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\ オーバータイム!/
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大きなイチョウの木の下で
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――たそがれ時は逢魔が時。
●旧市街 ロープウェイ
「じゃあねー、ばいばーーーい」
小学生の放課後は長い。
学校が終わったあと、ランドセルを置くが早いか寝子電に飛び乗って、旧市街に住む友達と心ゆくまで遊んだ
曖浜 瑠樹
は、「またあしたー!」と大声で友達と手を振って別れると、くるっと身をひるがえして、今度は大急ぎでロープウェイの駅へと走った。
もう夕方だったが、冬の日入りは遅く、空はまだ明るい。帰る前に、せっかく旧市街へ来たんだから展望台まて行ってみようと思ったのだ。
ちょうど参道商店街前まできたとき、5時ちょうどを告げる音楽がスピーカーからしていた。駅の方から歩いてくる人で流れができている。帰宅途中に何か夕飯でも買って行こうというのだろう。その流れに混ざろうとして横道から踏み出した直後、瑠樹は
長田 孝明
とぶつかった。
「わっ、ごめんなさいっ」
あわててぺこりと下げた頭を上げて相手を見た直後、あれ? と思う。
「孝明お兄さん! どうしてここに?」
瑠樹は孝明と友達というわけではない。瑠樹は3年生で孝明は6年生。学校での接点もない。それでなぜ孝明のことを知っているかというと、去年の夏にあったオリエンテーリングで同じグループに所属していたからだった。ハイキングに行き、数人ずつのグループに分かれてあらかじめ先生たちが設置してあったチェックポイントを回り、ゴールするまでの間、上級生が下級生の面倒を見るというもので、それ以来、顔を合わせたときにあいさつ程度はかわす関係になっている。
呼びかけられた一瞬、孝明は何を言われたかよく分かっていない表情をした。まるでずっと深い思いに沈んでいた意識が急浮上させられたように目をしぱたたかせ、瑠樹をまじまじと見る。そして、はっと思い出したように瑠樹の名前を口にした。
「瑠樹くん。瑠樹くんこそ、どうしてここに?」
「オレは展望台に行こうと思って。孝明お兄さんは何してるのぉ?」
「ぼくは……」
「もしかして、孝明お兄さんも展望台行くの?」
どう答えたものか、言いあぐねている間に瑠樹が言う。孝明は「うん」と答えかけて思いとどまり、首を振った。
「ううん。ぼくは星神社に行くんだ……」
「あかりじんじゃ?」
瑠樹は不思議そうに見上げた。
「そう。知らない?」
孝明の言葉にうなずく。
「寝子温泉のある道のはずれにあるはずなんだ。と言っても、ぼくも初めて行くんだけど」
「へー。お兄さん、ものしりなんだねぇ」
素直に感心する瑠樹に、孝明は面映ゆそうに口元を歪めた。
「……調べたんだ」
どうしてかは言わなかった。
瑠樹と出会う前に考えていたことを思い出してしまったように、俯いて、どこか何かを見ているような目をした孝明の横顔を見つめて、瑠樹は少し考え込む。そして孝明の袖を引っ張って自分の方を向かせた。
「あのねっ、温泉なら砂掛谷駅だよね。お兄さん、一緒に行こう?」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
寺岡志乃
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
ホラー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月12日
参加申し込みの期限
2016年04月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年04月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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