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- 00月00日生 00歳
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【星幽塔】第二階層 ラッシュ・ザ・ストリーム
飛び出しざま、右手に込めた空気を水面にたたきつける。
すさまじい爆発と煙があたりを包む。
開幕ろっこん『にぎりだま』。
不意を突かれた水龍に、まっしぐらに泳いで突撃。
「水が得意なのは、オメーだけじゃねえぜ！
寝子島の磯で育った、漁師の息子を舐めんな！」
拳を握りこみ、懐に入り込む。
ゼロ距離で気の弾丸が炸裂。
「喰らえ！ にぎりっぺゼロ！」
果敢な突撃。
それに続いて近接戦闘部隊が跳躍。
「いくぞ！」
裂帛の気合を放つ刀。
加速の力をコントロール。連続加速によりまるで水面を走るように駆けだす。
「一層のように……強烈な一撃をお見舞いしてやるよ！」
水球の攻撃は鎧袖一触。先ほどさんざん喰らった。
注意深く見切り、腹部に一撃。
鱗とも皮膚ともつかぬ水性生物の体、さしたる傷はつかない。
それでも刀は斬撃を繰り返す。
まだ、天空は遠い。勝機を見出すのみ。
首を振って走り出すのは歩。
（おいおい……今度は龍と戦えってか……）
レザーグローブの調子を確かめる。
「まるでゲームかなんかのボスみてえじゃないか……」
拳を握りこむ。
「文句言っている暇はねえな……行くぞッ！」
走りざま、とびかかる水球を、超絶の体技で一つ残らずつぶす。
体を泳がせ、スゥエイからの猛ラッシュ。無駄のない肉体が、エナジーの炸裂を可能にする。
（攻撃すんなら尾や胴体よりは、やっぱり顔だろうな……）
拳をかまえる。
（とはいえ、あまり狙いすぎたら不毛だ）
今までも思うとおりにならないことなんていくつもあった。
（向こうも止まっているわけじゃねえだろうからな……）
ひたすらストイックで、熾烈な拳闘。
相手が隙を見せれば、すぐに決めてやる。
執拗で、挫けない、不屈の歩の攻撃。
そして戦場を駆けまわる海。
時には泳ぎ、潜水し、水龍を翻弄。
その筆先が光る。
軌道コントロールに次ぐ、もう一つの力。
水球では効果なしと見た水龍、じわじわと移動を開始、突撃に転じる。
水中では動きは速い。猛烈な速度で刀たちを弾き飛ばし、敵陣深くに肉薄！
その瞬間、無数の石槍が龍の体を突いた！
星の力、石槍創出。
印をつけた場所から、巨大な石筍を生えさせる！
ブービートラップのように、連鎖して槍が発動した。
その隙に、祭壇に走りこもうとする影。
慌てて、祭壇に戻る龍。
月は臍を噛む。まだ、仕掛けるには早い。
果敢な月の突撃、そして彼女をサポートする修、美咲紀の姿を見たストレイト、即座に彼らの目的を感じ取る。
（この戦いは、勝つことよりも、誰か一人でも目的地にたどり着くこと――それが最優先だ！）
龍に一矢報いたいストレイト、眼前の敵と拳を交わしたい欲はある。
だが、それよりも果たすべき役割がある。
叫んで、龍に跳躍。ここでも、彼は囮となる。
先ほどと同じ状況。相手は比べ物にならぬほど凶悪。危険度は段違い。
だが、轟は怯まぬ。
「オラオラァ！ 体の水を、飛び散らせてやるぜ！」
言いながら全力の拳。
真向から体当たりをくれるドラゴンに、さらにカウンター。
何か特殊攻撃が来れば、耐える。
どうあろうと、耐える。
それが、彼の使命。
悠然と斧を構え、礼二郎が突進。
ヒット&アウェイ。
翻弄し、相手に効果的な一撃。
そして守るべき時は、体を張って守る。
縦横無尽の斧捌き。
追って突撃する庚。
拳を青く光らせ、攻撃を繰り返す。
迅速で手堅い。だが、浅い。効果的な一撃にはならない。
結果的に言えば、地下ルートから天空ルートへのバトンタッチは、非常に効果的に行われた。
バランスよく先陣を配置した地下ルートが防御と遠距離攻撃を確保、続く天空ルートが波状攻撃。
逆であったら、天空ルートの攻撃陣が崩壊した後に、地下ルートが半分以下の攻撃を続けなければならなかったろう。
紋章の力を解放していたことも幸いした。相手は空を飛ぶことも、鉤爪で攻撃することもできない。
再びシグレが殺到。
海の筆の流麗なラインが「μ」の文字を象る。
彰尋が観察、援護と攻撃は悠月、そして自分は囮！
右手が唸り、ナイフが水球を貫く。
回避主体の攻撃。
刀、歩、それに利平、庚。
一騎当千の強者たちが、再び戦線を構築する。
その時、水龍がぐっと身を震わせた。
「気を付けて！」
夏朝の声に、一同、身を伏せる。
あまりに素早い。カウンター、反応も難しい。
開かれた口から、猛烈な水流が放出された！
アクアブレス！
咄嗟に治癒の力を放つ彰尋。
攻撃自体はさほどでもない。一層の竜のブレスの方が、よほど強大。
だが、彼らはこの戦場を思い出す。
腰ほどの高さの胸壁が取り巻く狭苦しい空間。ブレスの勢いをまともにくらえば、場外へ真っ逆さまだ。
一撃必殺。
怯えの心が兆す。
すぐさま水龍は、次のブレスの準備に入る。
威力自体は弱く、さしたる集中も要らない。
連発が可能。
一転して窮地の一同。
――その中で、活路を導かんと焦れる男。
すさまじい爆発と煙があたりを包む。
開幕ろっこん『にぎりだま』。
不意を突かれた水龍に、まっしぐらに泳いで突撃。
「水が得意なのは、オメーだけじゃねえぜ！
寝子島の磯で育った、漁師の息子を舐めんな！」
拳を握りこみ、懐に入り込む。
ゼロ距離で気の弾丸が炸裂。
「喰らえ！ にぎりっぺゼロ！」
果敢な突撃。
それに続いて近接戦闘部隊が跳躍。
「いくぞ！」
裂帛の気合を放つ刀。
加速の力をコントロール。連続加速によりまるで水面を走るように駆けだす。
「一層のように……強烈な一撃をお見舞いしてやるよ！」
水球の攻撃は鎧袖一触。先ほどさんざん喰らった。
注意深く見切り、腹部に一撃。
鱗とも皮膚ともつかぬ水性生物の体、さしたる傷はつかない。
それでも刀は斬撃を繰り返す。
まだ、天空は遠い。勝機を見出すのみ。
首を振って走り出すのは歩。
（おいおい……今度は龍と戦えってか……）
レザーグローブの調子を確かめる。
「まるでゲームかなんかのボスみてえじゃないか……」
拳を握りこむ。
「文句言っている暇はねえな……行くぞッ！」
走りざま、とびかかる水球を、超絶の体技で一つ残らずつぶす。
体を泳がせ、スゥエイからの猛ラッシュ。無駄のない肉体が、エナジーの炸裂を可能にする。
（攻撃すんなら尾や胴体よりは、やっぱり顔だろうな……）
拳をかまえる。
（とはいえ、あまり狙いすぎたら不毛だ）
今までも思うとおりにならないことなんていくつもあった。
（向こうも止まっているわけじゃねえだろうからな……）
ひたすらストイックで、熾烈な拳闘。
相手が隙を見せれば、すぐに決めてやる。
執拗で、挫けない、不屈の歩の攻撃。
そして戦場を駆けまわる海。
時には泳ぎ、潜水し、水龍を翻弄。
その筆先が光る。
軌道コントロールに次ぐ、もう一つの力。
水球では効果なしと見た水龍、じわじわと移動を開始、突撃に転じる。
水中では動きは速い。猛烈な速度で刀たちを弾き飛ばし、敵陣深くに肉薄！
その瞬間、無数の石槍が龍の体を突いた！
星の力、石槍創出。
印をつけた場所から、巨大な石筍を生えさせる！
ブービートラップのように、連鎖して槍が発動した。
その隙に、祭壇に走りこもうとする影。
慌てて、祭壇に戻る龍。
月は臍を噛む。まだ、仕掛けるには早い。
果敢な月の突撃、そして彼女をサポートする修、美咲紀の姿を見たストレイト、即座に彼らの目的を感じ取る。
（この戦いは、勝つことよりも、誰か一人でも目的地にたどり着くこと――それが最優先だ！）
龍に一矢報いたいストレイト、眼前の敵と拳を交わしたい欲はある。
だが、それよりも果たすべき役割がある。
叫んで、龍に跳躍。ここでも、彼は囮となる。
先ほどと同じ状況。相手は比べ物にならぬほど凶悪。危険度は段違い。
だが、轟は怯まぬ。
「オラオラァ！ 体の水を、飛び散らせてやるぜ！」
言いながら全力の拳。
真向から体当たりをくれるドラゴンに、さらにカウンター。
何か特殊攻撃が来れば、耐える。
どうあろうと、耐える。
それが、彼の使命。
悠然と斧を構え、礼二郎が突進。
ヒット&アウェイ。
翻弄し、相手に効果的な一撃。
そして守るべき時は、体を張って守る。
縦横無尽の斧捌き。
追って突撃する庚。
拳を青く光らせ、攻撃を繰り返す。
迅速で手堅い。だが、浅い。効果的な一撃にはならない。
結果的に言えば、地下ルートから天空ルートへのバトンタッチは、非常に効果的に行われた。
バランスよく先陣を配置した地下ルートが防御と遠距離攻撃を確保、続く天空ルートが波状攻撃。
逆であったら、天空ルートの攻撃陣が崩壊した後に、地下ルートが半分以下の攻撃を続けなければならなかったろう。
紋章の力を解放していたことも幸いした。相手は空を飛ぶことも、鉤爪で攻撃することもできない。
再びシグレが殺到。
海の筆の流麗なラインが「μ」の文字を象る。
彰尋が観察、援護と攻撃は悠月、そして自分は囮！
右手が唸り、ナイフが水球を貫く。
回避主体の攻撃。
刀、歩、それに利平、庚。
一騎当千の強者たちが、再び戦線を構築する。
その時、水龍がぐっと身を震わせた。
「気を付けて！」
夏朝の声に、一同、身を伏せる。
あまりに素早い。カウンター、反応も難しい。
開かれた口から、猛烈な水流が放出された！
アクアブレス！
咄嗟に治癒の力を放つ彰尋。
攻撃自体はさほどでもない。一層の竜のブレスの方が、よほど強大。
だが、彼らはこの戦場を思い出す。
腰ほどの高さの胸壁が取り巻く狭苦しい空間。ブレスの勢いをまともにくらえば、場外へ真っ逆さまだ。
一撃必殺。
怯えの心が兆す。
すぐさま水龍は、次のブレスの準備に入る。
威力自体は弱く、さしたる集中も要らない。
連発が可能。
一転して窮地の一同。
――その中で、活路を導かんと焦れる男。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2016年06月28日
- 参加申し込みの期限
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- 2016年07月05日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2016年07月05日 11時00分
