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闇に沈みし混沌の糧
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己が育った文化とは異なる文化に触れるとき、人はそこに絶大なる衝撃を受けることがある。
「髪の毛みたいだ……」
静かな声で呟く
ジェレミア・ベルトーニ
。
艶のある赤毛を揺らし、頬に手を当てた姿勢で物憂げにため息をつくジェレミア。
彼の目の前には数本の巻き寿司が置かれている。
納豆、奈良漬、たくあん、かんぴょう。
酢飯に包まれたシンプルな具材が、しっとりと艶やかな黒い海苔に巻かれて皿の上に並べられている。
その黒さが、そのみずみずしさが、ジェレミアにはこの国の人々の髪を連想させるのだ。
「いや、食べられなくはないんだよ」
ただ、ちょっとネ。ニガテだネー、オイシクナイネー。それに制作過程も明らかに紙だよネー。
とはいえこの状況。まさか食べずに退席する訳にもいかないだろう。
ジェレミアは見苦しくならない程度にがっくりと肩を落としつつ、もう一度重いため息をついたのだった。
ジェレミアの隣では友人の
八神 修
が、同じく文化の差を根源とする食の問題に直面していた。
修の前に並べられているのは、揚げ物、蒸し物、焼き物、そして生、とバラエティ豊かな料理達だ。
シンプルな調理方法により、素材の持つ特徴的な色や形、食感が最大限に生かされているのが一目で分かる。
問題はその材料だ。
何気なく修の料理を見てしまったジェレミアが気の毒そうな視線を修に向ける。
うっかり修の料理を見てしまった
羽生 碧南
が完全に青ざめて、そっと視線を外す。
修の前に並べられた料理。その材料は、コオロギ、タガメ、カメムシといった虫だったのだ。
当の修はというと、冷静に料理を観察すると記録のためなのか料理を写真に収めている。
「八神君、大丈夫なのかい?」
訊ねるジェレミア。
「タンパク源としては有用だし、将来は宇宙船の中で食料として飼育されるかもしれないものだ」
冷静に答える修。
だが理性と感情は時に相容れないものだ。
涼しげに見える修の横顔には、深い苦悩の色が浮かんでいた。
一方こちらにも料理を前に苦悩する男が一人。
御剣 刀
である。
刀の前に運ばれてきた料理、それは一見すると普通の肉じゃがだったのだが。
「この見た目……」
大きかったり小さかったりと、バラバラなサイズに切られた具材。
いまだ角が立っていて固そうに見えるくせに焦げた野菜。やたらと濃い色をした煮汁。
はっきり言って、見るからに美味しくなさそうだ。
しかもそれだけではない。その見ためが、どうしても刀のある記憶を揺さぶるのである。
だが逃げ出す訳にもいかないだろう。
もはや諦めの境地でため息をついて、刀は箸を取った。
「いただきます」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
白羽瀬 理宇
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月07日
参加申し込みの期限
2016年04月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年04月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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