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冬の日。新たな始まり
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八神 修
、
椿 美咲紀
、
野々 ののこ
、
七夜 あおい
は北校舎1階の学食にいた。
大掃除も終わって腹ぺこの学生達。新学期初日にもかかわらず、学食はけっこうな混み具合だ。4人は何とか皆で座れる席を確保する事ができた。
「ののちゃんは何にしたー? 私はサンマさんランチ!」
座りながら美咲紀が楽しそうに言う。4人は着席すると、「いただきます!」と丁寧に手を合わせ食べ始めた。
「米だ……。米が美味い……」
口に箸を運びながら、感極まった様子で修がご飯を噛み締める。あおいが不思議そうに首を傾げた。
「修君、何でそんなにお米が美味しいの? お餅しか食べなかった?」
え、と修の箸が止まった。隣の美咲紀と顔を見合わせる。美咲紀がにっこり笑って言った。
「私達、アメリカに行ったんだ!」
ええっと驚いたのはののことあおいだ。
「アメリカ? アメリカって男の人がマッチョで女の人がボイーンなんだよね!」
「野々、その知識はどこで仕入れた……。まあハワイから始まって、色々と」
「えー、一緒に? 何で行ったの? 羨ましいなぁ」
可愛くすねるあおいに、修と美咲紀はまたアイコンタクト。修がごめんごめんと笑って言った。
「ちょっとクイズに挑戦したんだ。今度はあおいとも何処か行けるといいな」
「私も行きたーい! アメリカ行ってハンバーガー食べてボインになるー!」
「いや、だから野々、それは無理だから……」
思わずまたツッコむ修。4人のテーブルは、どこよりも楽しく笑いに包まれるのだった。
じゃあお土産を渡そうかという時、スマホを片手に元気に走ってくる人影があった。
「修ちゃん~! 美咲紀ちゃん~! あけおめことよろなのだ~!」
「お、来たな」
修が手を挙げる。パタパタと
後木 真央
が到着した。
「メールありがとなのだ! もう今日から学食あったのだすげぇのだ」
「用事があるかなと思ったけど、送ってよかったよ。さっき送ったのに早いな」
修がスマホを手にニヤリと笑う。真央は「出前神速なのだ!」と胸を張ると、突然がさごそと自分のカバンを漁りだした。
「お土産なのだ! ミニサイズういろうと、世界に誇れる手羽先味しっとり煎餅なのだっ!」
そう言ってどさどさとテーブルの上にお土産を山のように置く。
「さあさあ、2人もどうぞどうぞなのだ」
「へぇ、地元土産か。ありがとな」
「ありがとう真央ちゃん!」
お礼を言う2人の姿に嬉しそうな真央。「後で部活のみんなにも配るのだっ」と鼻をこすりながら言った後、ハッと初めて横を向いた。
「おおう、あおいちゃんとののちゃんなのだ!」
「こんにちは」
「真央ちゃんやっほーい♪」
2人は元気に挨拶をする。「余分にあるから2人もどうぞなのだ」とお土産を勧める真央に、彼らもまたありがとうとお礼を言った。
「さてさて、今度は私の番ですよ」
真央のお土産も無事分配され、テーブルが一旦綺麗になると、美咲紀がじゃじゃんと何かを取り出した。
「ハワイのお土産。椰子の木キーホルダーなのです」
「わぁ、可愛いのだ」
「えへへ、女の子にだから、可愛いのを選んだの。さあどうぞ」
ちょっと照れながらも美咲紀は女性陣に1つ1つ渡す。嬉しそうな3人に、今度は修が口を開いた。
「俺からは、まずこれ」
とんっとハワイ定番のチョコレートをテーブルの上に出す。おおっとどよめく3人。……そう、これがないとハワイという気がしないのはなぜだろうか。
「それと、小物入れだ」
そう言って修は今度はそれぞれにお土産を配る。ののこには魚、真央には猫の形をした缶が、彼らの目の前に置かれた。
「中にミントタブレットが入っている。缶も可愛いし、小物入れになるだろう?」
うんうんと頷く2人に修は微笑むと、今度はあおいに向き直った。
「あおいには、これ」
そっと差し出したそれは、丁寧な細工の小物入れ。あおいが蓋を開けると、中にはサンゴや貝をあしらったブレスレットが出てきた。
「わぁ、綺麗……」
あおいはブレスレットを着けてみる。修が「似合ってるよ」と満足そうに頷いた。
修と美咲紀、2人が選んでくれたお土産。それらをお互い楽しそうに見せ合いっこしていた3人は、笑顔で心からのお礼を彼らに伝えた。
(喜んでもらえて良かった)
修と美咲紀は顔を見合わせて微笑む。楽しかった思い出を、3人に味わってもらいたい。そんな思いが少しでも伝えられ、より一層思い出が楽しいものになる彼らなのだった。
「あ、私
水泳部
の練習だー。帰るねー!」
突然ガタンとののこが立ち上がった。
「そっか、ののちゃん水泳部に入ったんだよね。 また
射撃部
にも
遊びに来てね
」
美咲紀が声をかける。うんうん! とののこは頷いて、皆に元気よく言った。
「お土産ありがと! また遊ぼーね!」
そしてぶんぶんと手を振って、ののこは学食を後にした。
ののこは抜けてしまったが、他の面々は学食に残り、それぞれの正月話を披露して盛り上がった。
2人で御神籤を引いてみたね
、とか
取材頑張りました
、とか
おじぃの家でお年玉を貰った
、とか。
みんなで楽しく笑い合えば、いつの間にか時間は過ぎる。4人もそろそろ帰ろうかと席を立った。
「気をつけて」
「また明日!」
そう言い合って、それぞれが家路に着く。その光景に、修は小さな幸せを感じていた。
また明日という、小さな約束。君がいる、当たり前の日常。大好きな人と過ごす学校生活。
帰ってきたんだな、と修は思う。
「……また、明日」
あおいの面影に、修はそっと呟いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
43人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月17日
参加申し込みの期限
2016年04月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年04月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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