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FEAR THE FORCE:前哨
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香川は、自分を見上げる四つの顔を睥睨して玉座から立った。
「さて、と……」
黒依アリーセは御剣刀の頭を抱き上げ、指を噛んで零れた血液を使って彼の傷を癒している。一瞬、香川の言う『反動』が起こるかと思ったが、香川に対して向けたのでなければ、自身の『ろっこん』が自身に牙を剥くことはないらしい。
「目的はほぼ達成した。だからまずは約束させてもらおう。野々ののこ君は返させてもらう」
「約束を守るという保証は?」
獅子目悠月が榛色の瞳を向けると、香川は目をのぞいた顔面の筋肉を動かし、笑みに似たものを作った。
「君たちを騙して、私に何か得るものがあるのかい?」
悠月は黙った。終始、この男のペースで進んでいることにどうしようもない不快感があるが、今は耐えるときだと自分に言い聞かせる。
「私が安全にここを出たら、彼女を無傷のまま解放しよう」
「……その言葉を信じます」
と言ったのはアリーセだ。彼女は臆することなく、まっすぐに香川の目を見ている。
「ただ、私が返してほしいのは、正確には野々さんではありません」
「おや」
半秒ほど考えて、理解したのだろう。白衣の男は改めて言う。
「人々の記憶も戻るはずだよ。ここはもう、『野々君のいない世界』ではなくなる」
通してもらおうか、と香川は悠月に前を開けさせた。
「黒の螺旋を動かす実験はこれで完了だ。君たちが存分に力を用いてくれたから、充電もできたようだな」
「充電?」
「気がついているだろう? 君たちが超常の力を使えば使うほど、黒の螺旋にエネルギーが充填されていったのだよ。いよいよ螺旋は真の力を発揮できそうだ」
呉井陽太は志波武道を牽制していた。今は動けない。動かない方がいい。今はまだ……。
武道に目を向けつつ陽太は問う。
「それでドクトル、『黒の螺旋』というものを使って、あなたは何をしようとしているのです?」
「……乳海攪拌という言葉を聞いたことがないかな?」
それだけ告げると、香川は閲見の間から出ていった。
四人は、それを止めるすべを持たない。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
バトル
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
21人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年07月18日
参加申し込みの期限
2016年07月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年07月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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