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【クリスマス】シーサイドタウンのクリスマスイヴ
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●借りサンタ競争(1)●
【寝子電スタジアム】
楽しそうな、イベントの匂いを嗅ぎ付ければどこへでも。
寝子島高校のクリスマスパーティに飛び込み参加した後、次に
トワ・E・ライトフェロゥ
がやって来たのは、寝子電スタジアムの前だった。
「Competition at a stadium? きょーそー?」
借りサンタ競争、イベント出場者募集中! そんな横断幕が、ゲートの上で踊っている。小学生で日本語も不慣れなトワには、所々意味不明な箇所があるけど、トナカイとサンタががっちりタッグを組んだ絵の告知ポスターは、何だかワクワク楽しそうだ。
テテッと迷わずトワがスタジアムの中に突撃すると、
「Reindeer! いーっぱいデスヨー!」
目の前のグラウンドは、トナカイの格好をした人たちで溢れ返っていて、トワはその青い瞳をぱちくり輝かせる。
「借りサンタ競争のエントリー、こちらで受付してますよーっ!」
「受付を済ませた人は、こっちでトナカイの衣装を貸し出すから、着替えてね。
ゆったりローブタイプに、もふもふ着ぐるみタイプ、色々用意してあるわよ?」
そのグラウンドの向こうで簡易テントを出し、参加者に声を掛けているのは、
夢宮 瑠奈
と
栖来 衣夢
のお2人だ。彼女たちは、今日の大会のアシスタント。運営のスタッフを志願してくれたのである。
(町長さんはいつもお仕事をくれるから、今日はその恩返しを!)
と張り切ってお手伝いをする瑠奈。彼女は、末明せれねという名前で活動する、駆け出しアイドルでもあるのだ。なのでお仕事中は以下、彼女のことは せれねと呼ぼう。
「だって今日は、せれねになってはじめてのクリスマス。
みんなと触れ合いながら、みんなを楽しませるお仕事をしたいのです。
舞台の上のアイドル、だけじゃないのよ」
「みんなと楽しく遊べるアイドル!」
一方、もう1人のスタッフ、栖来衣夢の方は、今回の参加者が着替えるトナカイの衣装を、全部自分で用意してきて、その有能ぶりをさっそく発揮している。
「趣味がコスプレだから、貸し衣装屋さんにはツテがあるのよ。
足りない分のトナカイ衣装は、自分で作ったわ!」
「衣夢ちゃんが? すごいねー!」
「ちなみに、この衣装も自前よ」
ふふんと衣夢が胸を張る。本日の彼女の衣装のコンセプトは、トナカイサンタガール。トナカイの格好をした上に、ミニスカサンタの衣装を身に纏っているという、なかなか奇抜なコスプレだ。
「サンタとトナカイ、どっちにするかで迷ったけど、
ならいっそ両方よ!!(キリッ)
……という訳で融合させてみたわ。我ながら上出来かしらね」
「Half & half? cloth of Reindeer も
cloth of Santa Claus も、berry cute デスネ!」
「あら、褒めてくれたのね、どうも。あなたも参加者かしら?」
いつのまにか近くに押しかけていた小学生、
トワ・E・ライトフェロゥ
に2人は話し掛ける。
「あれっ? お口にクリーム、付いてるよ」
優しい せれねが、ハンカチでそれを拭き取ってあげてる間にも、トワはぴょんぴょん身振り手振りを交えて何やら喋っているので、落ち着きがないったらない。
「Christmas Party たーのーしカッタ、デス!
high school では sweets いぱいデシタシ
Delicious デシタ、ヨ!」
「私もそのパーティ、行ってきたよーっ!」
「あっ、ののちゃんだ! それと……」
ばっひゅーん!と口で言いながら会場にやって来た
野々 ののこ
と、それからもう1人、その後ろにいる
白 真白
を見て、せれねは彼女にも声を掛ける。
「あなたも借りサンタ競争の参加者さんですか? こちらで受付しますよー」
「借り物……じゃなくて、借りサンタ競争?」
こちらの真白は、ちょうどクリスマスの買い物帰り。何かイベントでもやってるのかな?と、入口を覗き込んでいた所を、出場予定の ののこに声を掛けられ、ここまでやって来たのだそうだ。
「あのねーっ。運命で結ばれたサンタさんを見付けると、賞品が貰えるんだよ!」
サッパリ要領を得ないののこに代わって、スタッフの衣夢が、真白やトワにイベントの内容を説明する。
▼借りサンタ競争・ルールおさらい
・借り物競走のサンタ版。
・参加者は全員トナカイの格好に扮し、寝子電スタジアムからスタート。
・出口付近に伏せて置いてある「ペアサンタカード」から、1枚選んで引く。
・カードには、その選手が連れてくるサンタの特徴が書かれているので、
その条件にぴったりなサンタコスプレをしている人を街中から見つけ出し、
再びスタジアム内のゴールまで、連れて帰ってくること。
「……というイベントね。コスプレマニアとしては、
どんなサンタとトナカイのペアが見られるのか、今から楽しみだわ」
「条件に合うサンタさんを探して来いと、ほうほう」
衣夢のイベントの説明に、真白もふむふむと頷く。
「なんだか面白そう。賞品もあるみたいだし、せっかくだから参加しよっと。
トナカイの衣装も選べるんだね。じゃあ、この角付きカチューシャを付けて……」
さらに衣夢のチョイスで受け取った、胸許がハート型にあいたセクシー系のトナカイ衣装に着替えて、「頑張るぞー!」とスタートを待つ。
続いて、中学生の
フィリップ・ヨソナラ
もエントリーしにやって来た。
「おもしろいイベントがあるですね。
アイザックも一緒に参加できるですか?」
「あいざ……? ああ、そのワンちゃんですね。もちろんいいですよ!」
せれねの受付でフィリップと一緒に、ドーベルマンのアイザックもエントリー。たれ耳の上にちょこんとかぶったトナカイの角付き帽子が、キリッと凛々しくも可愛らしい。フィリップの方も、角付きのトナカイフードをかぶってにっこり、アイザックとお揃いだ。
「アイザック、ものを探すのは上手ですからね。
……なんて、においでは探すできないですから、
アイザックは僕についてきてくださいね」
「カエデ! カエデ! トワもやるデス! トーワーもー」
「んで、次なるお嬢様の興味は、借りもの競争、か……」
そしてトワの護衛役、
夜海霧 楓
もようやく彼女を発見して、このスタジアムの騒ぎに合流する。ついさっきまではこのお嬢様、寝子高のパーティでケーキとかもしゃもしゃ食べてた筈なのだが、一瞬目を離した隙に忽然と姿を消し、夜海霧は今までほうぼうを探し歩いていたのだ。
「トワの cloth of Reindeer も、cute デスネ!」
とかさっそくトナカイ着ぐるみを着て、エントリーしているトワに、どっと疲れを覚える夜海霧。まあ、いつものことなんだけど。
「あ、自分は参加者じゃないんで」
こちらに衣装を持ってやって来た衣夢に、それはきっぱりお断りして、トワの関係者だと説明する。
「って言うか、こいつ方向音痴なんで、
ペアが見つかるまでの案内役って事で」
顔を見合わせる衣夢とせれねだったけど、そういう事情ならいいか、と納得したようだ。
さてこうして、選手たちのエントリーも終わった所で、(仕事してない)
中沢 リッカルド
町長が現れ、スタートラインの脇に立った。いよいよスタートだ。
「オホン、それでは……」
と町長が満を持して言い掛けた所で、
「待った、そのスタートちょっと待った! やべっ、急がねぇと」
慌ててスタジアムに駆け込んできたのは、
楢木 春彦
だ。Ratonの手伝いを早めに切り上げ、滑り込みでこの大会に参加することができたのである。
「今度こそよろしいですかな? では借りサンタ競争、スタートです!」
ぱん、と景気良く衣夢が撃った号砲と共に、一斉にスタートを切る選手たち!
「おっしゃ、待ってろよ、俺の豪華賞品っ!」
気合い充分の楢木に負けじと、続いてトラックを半周し、出口ゲート付近に並べてあるペアサンタカードに殺到する選手たち。真白も頭ひとつその集団から抜け出て、
「こういうのは最初が肝心だもんね、いいカードを引かないと。
よし、このカードに決めた!
私が借りるサンタさんは……『母性溢れるサンタ』!?
いや、ちょっと、抽象的すぎない?」
「えーっとお題は『キツネサンタ』ってなんだコレ!?」
「『うさ耳サンタ』? うさ……? ウサ? USA、うーん……?」
「うきゃぽー! 私のは『本物のサンタ』さんだって!」
「Sentence of the card『一人身サンタ』?
solo walk サンタ、連れてくるといいデスか! ガンバル、ヨー!」
と初っ端から悲喜こもごも、引いたカードを手にゲートを抜けて、街に散って行くトナカイ選手たち。衣夢がそんな彼らを期待を込めて見送りながら言う。
「さあ、いったいどんなサンタを連れてくるのか、じっくりと拝見させてもらうわよ。
今年の流行サンタに、レベルの高いサンタ、個性的な珍サンタ……そんなサンタが、
私が用意した衣装のトナカイとペアとなってゴールする時……
唯一無二の個性が誕生するのよ! 実にコスプレマニアの血が騒ぐわ。
どんなペアが見られるのか、今から楽しみね」
だがしかし。波乱の幕開けは、まだこれだけでは終わらなかった。
「おや? どうやらあのトラックに、まだカードが1枚残っているようですなァ」
リッカルド町長が突然そんなことを言い出し、意味なく服を脱ぎ出した。
「ちょ、町長さん!?」
「なぜ意味なく脱いだの……」
慌てる2人のアシスタント、せれねと衣夢に、胸毛たっぷりの半裸姿で、自分もこの競技にエントリーすることを告げる町長。
「えええっ、町長さんまで参加するんですか?」
「いやいやいや……仕事はどうするの」
「それは、有能なアシスタントさんが2人も来てくれましたので。
正直、意味なく服を脱ぐことぐらいしか、やることないですからネッ」
そう言って町長権限で強引にエントリーし、悠々とトラックを横断して彼が引き当てた、ペアサンタカードの内容はこちらだ。
『サンタ帽子にトナカイの角、ゴーグル着用のピエロ鼻、手には羽子板と雪だるま、
お正月用の羽織に、巫女装束の緋袴を穿き、下には「童帝」と書かれた褌を締め、
顔と全身に落書きをされた……サンタ』
「ありえない……そんな格好をしてる人が、この世に居る筈がないわ」
「ククク……。
さァて、それはどうですかねェ……?
」
「町長さんが、町長さんが、見たこともないとっても悪い顔に!」
悲鳴を上げるアシスタントさん2人を尻目に、マジックで胸に「となかい」って書くと、
「さあ、楽しい借りサンタ……いやさ、サンタ狩りの時間の始まりですネッ!」
そんな悪魔の高笑いと共に、リッカルド町長はクリスマスの街へと消えていくのだった。
「何だろう……すごく不安。もう不安しかないわね」
ぽつんと後に残される2人、しかしその内の衣夢がすぐに提案する。
「ちょっと私も、街に出て様子を見てくるわ。もしものことがあるといけないから」
「う、うん! それがいいねっ。もしものことがあるといけないし!」
もしものことって、何だろう……。
ともかく、こうして衣夢もスタジアムの外に出て、選手たちを影からフォローすることにしたのである。
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1000人
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62人
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シナリオガイド公開日
2016年02月12日
参加申し込みの期限
2016年02月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年02月19日 11時00分
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