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【クリスマス】シーサイドタウンのクリスマスイヴ
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●クリスマスのRaton(4)●
【洋菓子店Raton:店内】
さてこちらは再び、営業中のRatonの店内。ゆっくりのんびり旧市街からやって来た、
薄野 五月
と
宮田 厚
の2人もようやくお店に到着し、ぬくぬくした暖房にほっと表情をゆるめる。
「この落ち着いた雰囲気、やっぱRatonさんはええですねー。ふっふ」
と五月が店内を見回せば、イートインも外のカフェスペースも盛況なようで、たくさんのお客さんの笑顔が見えた。外では、テーブルいっぱいにお皿を広げて、手づかみでそのケーキを食べている幼児や、その世話を焼いている保護者っぽい2人の姿も見える。
(おや? あの女の子は確か……)
サンタ服姿ではしゃいでいるその子供……五月にはどこかで見覚えがあるような気がしたけれど、
「あ〜そうか、イートインもあるのか、ここ!
ブッシュ・ド・ノエル以外の甘い物も興味があるけど、うぬぬ……」
隣りの宮田の声に思考を中断され、まあいいかとにっこりそちらを振り向く。
「私たちも、何か食べてく?」
「いや……こ、今回はガマン。お客さんいっぱいだしさ、
それはまたの楽しみにしとこうぜい」
「おや、あそこにいらっしゃるのはラヴルくん」
今度は五月が、カウンターの上にちょこんと座っている、アライグマのマスコットを見つけて、
(そう言えば、厚はラヴルくん初めてだったっけ)
ほらと指差し教えてあげると、宮田も興味しんしんでそちらを覗き込む。
「へー、このぬいぐるみ、ラヴルくんって言うんだ」
「可愛いでしょう?」
今日のラヴルくんはサンタの帽子をかぶり、トナカイの絵柄が入ったマカロンを持った、クリスマスバージョンだ。以前五月が見た時はハロウィン仕様だったけど、今日のサンタさんなラヴル君も、すごくキュート。
「……うおお。確かに、ちょう可愛い。瞳とかちょうつぶら」
(厚もラヴルくん、とても気に入ったみたいですねー。ふっふ)
とにこにこする五月の横で、宮田がふと首を傾げて、
「あれ? このラヴル君、口許にクリーム付いてるぞ?」
「ふふ、つまみ食いでもしたのかな?」
あとは順番が来るまでの時間を、列に並んだまま世間話をして過ごす2人。
「そう言えば昔は時々、五月の家とうちで
一緒にクリスマスパーティーやってたな。
パーティっていうか宴会っぽかったけど。
片手で数えられるくらいの年齢の時だけどさ」
2人がまだ小さかった頃の思い出を語る宮田に、ああ、と五月も記憶をたぐるように目を細める。
「そう言えば、そうだった。たまに一緒にやっとったよね。
その度に、厚のおじいちゃんとうちのおじいちゃんが喧嘩してたっけ。
それで最後には酔っぱらって揃って潰れててねぇ……」
「OH……YOPPARAI。
でも来年あたりちょっと、何か計画してみる?
昔と比べて酒飲めるようになったのの人数も多いし、
大騒ぎになりそうだけど、楽しそうだよなー」
【洋菓子店Raton:ウッドデッキ】
ところで、五月が目撃したサンタ服の女の子というのは、もちろんあのワガママ幼児、あーちゃんのことである。楢木は借りサンタ競争に出場しに行ったので、いまこの子の面倒を見ているのは、
曖浜 鴻
と
北原 みゆき
の2人だ。
「あーちゃん、もうおなかいっぱいだよぉ……」
騒がしかったのがとろんと眠そうな目になり、鴻とみゆきもようやくほっと落ち着いて、別のことを考えられるようになった。
(……今日は喜好くんも、家族でクリスマス休暇かな?)
みゆきはもう1人の知り合いの子供の姿を探して、店内をきょろきょろ見回す。一方で鴻の方は、さっき店員さんが教えてくれた、ある人のことを考えている。
「ここのテーブルの飲み物代を、支払ってくれた、って……
いったい誰なんだろうな?」
心当たりがまったく無いので、近くにいた
天之川 麗仁
を呼んで聞いてみたが、
「さあ、僕も直接応対した訳ではないので……」
と彼も不思議顔だ。ともかく満腹したし、天之川に残りの会計を頼んで、そろそろこの店を出ようか。
(しかしこの、迷子の小っこいのはいったい、どうすれば……)
とテーブルを振り返った鴻が、そこでぎょっとなった。
「あらあらまあまあ、どうしたのかしら私、こんな所で?」
つい一瞬前まで、そこに居た筈の女の子が消え失せ、代わりにその席には年配の、ふくよかな女性がきょとんと座っていたからだ。サンタ服姿で。
「あっ、
白沢先生
……!?」
「あら、天之川君。その格好はアルバイト? 頑張ってるわねぇ」
教え子の生徒の姿を見つけて、にっこり微笑む白沢先生。でも、子供だったさっきまでの記憶はやっぱり無いようで、不思議そうにきょろきょろとカフェスペースを見回す。
「私ったら……クリスマスにこんな所で、何をしているのかしら。
あらやだわ、テーブルの上に空のお皿が、こんなにいっぱい!」
(何!? ……まさか、そういうろっこんだってのか!?)
ようやく鴻も事態を把握し、
(まずい……ここは何とか誤魔化さないと!)
と慌てて立ち上がった、その時だった。
「あっ、サンタ姿の人をここにも発見……わっ、すごい!」
外からウッドデッキにやって来た
白 真白
が、大人になった白沢先生を見て、びっくり声を上げる。
「びんびんに母性を感じるよ! 見るからに……母性が溢れてる!」
うんまあ確かに、白沢先生はお子さんも2人いる現役のお母さんだし。
「これなら間違いなく、『母性溢れるサンタ』の条件にぴったりだね!
サンタさん、時間ある? 私と一緒にゴールまで来て!」
「えっ? えっ? いったい何かしら」
と有無を言わせず、借りサンタ競争のパートナーとして、真白に連れて行かれてしまう白沢先生。鴻とみゆきと天之川の3人は、「な、何だったんだろう……」とぽかんとそれを見送るのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鈴木二文字
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
恋愛
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
62人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年02月12日
参加申し込みの期限
2016年02月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年02月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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