守護霊が見える日｜リアクション

守護霊が見える日

　エピローグ

　佐藤英二の周囲から、守護霊達が消えていく。
　今日は、寝子島の人口が「ちょっと」増えたフツウの日だった。何か騒動が起きたわけでもなく、静かに、穏やかに、１日は過ぎていった。
　この長い１日の間、英二は様々な守護霊から話を聞いた。守護霊は、守護対象について色々な思いを持っていた。そのひとつひとつが、英二にとっては新鮮で、勉強になるものだった。どんなプロセスで守護霊になるのかも、聞くことができた。
「消えちゃったね」
　とある霊の守護対象だった子供が、少し寂しそうに言う。
「うん、そうだね。でも……」
　英二は、周りにぐるりと目を遣る。
「きっと今も、君のことを見守ってくれているよ」
　そう言って、彼は子供に微笑んだ。

≪ＥＮＤ≫

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あとがき

担当マスター：沢樹一海
ファンレターはマスターページから！

大変大変お待たせしてしまい、申し訳ありませんでした。

１人１人、丁寧に執筆させていただきました。
楽しんでいただければ幸いです。

現在執筆中になっておりますシリアスシナリオの方も、急ぎ進めていきます。

春になりましたが、皆さま風邪にはお気を付けください。
引く時は、引く。
（あと少しというところで風邪にブレーキかけられたらしい）

それでは、またお会いできる日を楽しみにしております。

※毎回ほとんどつけられていませんが、今回個別コメントはつけておりません。次こそは……！

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