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期末テストだよ! 中学生諸君、全員集合!!<物語編>
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授業が終わり校舎から押し出されてくる中学生達。いつもは元気いっぱいの彼らの表情も、最近は心なしか暗く沈んでいる様に見える。中でも3年生の
パトリシア・プロウライト
は、暗いをとっくに通り越して爆発しそうであった。
(うわーん、テストだよー! 勉強なんか嫌い! テストなんか嫌いだねっ!)
キッと涙目を空に向ける。抜けるような気持ちいい青空なのが、これまたパトリシアの気に障る。
テスト。何が嫌って、みんなじっと座っているのが嫌なのだ。授業だったら先生が喋ってるからまだ我慢できるのに。にー!
うぐぐとパトリシアは拳を握るが、すぐにその手は力を失い、彼女は肩を落とした。
(……でも、いちおー勉強しないとだよねー……)
そうなのだ。自分も世間で言うところの受験生とやららしいのだ。こればっかりは年齢が上がれば自動的にはめ込まれてしまうから怒ってもしょうがない。
(ああでも、家とか図書館でじーっとしてんのなんて、絶対ヤダ!)
家で孤独に机に向かってる姿や、咳1つするにも気を遣いそうな、あのずらっと人が並んだ図書館の自習室を想像して、パトリシアは身震いした。どうせしなければいけないなら、せめて気持ちよく勉強したい。
(そうだ、お気に入りのカフェとかだったらはかどるんじゃないかな??)
パッとパトリシアの顔が輝く。うんうん、これは名案だ。パトリシアは家に帰ってから早速行ってみることにした。
平日のカフェは、まだ席は十分に残っていた。パトリシアはお気に入りの犬の帽子の耳を元気に揺らしながら座ると、店員さんにラズベリームースのケーキとカフェオレを注文した。
(むっふっふ。ここがお気に入りたる所以はですね! ケーキが美味しくてカフェオレがお代わり自由なのもあるんだけど)
パトリシアはさっき注文を取ってくれた店員のお兄さんの後ろ姿を、キラン☆ と目を輝かせて追った。
(制服がしゅっとしてて格好いいんだよね~~)
かなりマニアのツボを心得てる制服なんだよねぇ。カフェエプロンが腰に回ってるのがまたいい……うへへへ。
知らずと顎に手を置きじゅるりとよだれを垂らしかけ、パトリシアは正気に返る。―――勉強しなきゃ!
彼女は慌てて持って来た勉強道具をテーブルに広げ始めた。
数分後。既にパトリシアは飽きていた。鼻と口の間にシャーペンを挟んで頬杖をつく。
(うーん、よくわかんない……1人だとつまんないし……)
頭をコンコンと叩こうとしてあっとパトリシアは気が付いた。私、1人じゃないじゃない!
「マルク! ねえ起きて!」
パトリシアは周囲に聞こえないくらいの小声で自分の被っている帽子に話しかけた。ろっこん『いつでもいっしょ』だ。すると犬耳帽子がパトリシアにしか聞こえないくらいの声で喋り始めた。
「んだよ、寝かせろよ……って、お前勉強してんのか? こりゃあ明日は天変地異だな」
「ひどいマルク~。ねぇねぇ、マルク大人でしょ? これ教えて? 古文とか古い言葉はわかんないー」
「お前大人が全員古いとか思ってんじゃねえだろうな」
「違うの? あ! ねぇ、テスト中もマルクが小声で答え教えてくれたらいいんじゃない……!?」
パトリシアの顔が名案! とばかりに輝く。その頭の上でマルクが呆れたように言った。
「何で俺が。第一その場で答えられる保証もねえぞ」
「え? じゃ、じゃあマルクも一緒に今から勉強……」
「大人はもう勉強しなくていーんだよ。勉強は子供がするもんだ」
「ああひどいマルク~! ……あ! す、すみません!」
1人百面相をするパトリシアに、さっきの店員さんが注文した品を運んできた。明らかにパトリシアに引き気味で、愛想笑いもそこそこにすぐにカウンターに戻っていく。
(変な人に思われちゃったじゃないのー!)
ぐすりとしながらもパトリシアは運ばれてきたケーキを食べ始める。
(……結局、1ページも進んでねぇなぁ)
そう思いながらも大人の嗜みで黙っててやるマルクであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年01月09日
参加申し込みの期限
2016年01月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年01月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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