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あの日あの時。ぼくは笑顔を失っていた。その理由は………………
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夜の寝子島神社は、静かだった。
誰もいない境内で、
御剣 刀
は
刃引き刀
を構えていた。
目前の空間に、刀を持った人影をイメージする。ゆらりと揺れた影が、攻撃を仕掛けてくる。
「しっ」
その影に向かって、彼は鋭い呼気と共に刃引き刀を振るう。
斬られた影は消滅し、新たな影が現れる。それを斬り裂き、また新たな影を斬る。その繰り返し。
集中が切れたと感じたところで、彼は刀を納めた。
何となく夜空を見上げる。
吸い込まれるような星空に、彼は祖父が死に、自分で剣を極めようと決めた時のことを思い出した。
∞
――あの時も、こんな夜だった。
祖父の告別式が終わり納骨を済ませた後、祖母の作った晩御飯を摂った刀は庭に出た。剣の腕が鈍らないように木刀を振る。
祖父の死に対し、刀は涙を流さなかった。その代わりに、ひたすら木刀を振った。
「…………」
木刀を降ろし、一息つきながら考える。
憧れた、あの一振りを見せてくれた剣の師匠がいなくなってしまった。
(俺はこれからどうすれば良いんだろう……)
見上げると、そこには満天の星空が広がっている。じっと見ていると、その星の海に落ちていきそうな錯覚に捉われた。
その錯覚の中で、思う。
剣を教えてくれる人はもういない。
(……なら、諦めるか?)
祖父と共に剣を振るった毎日をいい思い出として自分の中に仕舞えるだろうか。
(……無理だ、そんなこと出来ない)
祖父の歳を考えれば、いつかいなくなるなんてわかりきっていたことだ。
諦められない――諦めたくない。
それならば、祖父が辿り着いていたところまで自分で登るしかない。祖母に聞いたり、道場にある物を調べたらある程度はわかるだろうか。
(……それに、俺の中には今まで修めてきた祖父さんの剣術がある)
それを元にすれば、完全に一緒じゃなくてもいけるはずだ。
「ああ……いつか祖父さんの剣じゃなくて、俺の剣にしよう」
過去の彼は、星空を前にこの時決意を新たにした。
(ここから俺の剣を始めるんだ……。俺の憧れたあの一振りに、必ず辿り着く)
∞
あの時と同じような沢山の星が瞬く空を、刀は見上げる。
時が経っても、目に映る星空が変わることはない。だが、自分自身は変わっている。
あれから――自分はどのくらい腕を磨けただろうか。まだ、祖父の域には達していない。それでも、いつかは――
刀はまた、イメージした影を相手に剣の修行を再開した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
沢樹一海
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年03月14日
参加申し込みの期限
2016年03月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年03月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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