this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【球技大会】普通のサッカー(黒猫組サイド) -前半-
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
【前半2 ~攻める工夫~】
これで現在両チームとも『白猫1ー1黒猫』で同点となった。
「よっしゃっ! こいつでどうじゃ!」
獅子子がホイッスルを合図に衣夢にボールを転がす。
「あら、いったん下げるってことね」
どうやら仄と修が作戦の変更を指示したらしい。
黒猫組のDFが徐々に中央に上がってきているのが分かる。
前半も残り短いので、おそらく引きつけてからの攻勢に出る気だろう。
つまるところ、3-5-2という陣形になりつつある。
「もう一点、華麗に活躍して見せようか!」
「今度はちゃんとやってくれよ!」
信彦と望月のFWコンビが、ぐぐっと上がってくる。
その瞬間、獅子子を中心にして天野、言嗣が一斉に白猫組のMFを振り切って走り出す。
いっきに白猫組陣地の方へと走って行ったのだ。
衣夢は自分に来る信彦と望月の姿を捉え、白猫組のMFが分散したのを確認するとさらに後ろへとパスを飛ばした。
「攻勢をかけるってことね」
「攻勢ほど柔らかくないわぁ! がちがちの大☆攻☆勢よ!」
「「目指すは勝利!」」
衣夢と蛇那伊がその勝利を目指す宣言をした瞬間、蛇那伊がボールを思いっきり蹴り上げる。
ぎゅんぎゅんと勢いがついたボールはあらかじめそれを見越して走っていた言嗣がキープする。
「そう簡単に抜かせるかよ!」
「さっきはやられたけど、次は守る!」
すぐさま反応したのは利平と日向だった。
「うぉぉぉぉぉぉ!」
雄叫びディフェンス……雄叫びを上げながらスライディングタックルをすることによって上がった集中力と雄叫びの威圧を持ってボールを奪取する……そんな利平のディフェンスが発動した。
「単純なパターンだ。あとこの程度で威圧かね?」
しかし、言嗣には届かず、ひょいっとよけられる。
「こっちもいるよ!」
やるからには勝ちたい……! そんな日向のディフェンスである。
素早いディフェンスが言嗣を襲うが……!
「――あぁ、それとボールはもうないよ」
「へっ?」
すでにボールは天野にパスされていた。
「ま、行ってみようか」
そう言って獅子子を意識しつつ、ドリブルを始める天野。
だいぶ動いたせいかそろそろ息が切れ、動きもやや遅くなってきた。
しかし、まだまだ動ける。
「パスだ!」
ゴール前の獅子子に渡ればもう一点……その瞬間だった。
「てらりん! いくよ!」
「作戦実行!」
その瞬間、DFの毬藻仔と凛が一斉に中央の方へと走ったのだ!
訝しげにパス受けた獅子子だったが……。
ピピーッ! と高らかにホイッスルが鳴る。
「オフサイド!」
「おふさいどってなんじゃ……?」
浅井先生の判定に愕然とする獅子子、サッカーをやってないと普通分かりませんこのルール……。
「まさか、高校の球技大会でこういうのを見れるとはなぁ……」
というか、浅井先生も驚いている。
オフサイドは非常に複雑なルールである。
ぶっちゃけて言ってしまえば、ゴールラインよりの前のオフサイドラインに入った状態で、キーパーと一対一になる状態があってそこでパスを受け取ると発生する。
一種の紳士協定のようなのもで、ラインを超えてばんばかパスを受け取ってゴールに打ったらあっさり勝てるんじゃないの?
という発想を防ぐためのものである。
それを誘発する……つまり、毬藻仔と凛が故意にそうなるように仕向けたのだ。
罰則としては、白猫組側の違反のあった場所……。
つまり獅子子がボールを受け取った場所からフリーキックをし、試合が再会することになる。
「しまった! オフサイドトラップか!」
「漫画で有名なアレだな」
仄と修はそれぞれの反応を見せた。
「まさか、オフサイドトラップなんて……それに接待サッカー風はやめたって聞いてたけど、ここまで容赦が無いとは……」
そしてまもるが完璧に頭を抱えていた……。
「……何が起こった?」
庚も庚で混乱の極みにあった。
「ごめんねー、ちょっとした罠なのー」
「やったね! 毬藻仔ちゃん!」
毬藻仔と凛が上手くいったと笑う。
かくかくしかじかと、オフサイドについて説明する毬藻仔。
「……サッカーって複雑だな」
気合いを入れたところを持って行かれた庚はそうつぶやいたのであった……。
さて、そんなこんなで、間接フリーキックはそのまま毬藻仔が蹴ることになった。
「いったん後ろに軽く流すから、思いっきり前にお願い」
庚はそれに頷いた。
毬藻仔が軽く蹴ったボールを、思いっきり前へと蹴り上げる。
「オラァッ!」
蛇那伊に負けず劣らずのキック力は、ボールをまっすぐにキミの元へと届けた。
「ナイスパス!」
キミは早速ドリブルで黒猫組の陣地へと切り込む。
「さっきから抜かれてばっかりだけど、次こそ止める!」
立ちはだかったのは英二である。
背番号18番を背負った英二はここぞとばかりにボールを奪いにかかる。
「なかなかスゴイけど……パス!」
「よし」
望月がボールを受け取り、進むと見せかける。
駆け上がってきた刀は望月の目線を見て、しまったという顔をした。
「パスだ!」
「よっと」
パスを受け取ったのは信彦だ。
「女子にカッコイイところを見せないとね」
そう言って、ドリブルを始める。
そしてその前に立ちはだかったのは……蛇那伊だ。
「あ~ら、どこに行くの? 行かせないわよぉ? ぎりぎりまで楽しみましょ?」
「断る!」
「アタシの華麗な動き……見せてあげる!」
そう言って、パワーで攻めかかる蛇那伊。
「パス!」
「おっけー!」
結果、あっさり信彦はボールをパスした。
厚い守備だから仕方ない!
しかし、円をマークしたのは戻っていた言嗣である。
「うわっ、やりにくいよ」
「それは光栄」
「こっちの動きが分析されてるみたいでやだねー」
「はてさて、何のことやら」
そう言いつつもボールの取り合いになる。
お互い譲れないため、読み合い欺し合いになる。
そうしているうちに、再び最初の状態へとシフトしていく。
どういうことかというと、拮抗状態へとまた戻りつつあるのだ。
体力は若干、白猫側に有利なようだ。
「みんな、頑張って!」
翡翠がゴールから声をありあげる。
「よーし、頑張っちゃうよ!」
「お前じゃ無い!」
信彦を望月がたしなめつつ、攻防は続く。
そしてチャンスは再び黒猫側へと傾く。
円がパスのつもりではなったボールが、力加減のミスで大きく場外へと出てしまったのだ。
校舎とは反対側の真ん中寄りの場所である。
「わしがやる!」
ぶわっと投げるんじゃ! と前々から練習していた獅子子は張り切ってボールをつかむ。
「むんっ!」
ぶわっとという風にボールは衣夢の元へと届いた。
しかし、これ以上はさせないと一気に裕樹が詰め寄ろうとするが……。
白猫組の陣地へとやや入った場所にいた衣夢はここからゴールまで思いっきり直線的に開いているのに気づいた。
「……」
ちらりと浅井先生の方を盗み見るとどうやら時計を気にしている……やるなら今しか無い!
「ふふふ、さしずめナイトメアシュート? とでも名付けようかしら……却下ね」
そんな幻想をぱぱっとかき消し、衣夢はシュートを放つッ!
威力は十分乗っており、ゴールに突き刺さるのは確実だ。
「ロングシュート!」
応援席から驚きの声が上がる。
「距離があるなら有利だ……絶対止める……!!」
しかし、完全にこれは不意を突かれたシュートだった。
DFの合間を縫ってゴールへと到達するかに見えたそのとき……!
「やらせないよ!」
ぎりぎり届いた凜がシュートを妨害する。
しかし、やはり十分な距離に足りなかったのかガッと軽く足にボールが当たった。
その瞬間、ボールはやや弧を描いた。
「しまった!」
そう叫んだのは庚か衣夢か……あるいはそのどちらかだろう。
庚はその瞬間、思いっきりジャンプをしたがボールがその前にゴールへと駆け抜ける方が早かった。
ザシュッ! とボールが突き刺さる。
「黒猫組1点! 合計2点!」
ホイッスルの後、浅井先生の声がそう告げた……。
そして、そのまま前半は終了となった。
~
後半のリアクションへつづく
~
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
このページにイラストを設定する
あとがき
担当マスター:
じんの
ファンレターはマスターページから!
※あとがきは、
後半のリアクション
にまとめて掲載されています。
↑ページトップに戻る
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【球技大会】普通のサッカー(黒猫組サイド) -前半-
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月02日
参加申し込みの期限
2013年05月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!