this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【球技大会】普通のサッカー(黒猫組サイド) -前半-
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
8
つぎへ >>
【前半1 ~反転攻勢~】
白猫組DF陣はやや混乱していた。
さっきまではゴール一歩手前に迫り、まさに一点を入れようとしていた状況だったのだから無理は無い。
(私だけ……?)
そんなDF陣の中でいち早く防御に向かったのが海だった。
(言葉で意思の疎通ができない分他の人の動きをよく見ないと)
まさかその覚悟がこういう局面で生きるとは、分からないものである。
目の前には衣夢と獅子子……黒猫組のツートップがおり、その後ろから白猫と黒猫の両チームが一斉にこちらに向かっているのが見えた。
(時間が稼げれば……)
「あわわわわ、とりあえず私はもう片方を……!」
杏子が慌ててボールを持っている衣夢に向かうが……。
「あら? こっちは囮よ?」
そう言って自分の後ろにいる獅子子にパスをする。
「わしの出番じゃ!」
そして、衣夢は振り返らずに思いっきり白猫の陣地の奥へと向かう。
残された海と杏子が獅子子に向かうも、ちょこまかと動く獅子子に苦戦する。
「とっととボールを置いていくでありますよ!」
(こくこく!)
「それじゃったら奪ってみせい!」
この三人、事前練習はやったもののサッカーに慣れていないが、やがて自力の差か獅子子が突破した。
(黒猫組は……普通科ばっかり……でも……みんな……熱意がすごくて……)
日向は黒猫組の健闘に驚きつつも、衣夢をマークする。しかし、衣夢も簡単にはマークさせてくれない。
その間に獅子子のボールを奪いに朝陽が走る。
「こちらだってサッカー部だ! そう簡単には通さねぇぜ! みんな守れ守れ!」
人一倍大きな声で、DF陣を励ます朝陽。
もう少しだけでチームメイトも戻ってくるそのはずだ。
獅子子はサッカーになれては無いことも分かる……これは守れる!
しかし、現実は非情である。
「……ぱす!」
速く強くのパスを練習していた獅子子は、朝陽がたどり着く前に衣夢のやや左方向へとパスをする。そちらはがら空きだったからだ。
「昔サッカーアニメの必殺技を無駄に練習して得たシュート力……見せてあげる!」
アニメで学習というのは時には名選手を生むことがある……かもしれない。
日向がカバーに回ろうとするが、シュートを放つ余裕は十分にあった。
「来るか!」
庚の眼光が鋭く衣夢を射貫くも、衣夢も負けてはいない。
二つの眼力が交わり合う……。
「やべ、あの目で蔑まれてぇ」
と応援席の誰かが衣夢を見てつぶやくほどである。
「止める…!!」
「優美にそして華麗にっ! 届け!」
そして衣夢がどっかで見たことあるようなシュートを放つ。
(右か……左か!)
庚のその目は右によるボールをとらえていた……。
瞬間、すでにボールに向かってパンチングのために飛んでいた。
手の感触に確かにボールを軽くはじいた感触があった。
ザンッ!
しかし、そのボールは無情にもゴールポストに突き刺さる。
ピーッ!
「黒猫組……一点!」
浅井先生のその言葉にわっと黒猫組から完成がわき上がる。
それと同時に選手が下がっていく。
次の準備が始まる……。
「くそっ!」
「今のはそうそうはじけないだろう……完全にやられた!」
悔しがる庚に朝陽が駆け寄って励ます。
「次は通さない……」
日向も悔しげに下を向いたが……。
「さぁさぁまだ勝負は終わっちゃいない! 時間はたっぷりあるから取りかえすんだ!」
朝陽が声を張り上げると少しだけ空気が引き締まった。
「サッカー部の多さに甘えていたかもしれないな……」
望月はそんなことは無いであろうが、そう思われる反面もあったとも思った。
「問題は無い……敵はこれで油断するはずだ、次はこっちが油断しなければいい」
解理のその言葉に、白猫組のメンバーは次々と頷いて気合いを入れ直した。
一方、その黒猫組はというと。
「信じられない……一点とっちゃったよ!」
「お・す・し! お・す・し!」
英二と真央を中心に一部は完全に浮かれていた。
「まぁ、待ちたまえ。勝って兜の緒を締めよという言葉がある」
「その通りだ、油断しない方がいい……逆に敵を本気にさせてしまったぞ」
「僕もそれに賛成だ。いっそう気をつけないと」
言嗣に修、天野といった面々がそれに注意していく。
「逆に言えばここで守り切れば有利というわけだ。守りのサッカーの真価を見せてやろう!」
仄がいわゆる待機場所のベンチから檄を飛ばす。
「分かったのだ。真央ちゃんはDFでぎゅんぎゅん飛ばすのだ!」
「その前に入れ替えれるメンバーは入れ替えてしまうぞ!」
そう言って、キックオフ前を利用して両チームともメンバーチェンジを行った。
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
8
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【球技大会】普通のサッカー(黒猫組サイド) -前半-
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月02日
参加申し込みの期限
2013年05月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!