベルをサンマさん像の足に叩き付けました。
「ギャー」
何か誰かの悲鳴が聞こえたようですが気のせいでしょう。
「これだけ背の高い雪像だから上手く倒せば近くの雪像もまとめて壊せるかな？ サンマさん像が並んでいるからドミノ倒しだって……」
葉利沢 倫理子も、一番破壊が簡単そうなサンマさんの雪像を狙いました。
「縦に細長いので、根元から突き崩せば自重に耐えかねて倒れるのではないかしら」
もっぱら根元から攻めていきます。
とはいえ、決して身体の調子が良くない倫理子──去年の夏から秋にかけての一ヵ月間、長期療養で学校を休むことを余儀なくされています。
寒風吹きすさぶ中、水着姿で臨むお年玉争奪戦は、自殺行為のように思えますが、果たして大丈夫なのでしょうか？
かまくらや雪だるまが壊される様子を見ながら、マンボウくんは青ざめていました。
ええ、元々青いですけど──
「ま、まさか……こ、こわすの……？」
今にも気絶しそうになりながら自分の雪像を見つめています。
「あの、壊すのはサンマさんの像だけにします……」
とみゆきが言うと。
「な、ならいいかな……」
マンボウくんは安心したようですが。
そこへ唱華がやってきて、マンボウくん像にろっこんを使いました。
（水着？ うん、ボクの中に入ってるよ）
「やっと見つけました、まゆ先生にお知らせしないと」
（えっ、それってどういうこと……）
マンボウくん雪像が不吉な予感に囚われていると、さらに明里がやってきました。
「ジャーンプ！ なの」
いきなりサンマさんの雪像に抱きつきます。
ぐらついていたサンマ雪像は派手にぶっ倒れ、そのままドミノ倒しに！
「ギャー！」
サンマさん雪像は謎の声を響かせつつ、そのままマンボウくん雪像までなぎ倒してしまいました。
「ああ～！ ボクの像が……きゅう」
マンボウくんはついに気絶してしまいました。
「ああっ、大丈夫ですか？」
みゆきが駆け寄りますが、その間に。
「あれ、これは壊れないなの？」
なんと、サンマ像のなかから本物のサンマさんが現れました！
……冷凍されてますが。
「責任をもって食べるなの」
「え、食べるの？！」
驚くみゆきに明里は天使の笑顔で答えます。
「だって凍って死んじゃったなら、サンマは食べて供養してあげなくちゃ！」
「……死んでないんじゃないかしら」
頭痛を感じながら、倫理子は倒壊したサンマさん雪像の残骸を念入りに調べています。
「あった……」
倫理子が取り出したカードはおしるこ券でした。サンマさん雪像一体につき一枚入っていたようです。
「やっと、はずれなしのおいしいものが食べられるの～！」
喜ぶ明里。
その時、唱華から話を聞いたまゆ先生が、クラウチングスタートから走りこんできました。
そのままマンボウくんの口に手を突っ込みます！
「私の水着は？！」
「……先生、それ雪像じゃなく本物のマンボウくんです」
しっかりおしるこ券を確保しながらみゆきが言います。
「……あ……なんだか……熱っぽい……」
倫理子の体は、確実に寒さのダメージを受けていました。
「ちょっと、すごい熱だわ。保健室へ！」
まゆ先生は水着探しを後回しにし、ＯＢを呼びました。
すぐに唱華が飛んできます。
「暖まったタオルで全身を拭くのをお手伝いいたしますね……」
まゆ先生は唱華と共に倫理子を保健室に運んでいきました。
「あの……マンボウくんも連れていってください」
「マンボウくんも冷凍されたら供養しなきゃなの」
みゆきと明里はマンボウくんを保健室に連れて行くついでに、おしるこ休憩を取ることにしました。
「さすがまゆ先生、本当に天使のようです！」
一部始終を見ていた竜司は、巨大雪だるまを後にし、マンボウくんの雪増跡にダイブしました。
「ありましたよまゆ先生！」
明るいビタミンカラーの大人っぽい水着を手にした竜司は、爽やかな笑顔でまゆ先生の後を追っていくのでした。
その後「どいひー！」という声が響いていました。
あれ、何か忘れてるような？
「食われずに済んだが……オレも助けてくれ～」
ひゅう──まだ凍っているサンマさんは寒風に身を締まらせました。
その後サンマさんは、保健室から帰ってきた唱華に介抱されたようです。
「雪像……可愛すぎて掘れないよぅ」
みゆきは、聳え立つ三体のサンマさん像に向かい走りました。
「でも秋刀魚さんなら思いっきりやれそう。細い足の方から」
ガツーン！ みゆきはシャベルをサンマさん像の足に叩き付けました。
「ギャー」
何か誰かの悲鳴が聞こえたようですが気のせいでしょう。
「これだけ背の高い雪像だから上手く倒せば近くの雪像もまとめて壊せるかな？ サンマさん像が並んでいるからドミノ倒しだって……」
葉利沢 倫理子も、一番破壊が簡単そうなサンマさんの雪像を狙いました。
「縦に細長いので、根元から突き崩せば自重に耐えかねて倒れるのではないかしら」
もっぱら根元から攻めていきます。
とはいえ、決して身体の調子が良くない倫理子──去年の夏から秋にかけての一ヵ月間、長期療養で学校を休むことを余儀なくされています。
寒風吹きすさぶ中、水着姿で臨むお年玉争奪戦は、自殺行為のように思えますが、果たして大丈夫なのでしょうか？
かまくらや雪だるまが壊される様子を見ながら、マンボウくんは青ざめていました。
ええ、元々青いですけど──
「ま、まさか……こ、こわすの……？」
今にも気絶しそうになりながら自分の雪像を見つめています。
「あの、壊すのはサンマさんの像だけにします……」
とみゆきが言うと。
「な、ならいいかな……」
マンボウくんは安心したようですが。
そこへ唱華がやってきて、マンボウくん像にろっこんを使いました。
（水着？ うん、ボクの中に入ってるよ）
「やっと見つけました、まゆ先生にお知らせしないと」
（えっ、それってどういうこと……）
マンボウくん雪像が不吉な予感に囚われていると、さらに明里がやってきました。
「ジャーンプ！ なの」
いきなりサンマさんの雪像に抱きつきます。
ぐらついていたサンマ雪像は派手にぶっ倒れ、そのままドミノ倒しに！
「ギャー！」
サンマさん雪像は謎の声を響かせつつ、そのままマンボウくん雪像までなぎ倒してしまいました。
「ああ～！ ボクの像が……きゅう」
マンボウくんはついに気絶してしまいました。
「ああっ、大丈夫ですか？」
みゆきが駆け寄りますが、その間に。
「あれ、これは壊れないなの？」
なんと、サンマ像のなかから本物のサンマさんが現れました！
……冷凍されてますが。
「責任をもって食べるなの」
「え、食べるの？！」
驚くみゆきに明里は天使の笑顔で答えます。
「だって凍って死んじゃったなら、サンマは食べて供養してあげなくちゃ！」
「……死んでないんじゃないかしら」
頭痛を感じながら、倫理子は倒壊したサンマさん雪像の残骸を念入りに調べています。
「あった……」
倫理子が取り出したカードはおしるこ券でした。サンマさん雪像一体につき一枚入っていたようです。
「やっと、はずれなしのおいしいものが食べられるの～！」
喜ぶ明里。
その時、唱華から話を聞いたまゆ先生が、クラウチングスタートから走りこんできました。
そのままマンボウくんの口に手を突っ込みます！
「私の水着は？！」
「……先生、それ雪像じゃなく本物のマンボウくんです」
しっかりおしるこ券を確保しながらみゆきが言います。
「……あ……なんだか……熱っぽい……」
倫理子の体は、確実に寒さのダメージを受けていました。
「ちょっと、すごい熱だわ。保健室へ！」
まゆ先生は水着探しを後回しにし、ＯＢを呼びました。
すぐに唱華が飛んできます。
「暖まったタオルで全身を拭くのをお手伝いいたしますね……」
まゆ先生は唱華と共に倫理子を保健室に運んでいきました。
「あの……マンボウくんも連れていってください」
「マンボウくんも冷凍されたら供養しなきゃなの」
みゆきと明里はマンボウくんを保健室に連れて行くついでに、おしるこ休憩を取ることにしました。
「さすがまゆ先生、本当に天使のようです！」
一部始終を見ていた竜司は、巨大雪だるまを後にし、マンボウくんの雪増跡にダイブしました。
「ありましたよまゆ先生！」
明るいビタミンカラーの大人っぽい水着を手にした竜司は、爽やかな笑顔でまゆ先生の後を追っていくのでした。
その後「どいひー！」という声が響いていました。
あれ、何か忘れてるような？
「食われずに済んだが……オレも助けてくれ～」
ひゅう──まだ凍っているサンマさんは寒風に身を締まらせました。
その後サンマさんは、保健室から帰ってきた唱華に介抱されたようです。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2016年05月07日
- 参加申し込みの期限
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- 2016年05月14日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2016年05月14日 11時00分
