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冬の日。新たな始まり
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飼育小屋では鶏も兎も元気に過ごしていた。
3人で足を踏み入れると、警戒したのか鶏達が羽をばたつかせてしきりに騒ぐ。ふと思いついた美野梨が鶏の鳴き声を真似てみる。
すると、進化した美野梨のろっこん<友との語らい>が発動した。
<あれ誰だろう?>
<知らない人がいるよね>
あちこちで騒ぐ鶏の声が美野梨の心に響いてくる。
(えっ? 猫だけじゃなく鳥の言葉が……?)
突然の事に戸惑っていると、すばるがそっと話しかけてきた。
「神野さん、どうしたの?」
「え、ええ。どうやら鳥の言葉も分かるようになったみたいで……」
「え、鳥の言葉も? すごいね、おめでとう」
すばるは小さく拍手をする。しかし何かに気付き、眉をひそめて美野梨に囁いた。
「じゃあそっちのメスには話しかけないでね。……今朝、たまごを取ったから恨み言を言われても困る」
え、と美野梨はそのメスを見る。そのメスはじっとすばるの方を向いたまま動かない。心なしかその瞳はジト目だ。すばるはバツが悪そうに、そそくさと美野梨の後ろに隠れた。
「……兎はどうかしら?」
美野梨は小さく呟き試してみたが、その声は聞こえない。どうやら今は猫と鳥だけのようだ。
きょとんとしたままつぶらな瞳で美野梨を見つめる兎を、すばるは後ろからひょいと抱き上げた。
「舞さん、ほらうさぎ」
兎を抱き上げたまま舞に見せてやる。
「かわいいでしょ、抱いてみるかい?」
「いいんですか? ありがとうございます」
舞はそっと兎に手を伸ばす。すばるはゆっくり渡しながらアドバイスをしてやった。
「そう、こうかかえて、お尻と足をふんばれるようにしてあげるといい……そうそう上手いよ、それでいい」
兎はすっぽりと舞の腕に包まれていた。その暖かさ、柔らかさに舞の顔がほころぶ。そんな様子を見ながら美野梨が舞に尋ねた。
「舞さん。合宿は体験入部という形だったけど、どうかしら、今の気持ちは」
「あ、はい、そうですね……」
舞は自分の腕の中にいる兎を見つめた。
「私、動物は好きなんです。犬とか猫とか。ただ虫は見るだけでもだいたいダメですし、それ以外にも爬虫類はちょっとダメなのです」
舞は顔を上げた。
「もし、それでもよいのでしたら、入部させてもらいますが」
パアッと美野梨とすばるの顔が輝く。これはめでたい、部長の梢にも報告せねばと手早く動物達のお世話を終え、一同は生物室に戻る事にした。
飼育小屋の点検を終え、美野梨は出入口の鍵を閉める。コッコッと近寄ってきた鶏に美野梨はそっと話しかけた。
「仲間も増えて、これからもっと賑やかになるわよ。よろしくね」
コケコッコー!
鶏達が一斉に楽しそうに鳴いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
43人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月17日
参加申し込みの期限
2016年04月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年04月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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