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迷惑な客の多い料理店
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●
店の清掃と店長からの聴き込みを済ませたねむるはその後、木天蓼駅へと来ていた。
「さて、ヤンキーかぁ」
狙いはずばりマタ工の不良たち……なのだが、いかんせん情報が不足していてどうしようもない。
とりえあず、とメモ帳の地図を頼りにマタ工に向かおうとして、ねむるは考えた。自分たちの高校が冬休みなのと同じく、マタ工も冬休みなのでは、と。
はてでは、不良学生のいそうな溜まり場となるとどの辺りだろうか。マタ工への歩みは止めずにどうしたものかと思案していると、ふと目に留まったものがあった。
騒々しく薄暗い、ゲームセンターである。
「いや、まさかね……」
そう思いながらもひょい、と覗いてみると、案の定と言うべきだろうか。いた。茶髪のリーゼント。学生服ではなく私服姿ではあったが、メモ帳に覚え書きしておいた特徴と完全に一致した。
好機だった。唇が三日月形に歪んだのを自覚して、片手で口元を隠す。笑っていては不気味に思われてしまう。あくまで彼は普通を装うべきだった。
いつもの眠たげな表情を意図的に被って、ねむるは不良学生のところへと悠然と歩いて行く。不良学生はアーケードゲームの画面にかぶり付きになって対戦しているようだった。
「クソッ! 味方は何やってたんだよ使えねえなァッ!」
ちょうど1ゲーム終わった所らしく、アーケードの筐体を苛立たしげに叩く不良学生。周囲の誰しもが迷惑そうに顔をしかめる中、ねむるはその背中へと通りすがりざまに肘で一撃を加えた。
当然、気が立っていた不良学生は座っていた椅子を蹴りつけるようにして立ち上がり、ねむるへ突っかかる。
「オイオイ、ちょっとそこの野郎。俺のこと殴ったよね? 今俺のこと殴ったよね?」
「え~? あーすみません、あくびしてました~」
こちらを見下しながら威圧してくる相手を、ねむるはへらりと笑ってわざとらしくあくびをかまして飄々とかわす。
「あ? なんだテメケンカ売ってるつもり? 良いよ買ってやるからこっち来いよ」
不良学生は詰め寄ってねむるの手首を掴み、出口へと引っ張る。ねむるは不満そうな、しかし緊張感に欠けるような声を上げながら誘導されるがままに路地裏に入る。
不良学生が振り返ろうとしたその瞬間を狙って、ねむるはその顔面を自由な方の手で掴み上げてろっこんを発揮する。奇襲で驚愕に染まっていた不良の表情が胡乱なものへと変化し、そしてばたりとそのまま倒れた。
「おやすみ」
しぃ、と口元に人差し指を当てて、倒れた不良の様子を伺う。どうやら完全に眠ったようだった。
掴まれた手を振りほどき、ねむるは不良が眠っている間にその靴を外して靴紐を回収した。そしてそのまま眠った不良の手足を靴紐で結び、拘束する。
「はい、おはよう」
頬をビンタして、ねむるは不良を叩き起こす。間抜けな声を漏らしながら目を覚ますその眼前へとねむるはポケットから取り出したナイフの先端を容赦なく向けた。不良から小さく恐怖の悲鳴が上がる。
「君らだろ、あの店を荒らした犯人は」さっきとは打って変わって、ぞっとするほど冷たい口調でねむるは言う。「ムカつくんだよね、群れて自分より弱いものを虐げる奴ってさ」
「たす、助けてくれ……」
「どうしようかなぁ。君のことをここで消すのは簡単なんだけど……」
無関心な声音で、悩むようにナイフを上下に揺らすねむる。
「……それじゃあ一回だけチャンスをやるよ。だからもう二度とあの店には近付くな」
ねむるがナイフを引っ込めるのを見て、は、と絶体絶命の危機を脱した安堵で吐息する不良。そこへすかさずねむるは眼前へ足を踏み下ろす。
「良いな?」
必死に頷く不良を確認して、ねむるは手足の拘束を解いて解放する。
情けない悲鳴を上げながら這々の体で逃げて行く不良を見て、ねむるは溜息をついた。
「消すのは簡単、か……」
ナイフの刃筋に手を押し当てるが、その肌が切れることは無い。彼が持っていたのは、プラスチック製の、オモチャのナイフだったのだ。
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担当ゲームマスター
豚野郎
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年02月24日
参加申し込みの期限
2016年03月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年03月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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