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せんせいといっしょ:桐島先生編
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●先生とおべんきょう!
図書館で借りた辞書を手に
勅使河原 悠
は学食へ向かう。
目的は授業の復習とこっそりと勉強している、占いの梅花心易を学ぶの為。
勉強するならば、やはり静かな所の方が集中もしやすい。
(あ……桐島先生、)
見つけた姿は担任の
桐島 義弘
先生だった。
しかし既に人がいたため声をかけることを少し躊躇ってしまう。
引っ込み思案が踏み出す邪魔をする、しかしそれでも折角の機会に違いはない。
悠は数学が得意とは言えない、今日の授業でもわからない箇所があったくらいだ。
聞くなら今、こういう事は先延ばしにするものでもない。
だから拳をぎゅっと握って、そっと歩みを進めた。
(……何か少し、いつもと表情が違う気が……。少し、優しそうというか……)
近づけば近付くほどいつものような怖い表情ではない。
機嫌がいいのかな、なんて思いながらそっと隣まで近づいた。
「あの……、」
「どうした? 勅使河原」
「数学の、質問……してもいい、ですかっ?」
「ああ」
頷く義弘にホッとした表情を見せる悠、既に席に居た
八神 修
が席まで招いてくれる。
「あ、ありがとうございます……」
おずおずと控えめに座って顔を上げれば、目線の届く距離に
旅鴉 月詠
の姿を見つけた。
絵の邪魔にならないようにと小声でそっと質問を始めるのだった。
「ねぇ、先生」
そこへにょきっと顔を出してきたのは
常盤 四月
だ。
「!?」
「きゃ、」
突然のことに驚いた修と悠。変わらず難しい顔の義弘。
「実はこないだの授業でわからないトコがあって……教えてくれる?」
ねこーひーを手に首を傾げ可愛らしい仕草をする四月。
「あ。それ、なら……一緒に、」
目的が同じだと解った悠が、ぽろりと誘いを口にするも、また躊躇いが挟まって言い終わる前に言葉は途切れてしまうのだが、
「ちょうど数学の質問時間だったし、一緒にやると勉強になるんじゃないか?」
修がサポートするように、言葉を繋げてくれた。
そんな修の座っていた席は四月に譲られ、修は一つ横の席へ移動する。
悠と四月の質問範囲は微妙にズレていた為、順番に応対を進めていたのだが、
「ああ、多分ここは……」
「……え?」
ふと待っていた悠へ修が思わず口添えをしてしまう。
(……って、先生がいらっしゃるのに俺がやってどうする)
「先生も人が悪い。止めてくださいよ」
とほほと、修が苦笑するも、
「私は違う箇所を二人同時に教える技術は無いからな。助かっている」
なんて言われてしまうと、照れくさくも頑張ろうと思ってしまうもの。
手伝いからの連携を取ってしまえば、二人同時に対応していくのも難しいことではない。
「そっか、わかった!」
四月が嬉しそうな声を上げる。
「Xを攻めYを受けと定義すれば難解な方程式もスッキリ解決!」
その言葉に三人が首を傾げる。
攻めの反対は守りであると、皆同じツッコミを浮かべていたものの、口にすることはなかった。
「ありがとー、案外親切で生徒思いなんだね。見直しちゃった」
四月の言葉にきっと悪気はない。
「……案外とはなんだ、常盤」
「てへ」
誤魔化しには溜息の一つも零れるが、若干ずれた眼鏡を直しただけでそれ以上追求されることはなかった。
悠と四月質問に答えながら、合間では修と義弘の覆面算の話が飛び交う。
「テスト期間前に一度対策授業をして下さいよ」
「そうだな、考えておこう。だが家でも予習復習は怠らないようにな」
「大丈夫です。テストも近いんで今日は部活は早めに終える予定ですから」
勉強は趣味ですから――そう修が笑うと、「感心なことだ」と義弘も頷く。
「高校になって一気に高度になった科目もありますから、春に油断した生徒は後で後悔する事になるでしょうね」
チラリと覗く自信は普段から積み重ねてる勉強故か。
傍ら、ふるりと震えた悠と四月。
きっと、なんとかなると信じたい!
「期待しているぞ、八神」
「ええ、なるべくご期待にそえるようにします」
お互いに挑戦状と取ったのか、どこか勉強に対する熱い思いが感じられた。
もう少しだけこの勉強時間は続く。
その様子も月詠はスケッチブックという、白の世界へしっかり綴って。
手で紡がれた情景、思い出。
あとで差し出してみるのも、悪くはないだろう。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
癒雨
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年04月23日
参加申し込みの期限
2013年04月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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