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寝子島怪異録(白影黒影編)
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太陽が西の彼方に沈み、空に白い綻びのような星々が見える。シーサイドタウンは昼間と同じ賑わいを保っていた。
その街の一角に道場があった。ベトナム由来の総合武術であるボビナムを営む。今はトーナメント形式の試合が行われていた。道場内は街の喧騒に負けない熱気と声援に満ちている。
「みつび先輩、ファイトー!」
赤いダウンジャケットを着た
龍目 豪
が道場の端で声援を送る。青い道着に身を包んだ
入江 みつび
は躍動した。鋭い蹴りを相手に見舞う。
熱心に見ていた豪は納得したような表情を浮かべた。
サーフィン好きにしちゃあ、先輩は肌の色が白いんだよな。この趣味が関係してるのかもな。
みつびが拳を繰り出す。手首の白い部分が見え隠れした。
「それにしても大きいな」
派手な動きに合わせてみつびの胸が弾んだ。自然に豪の頭は上下して少し鼻の下が伸びた。
一進一退の攻防は続く。勝敗を決したのは相手の蹴りであった。見た目の威力はないものの、押される形でみつびがバランスを崩した。
瞬間、相手は跳び上がってみつびの首を両足で挟む。急激な横回転を加えて床に叩き付けた。観客の一人が、ドンチャンだ、と興奮した声で言った。
そこで審判に止められ、相手の優勝が決定した。敗れはしたが、みつびは準優勝に輝く。
「疲れたよ~」
気の抜けたような声でみつびは救護班から手当てを受けた。少し足を引きずるようにして控室に移動。そこには先回りした豪がいて労いの声を掛けてきた。
「みつび先輩、準優勝おめでとう! 最高にカッコ良かったぜ」
「待っててくれたんだね。今日は来てくれてありがとう」
「俺も楽しめたよ。なんか見ていて興奮した」
ふと頭の中に弾む胸が再生されて豪は少し前屈みになった。みつびは照れたように笑う。
「試合中も豪くんの応援は聞こえてたよ。だから、なのかな。準優勝になれたのも♪」
言いながらみつびは細長いベンチに腰掛けた。少し首を回して入ってきた方向に目をやる。
「誰も来ないね。今日のマッサージはナシかー」
「あの先輩、本で読んだ程度の知識でいいなら、俺がマッサージするけど。どうかな」
目を合わさないで言った。みつびは、いいの? と返した。頷く豪に表情を崩す。
「えへへー、じゃあお願いしちゃおうかな~♪」
みつびはベンチに仰向けになって神妙な顔で瞼を閉じた。豪は両手を擦り合わせて太腿に手を当てた。上から押すようにして揉むと、あん、と甘ったるい声が漏れる。
みつびは薄目を開けた。
「ん、白い影? あん、いいよ、いい……そこ、すごく感じちゃう」
「そ、それはどうも」
頭の中の妄想が迸る。熱病に侵されたような顔で視線が彷徨い、果てに黒い影を見てしまった。
豪の顔付きが変わる。目を血走らせて両手で内腿を揉みしだく。みつびは愛くるしい表情で震えた。
「あ、あん、ダメ。そんなに強くしちゃ、あっ……もっとぉ」
みつびの背が微妙に反って胸が強調された。豪の激しい動きに同調して身体が左右に揺れる。徐々に衿の合わせ目が緩くなってきた。
魅惑の胸が豪の両目を捉えて放さない。
やっぱり胸がでかいな。
女になってた時
に、揉み返しておくんだった。
その思いが腕に伝わった。みつびの呼吸が速くなる。
「いつもと違う、こんなに、あ、感じるなんて、あふぅ」
「感じやすい身体なんだな」
豪はみつびの半開きの唇を見て言った。
「こんなの、いつもじゃ、ああん……ないよ。乱暴にされて、ああ、ヘンな気分に」
「もっと強くしてやるよ」
揉みながら手の位置を動かす。指先が股関節の辺りを掠めた。恥じらうようなみつびの手を勢いで撥ね退ける。
「わ、わわ、そんなとこまで……うー、恥ずかしいけど、あふぅ、やめないで」
「そのつもりだ。もっと激しくした方が効くぜ」
足の範囲を超えて手は腹部に到達した。くすぐったいのか。みつびの足が堪え切れずに暴れる。
豪の呼吸が乱れた。興奮が顔に表れ、劣情に駆られた眼が胸に向かう。
ダメだ。手の動きを止められねえ。
もう、やるしかない。どうなってもいい。俺は男だ。やってやる、このまま全力で突っ走ってやるぜ!
豪は両手で胸を鷲掴みにして、激しく回すように揉んだ。
「ふひゃああああぁぁ!?」
みつびは歓喜を含んだ叫び声を上げる。急いで身を縮めようとした結果、両膝が豪の後頭部に炸裂した。
「あ、あれ、どうしたの? ちょっと、豪くん」
みつびの胸の谷間に豪は顔を埋めた。微かに開いた瞼からは白目が覗いていた。
この枕、気持ちいいな。温かくて柔らかい。なんとなく良い匂いがするよな。
豪は薄っすらと瞼を開けた。青い道着が見える。丸い部分に手を置いてぼんやりと撫でてみた。
「豪くん、くすぐったいよ」
「え、あれ!? 膝枕って、俺は何をしてたんだ?」
「またまた~。私、初めてだったんだよ、あんな気持ちいいこと」
「初めて? 気持ちいいこと? え、夢じゃないのか」
起き上がろうとした豪は再び寝転がる。後頭部を手で押さえて表情を歪めた。
「なんで頭が痛いんだ?」
「私にはわからないけど、もう少し横になってたら」
「悪いんだけど、そうさせて貰う」
みつびは優しい眼差しで豪の頭を撫でた。
「先輩、なんか照れるんだけど」
「豪くんだって私の膝を触ってたよね」
「そりゃ、まあ」
反論を諦めたのか。豪は静かに瞼を閉じた。みつびは、えへへー、と笑いながら頭を撫でる。
「痛いの痛いの、もう少し飛んでいかないでねー」
「勘弁してくれ」
「はいはい~♪」
まるで恋人のように二人は穏やかな時間を過ごした。
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あとがき
担当マスター:
黒羽カラス
ファンレターはマスターページから!
不思議な二つの影が織り成す物語はいかがでしたでしょうか。
単独行動が複数行動になったり、意外な事態に発展したりと、
皆様のアクションが程良く絡んだ結果になりました。
影の影響の強さは人それぞれです。
興奮が極限に達して、記憶を失ったPCさんもいるかもしれません。
または良い思い出として、ずっと心にとどめておくのもいいですよね(丸投げ)。
厄介な影は一日で消えました。でも、安心はできません。
寝子島怪異録にはたくさんの怪異が書かれています。
条件が揃えば、また何かの事件が起こることも考えられます。
最後にシナリオに参加していただき、ありがとうございました(ペコリ)。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
神話・伝説
オールジャンル
定員
15人
参加キャラクター数
13人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年02月28日
参加申し込みの期限
2016年03月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年03月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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