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【お正月】『ねこじま双六』
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● プロローグ
日曜日のお昼過ぎ。
ホビーショップ
【Ze Pet(ゼペット)】
は、お正月らしい華やかさな装いの人々で賑わっていた。
それというのも本日13時から、『新年すごろく大会』が行われるためである。
不思議な雰囲気の
戸影 エムア
の後をついて店内にお邪魔した
椎名 あさひ
は、「お正月は家の用事を片付けてそのあと旅行に行っていた」とか「いい初夢を見た」などと和やかに年始の話をしていた
八神 修
と
恵御納 夏朝
を見つけて駆け寄った。
「おさむお兄さんとハルくんのおねえさん! こんにちはぁ!」
「椎名さん、明けましておめでとう」
振り返った修は、渋めの色合いの羽織袴をびしっと着こなして、いつもより大人びて見える。
修もさることながら夏朝の振袖姿も麗しく、あさひは思わず感嘆の声をあげた。
「ハルくんのおねえさん着物きれーい! 猫さんもかわいいねぇ」
「ありがとう……椎名さんもすごろく?」
「うん、外でポスターを見て楽しそうだなあって思って。おねえさんたちも?」
うん、と夏朝は微笑む。蒲公英色の振袖は猫模様。帯留めも猫で相変わらずの猫好きぶりがうかがえる。
「優勝すると特大ねこぬいぐるみが貰えるって言うし……ねこカード集めるすごろく……参加するしかないよ」
表情のわかりにくい夏朝の頬が、ほんのりと猫愛と興奮で染まる。すると。
「その通りなのだ!」
「その通りですよね」
ほぼ同時に響いた声は、
後木 真央
と
綾辻 綾花
である。
真央は猫の着ぐるみ姿、綾花は梅を散らした愛らしい翡翠色の着物で、どちらも晴れやかな装いだ。
「まおおねーさん、猫さんだぁ」
あさひが思わず抱きつくと、真央はドヤ顔。
「お猫さま絡みで盛装と言えばこれなのだ!」
「お猫さまと聞いては黙っていられない! 我ら猫好きシスターズ猫鳴館から参上なのだ!」
「ね、猫好きシスターズ……?」
唐突なアドリブに目を白黒させる綾花。真央とここで会ったのは偶然である。
とはいえ、お猫さまお猫さま、とはしゃぐ真央に水を差すのも悪い気がする。
なにより、綾花も猫好きには違いない。
(ふふ……まあいいです。今日のところは『猫好きシスターズ』になりましょうか)
そこに入店してきたのは、
壬生 由貴奈
。
由貴奈は知り合いの顔を見つけると、眠たそうな瞳をぱちぱちと瞬かせ、軽く片手をあげて挨拶する。
「お。やがみーん。もしかしてすごろくー?」
「そうです、壬生先輩。……あれ、その子は」
修は由貴奈の後ろにくっついてきた金髪で少女に目を留める。
「んー、外でポスター見てたから拾ってきたよぅ」
「こんにちは!
結梨亜・カールシュテイン
です! みなさん参加者ですかー?」
ハイテンションな挨拶に、「そうだよ」と夏朝が答える。
すると結梨亜、ぐぐっと拳を振り上げた。
「私も参加したいですー! さっきポスターを見て、すっごく楽しそうだなって思って! お正月らしい格好歓迎って書いてあったので、ばびゅーんと帰って、おかーさんに着付けしてもらってきたんですヨ!」
結梨亜の振袖は、空色の瞳とよく似合う爽やかな瑠璃色。おかーさんグッジョブ。
「おおー気合入ってるみたいだねぇ」
由貴奈は微笑んで、それから店内をぐるり見回した。
「ボードゲームとカード探しに来たらこんな楽しそうなイベントやってるなんてラッキーだよねぇ。うちも飛び入り参加できるかなあ」
「大丈夫なのですよ!」
答えたのは、店員さんではない。
赤い矢絣(やがすり)柄の着物を着た、
本条 小萩
だ。
「小萩もいま申し込みしてきたところなのです! あっちの店員さんに声を掛ければ大丈夫なのですよ!」
「そうなのか……」
小萩の声を聞きとめた少年が呟く。
青みがかった黒髪に、濃いピンク色をした瞳。
顔立ちは可愛らしく、ちょっぴり吊り上った目尻が負けず嫌いそうな雰囲気だ。
ゲームソフトを見に来たらしいが、ポスターに気づいて参加しようか迷っていたらしい。
「特大ねこぬいぐるみって気になるな……ちょうど予定もねーし、俺も参加してみるか」
「おや? たしか、」
隣のクラスの……、と小萩はじいっと相手を見つめる。
「
来島 アカリ
」
アカリはぶっきらぼうに名乗る。
「おぉアカリさん! 参加希望だったら急ぐ方がいいですよ。募集人数残りわずかみたいですから」
小萩が言った通りだった。アカリが申し込みを済ませたところで、残り一枠になっていた。
アカリは小萩に礼を言う。
「セーフ……サンキュ」
「どういたしまして。さて、残りの一人は誰でしょうかねー?」
「ふふふー……それは私だ! なのです」
小萩の耳元で声がした。小萩はびっくりして跳びあがる。
「だだだだ、誰ですか! 小萩の耳にふーってしたのは!!」
それは小柄なツインテールの女の子だった。赤い瞳が猫のように挑発的だ。
猫屋敷 姫
である。
「双六するだけで特大猫ぬいぐるみが貰えると聞いて猫屋敷が歩いてきたです」
「むむ。特大ぬいぐるみはこの小萩のものですよ」
「……わりーけど俺もやるからには負けねーから」
ぱちぱちっと火花を散らす姫、小萩、アカリ。
そこに店員さんの声が掛かる。
「みなさーん、2階のプレイスペースに移動してください」
【Ze Pet】の1階はホビーがメインで、プラモやフィギュア、カルトヴォーグをはじめとした子供達に人気の玩具などが置いてあるが、階段を上がって2階はカードコーナーになっていて、こちらには話題の最新TCGから、パーティゲーム、花札トランプ麻雀将棋と古今東西のアナログゲームが各種取り揃えられている。
その向こうにそれらのゲームを自由に楽しめるプレイスペースがあって、そこが本日の舞台だ。
テーブルに広げられたすごろく盤。
参加者たちは盤を囲むように座ると、それぞれ自己紹介をして、好きな色のコマを取った。
13時、ゲーム開始である。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月20日
参加申し込みの期限
2016年04月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年04月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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