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● 華菜子について・2
皆は相談の末、中刑事に頼んで、楠真奈の実家に連絡をしてもらうことにした。
もちろん嫌疑がかけられていることは伏せてもらう。
「警察です。五藤トモミさんと石原ナナコさんの事件について、高校時代のご友人のみなさんにお話を伺っているところなのですが」
そんな具合に中刑事が切り出すと、電話の向こうの楠真奈の母親はやや取り乱した口調になった。
『ああっ、刑事さん! 娘が昨日から出社していないって会社から連絡があったんです。アパートに行ってみたけれどもぬけの殻で……トモミちゃんとナナコちゃんがあんな事件に巻き込まれて、もしかしてうちもって心配で、警察に連絡しようかと主人と話していたところだったんです』
ナナコ宅のリビングで、耳をそばだてていた寝子島班のみんなは、これを聞いて顔を見合わせた。
なにかが起こっている。
「真奈さんはトモミさんやナナコさんと仲が良かったんですか?」
『ええ……いえ、どうなんでしょう。いじめられているのではと思ったこともありました。でも真奈は、他に自分に付き合ってくれる人がいないと言って……親の目から見ても引きこもりがちというんですか、大人しい子だったものですから』
中刑事は、取り乱して話が散乱する母親を宥めつつ、さりげなく例の質問を差し込んだ。
「ところでつかぬ事をお伺いしますが、お嬢さんは首筋に三つ並んだほくろがありませんか?」
『あります。でもそれが何か……?』
「いえ、大したことではありません。それよりもお母さん落ち着いて」
貴家 衿花
がメモを書いて中刑事に見せた。
<真奈の携帯の番号を聞いてください。私、探せるかも>
中刑事は頷き、母親から真奈の携帯の番号を聞き出した。
「お母さん、気をしっかり持って。あたしどもの方でも真奈さんの行方を探してみます。進展がありましたら必ず連絡しますから」
◇
中刑事と寝子島班は、これから木天蓼市の真奈のアパートに行ってみるという。
「これはもう、何らかの形で楠真奈が事件に関与しているのは疑いようがないな」
ホテルのロビーでグループ通話を聞いていた楓はひとりごちた。
「もし楠真奈=華菜子=犯人なら、アツヒロがどこかに身を隠したことに気づいているはずだ」
『そうだな。すでに犯人は近くに潜んでいると仮定して動こう』
返答したのは近くのダミーホテルの一室でパソコンを繰っている
八神 修
だ。
楓はちろりと唇を舐めた。
「向こうも大体の状況を把握してるとするなら……これからどう動く?」
暗殺者の視点になればいい。
楓は瞳を閉じた。
――俺ならどう動く?
◇
アツヒロが匿われている部屋に入ったサキリは、彼の正面に腰掛けた。
「篠田さんの協力が必要になった」
静のカクテルでいい具合に心のほぐれたアツヒロは、酔いの回った瞳でサキリを見つめる。
「楠真奈、知ってるよね」
びくり、とアツヒロの肩が震える。
「あなたとトモミさん、ナナコさんの三人は、楠真奈さんを強請り、暴行を加えることもあった」
アツヒロはがたっと音を立てて立ち上がる。
何で知ってるんだ。アツヒロの見開かれた瞳がそう物語っていた。
サキリは両手を顔の前で組んで、アツヒロを見つめ続ける。
「そういきり立たないで。僕たちは犯人を止めて、あなたを守るのが仕事だ」
先ほど確認したら、八神修のほうも準備が出来たという。
リサも準備OKだ。
「これから犯人をおびき出す。協力してくれるね?」
アツヒロは返事を迷っている。
サキリは静かに、しかし強い調子でアツヒロに言った。
「無理強いはしないけど……ずっと篭城して『華菜子』の影に脅え続ける生き方で良いのかい?」
「……わかった。何をすればいい?」
「友人や知人に自分がホテルに隠れているということをメールしてくれ。僕たちの仲間が、ねこったーにもそれとなくあなたの居場所を流す。ただし、それはこの部屋番号じゃない。隣の部屋のものにする。真実の中に嘘を織り交ぜた偽情報を拡散させて犯人を誘い込むんだ」
アツヒロは頷き、言われるがまま携帯を打つ。
作戦が、動き出す。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年03月24日
参加申し込みの期限
2016年03月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年03月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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