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【終業式】始めようと思ったときが始まり
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【通知表のある風景〔一年十組編〕】
一年十組でも、通知表が手渡されていた。
「よし、次! 風雲児!」
「は、はい!」
十組担任の
浅井 幸太
に名前を呼ばれ、
風雲児 轟
は意を決するようにして立ち上がる。
(……さて待ちに待った終業式の次は、待ってなかった通知表のお時間だァ!)
ヒーロー修業と称して、運動ばかりしていた轟にとって体育は得意中の得意科目だが、それ以外にあまり得意科目と呼ぶべきものはなかった。
ゆえに、轟は少し緊張しながら浅井から通知表を受け取った。
「風雲児はやはり体育が優秀だな。ほかの科目も苦手なりによく頑張ってると思う。三学期もその調子で頑張れ!」
「はい、ありがとうございます!」
浅井は熱血教師を目指す体育教師であり、同じく(同じく?)熱血ヒーローを目指す轟とは相性が良かった。
特に小言を言われることもなく席に戻ることができた轟は一つ深呼吸をすると、おそるおそる通知表の中を開く。
「ふぅむ……」
轟は思わずそんな声を漏らす。
評定は、
国語:3
数学:2
英語:2
理科:3
社会:2
家庭:3
音楽:3
美術:3
体育:4
と、『THE 平均』という感じだった。
「ホント、ものすっげぇ平均点って感じだな……。まあ、幸い赤点はなかったようだし、良かった良かった!」
轟はひとまず安堵して、通知表をパタンと閉じる。
これでひとまず進級できないかもしれないという危険性は回避されたわけであるから、冬休みは安心して遊んで暮らすことも選択肢としてなくはなかった。
だが、そこで轟は改めて自分の成績を振り返る。
(浅井先生は勉強の方も苦手なりに良く頑張ってると褒めてくれた。別に褒められるために努力してるわけじゃねぇが、やっぱそう言ってもらえると嬉しいもんだ)
実際、轟は苦手な勉強も、苦手なりに努力を重ねてきた。
(とはいえ、実際のテストの点はいつも赤点ギリギリだ……。来年はもっと成績アップを狙いてぇもんだよなぁ……)
努力は裏切らないという言葉もあるが、それが必ずしも思い通りの方向に実を結ぶとは限らない。
(つまり努力の方向オンチってやつだな。だが、逆を言えば方向性さえ間違えなけりゃ点数アップってことだ!)
轟は楽観主義者ではあるが、きちんと行動する楽観主義者であった。
(というわけで、とりあえずどういう勉強をすればいいか、先生に訊いてみよう!)
轟は一人で考えていても仕方がないと判断し、大掃除が始まる前に浅井に勉強の仕方について訊ねに行く。
「え? 高校生の頃、どうやって勉強してたかって? うーん、そうだな……。俺は数学が苦手だったけど、とりあえずテスト前には解答を見ながらでもいいから、問題集を解きまくって答えを身体で憶えるようにしてたかなぁ。何度も解いてるうちに、ふっと頭で理解できるようになることもあるし」
「……そうか! 勉強もまず頭よりも手を動かしてみるのがいいのか!」
轟は目から鱗が落ちたように言った。
それならば頭よりも身体を動かす方が得意な自分にもできるかもしれないと思った。
風雲児 轟
はどこまでもポジティブで楽観主義者である。
「よし! さっそく三学期から実践するぜ! とはいえ、そればっかりに気を取られるわけにもいかねぇ! 自分の成績も大事だが、島の平和はもっと大事だからな!」
轟は勉強の決意もそこそこに、島の平和を守るためにこれからも鍛錬を続ける決意を新たにする。
「って、おい、風雲児。鍛錬もいいが、勉強も忘れないでくれよ? 島のローカルヒーローが赤点で留年なんて子供達にカッコがつかないだろ?」
浅井先生の突っ込みに、教室にどっと笑い声が起きる。
「い、いや、もちろん成績がどうでもいいとかいうわけじゃないですから。当然、成績も島の平和も両方守るつもりですよ」
少し顔を赤くして言う轟だが、担任の浅井も含め、彼を見つめるクラスメイトの視線はどこか疑わしげだ。
それに、
「よ、よし! 俺も男だ! こうなったら来期は絶対成績アップさせる事をここに宣言するぜ!」
轟は教室の真っただ中で堂々とそう宣言し、不退転の覚悟で新たなる学期への意気込みを語るのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
50人
参加キャラクター数
26人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年02月23日
参加申し込みの期限
2016年03月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年03月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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