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<バスケ部>
まだ、人影のない体育館で。
羽生 碧南
は、1人その出入口でペコリと頭を下げる。そして1歩踏み出した。
今年最初の
バスケ部
の練習。碧南は既に練習用のウェアとTシャツ姿に着替えている。碧南は丁寧にストレッチを始めた。
シンと冷えた体育館。頬に触れる空気は痛いくらいだが、どうせ身体を動かしたらじき熱くなる。問題は無い。
外見だけならかわいらしい碧南。しかし実は180センチの高身長女子だ。中学時代には全国大会にも出場した事もあり、現在も1年生ながらレギュラーと、その実力は折り紙付きだ。
ストレッチを終えた碧南はすっくと立ち上がると、1人静かにコートを見つめる。そこに何を見ているのだろうか。今日これからの練習の事か。過去の熱い戦いの数々か。
その闘志をたぎらせている厳しい表情からは、趣味が乙女ゲームという文化部系な面は微塵も想像出来ない。
ふうっとゆっくり息を吐き、精神を集中させていく。と、ガラリと体育館の扉が開き、バスケ部の先輩達が姿を現した。碧南はバッと振り返る。
「こんにちは! 今年もよろしくお願いします!」
大きな声で挨拶をし、頭を下げる。
今年も碧南のバスケの日々が始まる。
*****
<ボクシング部>
「あ~、桐島先生のお説教効いたな~」
ちょっとよろよろしながら、
日暮 ねむる
が武道場の1階にある
ボクシング部
の練習場に現れた。
HRで盛大にやらかしたねむる。厳しい指導で有名な担任
桐島 義弘
に今の今までこってり絞られていたのだ。それでも何とか放免され、ボクシングの自主練をしようと武道場にやってきたのである。
ねむるはまずタオルを濡らし、リングと練習用の鏡を丁寧に磨く。「あと2年ほど、お世話になりますね」と心を込めて。
そして綺麗になった鏡の前に立ち、ねむるはシャドーボクシングを始める。
鏡に映る構えを確認しながらジャブを放ち、自分自身の攻撃の動きを頭に叩き込みつつ、そのパンチの回避も交え、脳内で試合を組み立てていく。
真面目にやればシャドーボクシングも結構な練習量だ。この寒いのに汗をしたたらせながら鏡の自分と相対していたねむるの動きが、ふと止まった。構えを解き、後ろを振り返る。
「牛瀬先生」
ねむるの視線の先にはボクシング部顧問の
牛瀬 巧
の姿があった。
「いつの間に来たんですか? もしかして僕の練習手伝いに来てくれたとか?」
驚きながら訊くねむるに、巧はニヤリと意味ありげな笑みを浮かべた。
「ちょっと君に用事があってな。……まあ、取りあえず、シャドーだけじゃ物足りんやろ。ミットでもやるか」
「はい!」
思いもかけず、ねむるは巧とミット打ちをすることになった。
若い頃にボクシングをやっていた巧のリードは実に多彩だ。ワンツーから始まり、ねむるはリードして貰いながら実践的なコンビネーションを体に叩き込でいく。
(ありがたいな)
巧のミットに後れを取らないようパンチを繰り出しながら、ねむるは巧に感謝していた。 なんだかんだいいつつも、巧はねむるの練習を手伝ってくれる。……今日だって、始業式終わりでまだ仕事が残っているはずなのに。
ひとしきり汗を流し、休憩となった。ねむるはミットをはずす巧に礼を言う。
「ミット打ちありがとう、牛瀬先生。そういえば僕に用事があったんじゃ…………え?」
巧の話す内容にねむるは青ざめた。
「桐島先生が呼んでる……?」
どうやら宿題未提出者に追加の課題を出す事が決まったので、義弘に頼まれた巧はねむるを呼びに来たらしい。
「試合に出たきゃ勉強も頑張らにゃあかんぞ」
ドスのきいた声で諭す巧に、ねむるは頭を掻きながらこう答えるしかなかった。
「今年のスローガンは文武両道ですねぇ。あはは……」
*****
<剣道部>
武道場2階の剣道場で。
胴着に着替えた
御剣 刀
は、ピシリと襟元を整えた。
顧問の
島岡 雪乃
から無事許可を貰えた刀は、
剣道部
の活動をすべく着替えて道場に来ていた。
とは言っても竹刀は持たず、防具も着けていない。手にしているのは木刀のみだ。
今日は刀は木刀の素振りと、型をやろうと思って来たのである。
胴着を身に着けた刀は、心身ともに引き締まる思いを感じていた。
(……格好で左右されるようではまだまだ、だな)
刀は内心苦笑するが、やはりこの感覚というものは心地がいいものだ。刀は背筋を伸ばしたまま、スッと道場の真ん中まで進み出た。
「……フッ! ……ハッ!」
鋭い呼気を吐きながら、刀は木刀を振るっていく。
それは剣道ではなく、剣術の技。
古の剣豪が編み出し、脈々と受け継がれてきたその型を、自分の中に染み込ませ、その上でさらなる高みに至ろうと、刀は木刀を振るう。繰り返し、繰り返し。無駄なものが全て削ぎ落とされたそれは、まるで剣舞のようだ。
そうして木刀を振り続けていた刀が、型を終え、ふうと一息ついた時、道場の隅からパチパチと拍手が聞こえてきた。
「島岡先生」
「えっと、凄いんですね、剣道の形って。思わず見惚れてしまいました」
雪乃はそう言いながらも興奮冷めやらぬ様子だ。実は型の途中から道場に入ってきた雪乃は、そのまま正座をしながらじっと刀の木刀さばきを鑑賞していたのだ。勿論刀もそれに気付いてはいたが、流れを途中で止められないので、型が終わるまではと続けたのだった。
(そして、今のは剣道形じゃないんだけど)
そう思いながらも刀は特に訂正はしなかった。それは大したことではない気がしたのだ。
剣道に関しての知識はないのに、わざわざ顧問をやってくれ、こうして気にかけてくれる。そんな雪乃の熱意に、刀は頭が下がる思いだった。
「あっと、私にもできるでしょうか?」
興味津々で訊いてくる雪乃に刀は頷いた。
「じゃあ一本目からしようか、先生。打太刀と仕太刀に別れるから……」
刀は雪乃に丁寧に教えていく。今度は本当に剣道形だ。
和やかに、剣道部の活動が続く。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
43人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月17日
参加申し込みの期限
2016年04月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年04月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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