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\ オーバータイム!/
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●
「すみません」
意気を高めようとする不良学生たちに、隣のテーブルから声をかける男がいた。記士郎だ。
「落ち着いた場所ですし、騒ぐのは控えて貰えませんか?」
嫌味のように刺すような口調ではなく、あくまでお願いするように記士郎は言う。
「ああ!? 俺たちがどこで何しようと自由だろうがよ!」
「でも、ルールは守らないといけませんよね。ゆっくり落ち着いて食べたい時に、隣で大騒ぎされてしまったら、君も嫌でしょう?」
「ンなこと関係あるかよ」
気色ばむ不良学生に対して、しかし記士郎はちょっと困ったような表情をするだけだ。
「うーん。ご飯がおいしくてマスターが良い人で、居心地が良いお店ともなると、ついつい甘えたくなってしまうのはわかるんですがねえ」
自分の学生時代に思いを馳せるような、場違いな記士郎の発言に不良たちは鼻白む。
「あー、もー……面倒くせえなあテメエはよォッ!」
調子を乱されてばかりだった不良学生が拳を振り上げ、記士郎の腹部目掛けて大振りの一撃を放つ。一般人への表立った暴行。周囲で見ていた者ならば誰しもが目を剥くか、さもなくば覆ってしまうかのような光景だ。
「ハ……?」
しかし、予想に反して周囲の耳に聞こえたのは記士郎のうめき声ではなく、殴った本人の素っ頓狂な声だった。記士郎ならば容易に殴り倒せると思っていたのだろう。しかし現実では記士郎は痛がる風も無く、悠然と立ったままではないか。
「――いけませんよ」
「……ッ!?」
硬直する不良学生。殴りかかってきたその手首を、記士郎が掴み上げる。
「手首をテーピングで補強しているでもなし、ただ握っただけの素手で殴るということは意外と自分の手を負傷したりで危ないものです」
一通り記士郎が不良学生の手に怪我が無いことを確かめると、ああ良かった、と言って手首を離した。手首を離されて自由になった当人は完全に毒気を抜かれたまま、ただただ呆然としていた。
「それに、無闇矢鱈と暴力を振るうものではありません。特に、こういう場所ではね。痛む手でご飯を食べてもおいしくないでしょう? でも、ルールをちゃんと守ればおいしいご飯が食べられます」
どうですか、と記士郎は問いかける。そういう場所を大事にしたいと思いませんか、と。
それに対して、不良は膝から崩れ落ちるように地に伏して頷いた。彼は認めたのだ。自らの敗北を。そして、記士郎の言葉を。
「お、おい、どうしたんだよ!」
周囲で見ていた他の不良学生たちが動揺した声をかける。しかし地に伏した学生はただ首を横に振るだけだった。
ずし、と不良たちの目の前に巨漢が立つ。蛇那伊だ。
「これ以上やるなら外でやろうじゃないの」
するりとウェイター服のネクタイを抜きながら彼は出口を顎で指す。
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担当ゲームマスター
豚野郎
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年02月24日
参加申し込みの期限
2016年03月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年03月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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