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ストリーミング・ドリーマー
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不思議な店の噂を聞いたと兄から告げられた
鴻上 彰尋
は不思議そうに香を見遣る。
自分が望んで見たい夢を見る事が出来る――そう兄から告げられようとも到底信じる事ができない。
「使ってみるよ」
有難うと礼を一つ零した後彰尋はぼんやりと考えた。もしも、本当に願いが叶うのなら。
唇に乗せた名前を一つ。
心地よい香りに攫われる様に夢の世界へと堕ちてゆく。彰尋の瞼はゆっくりと落とされた。
柔らかな陽光の降り注ぐ午後は、華やぐ空気が周囲に立ちこめて。
大々的に宣伝された舞台のポスターを見上げた彰尋はそれが夢だと認識したのは、己へと声をかける小さな少女の姿を認識したからだろう。
黄色のワンピース姿で駆け寄ってくるブラウンのツインテールの少女が手を振りながらこっちだと呼んでいる。
「あ、ああ」
ぱちくりと幾度も瞬きを繰り返した彰尋に
七夜 あおい
は「早く行こうよ」と微笑みかけた。
これは彼自身の夢だ。あおいも彼の夢の中の存在でしかない。それでも、彼女が出てきた事が何よりもうれしくて。
「今日は舞台を見るんだっけ?」
「いい席が取れたんだ。きっと満足して貰える筈――」
ふと、彼女は本当に楽しいのだろうかと不安が過ぎる。夢の中であったとしても、彼女が笑ってくれるかがどうしても気がかりだった。
勿論、休日を彼女と過ごせるというのは『幸福』である事に他ならない。
それ以上に、彼女が喜んでくれるなら。ちらりと視線を向ければ「楽しみだね?」と見上げるあおいと目が合った。
「そうだな……」
憧れた舞台をそこそこ良い席で観劇できるのは光栄な事だ。
舞台上で堂々と振る舞う役者を膝に乗せたパンフレットを見ることなく、呆気にとられた様に凝視する彰尋の傍らにはあおいがちょこりと座っていた。
休憩時間に手に汗握るシーンを振り返る彰尋へと相槌を返しながらあおいはうんうんと頷いた。
アクションシーンも涙するシーンもある稀代の作品は彰尋にとっては特別で。
「あれ、みたか?」
「うん、うん」
舞台が終われば感想を言い合おうと近くのカフェで飲み物を片手にパンフレットを読み返す。
ちらりと向けた視線の向こう側――何時もと変わりない笑顔がそこにはあった。
(楽しめたかな?)
杞憂で済んだ思いにほっと胸を撫で下ろし、彰尋は『最高の夢』を堪能する。
好きなモノを一緒に見て、共有して、楽しんで、『あの笑顔』を見れたなら――それはどれ程幸福なのか。
それが最高な夢だと認識した時、目覚まし時計の音がした。
のそりと起きあがった彰尋は隣で眠る兄弟達の幸福そうな寝顔に、思わず口元が緩む。
今日も一日頑張ろうと大きな伸びをした所で、兄から「どうだった」と悪戯めいて問い掛けられた。
「さあ……? あまり覚えてないけど、いい夢が見れた気がするよ」
なんて、誤魔化したのは少しの照れ隠し。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
日下部あやめ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年03月12日
参加申し込みの期限
2016年03月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年03月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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