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鏡の前に立った
羽生 碧南
は、自分自身の姿に思わず見惚れずにはいられなかった。
喉がイガイガすると就寝前にのど飴を舐めた碧南。
目が覚めると、例に漏れず男性に変じてしまっていたのだ。そして、その姿が、
「え、うそ……これが私……」
なんて思わず呟いてしまうような、シャープな印象の美男子だったのである。
身長や実際の年齢こそ変わっていないものの、見た目年齢は常の碧南よりも少し高くて大人っぽい。
ショートの黒髪も、鏡の中の『彼』にはよく似合っていた。言ってしまえば、
(これってどこの乙女ゲーな登場人物? みたいな!)
感じだったものだから、乙女ゲームを愛する碧南が瞬間トリップしてしまったのも仕方のないこと。
しばし鏡の中の『彼』と互いに頬を染め見つめ合っていた碧南だったが、彼女(彼?)はふと我に返った。
「そうだ! 今日は予約していた新作乙女ゲーの発売日!」
どうしようか……と寸の間逡巡したものの、結局出掛けることに決めた碧南。
高身長であるが故に可愛らしい服が着られないことに悩んでいる碧南だが、今日ばかりはそれが幸いした。
持ち合わせの服は、今の碧南が着ても違和感のないようなラフな物が多いのだ。
「うん、どうにか格好はついたかな?」
とりあえず冬物のパーカーにデニムジーンズを合わせ、その上に男女兼用のコートを羽織った碧南。
そうして乙女ゲームの世界からとび出したような美男子は、いそいそと街に繰り出した。
ゲームショップへの道すがら、碧南に注がれるのは街を行く女性たちの視線。
あの人カッコよくない? なんてひそひそ話を耳に聞きながら、
(私、本当は女だけど……)
なんて、碧南は恥ずかしさに僅か俯いた。
けれど、表面上は無表情を貫いているので、それがまたイケメン碧南くんの魅力を引き立てる。そして、
「や、やっと着いた……!」
ようやっとゲームショップへと辿り着いた碧南だったが、そこには更なる試練が待ち受けていた。
予約していたゲームを引き取りにレジに向かったところ、
「あの、申し訳ございません。ご本人様ではない、ですよね……?」
と、店員の女性に訝しまれてしまったのだ。
(……でも、ここで諦めるわけにはいかない!)
碧南は女性店員に向かって、整った眉を少し下げ儚げに微笑んでみせた。
「すいません、彼女は自分の妹で……風邪をひいたので代わりに引き取りに来たんです」
「で、ですが……」
「……ね、お願い」
彼女にだけ聞こえるようにとびきり甘やかな囁きを零せば、女性店員は真っ赤になって、
「つ、次からは妹さんご本人に来ていただけるようお伝えくださいっ」
と、目当てのゲームを用意してくれ、碧南は無事に本日のミッションをクリアしたのだった。
目が覚めると、
ゼロ・シーアールシー
は16歳くらいの姿に成長していた。
元より格別美しいゼロだが、成長した彼女はボンキュッボンの魅力的なスタイルをも手に入れていて。
けれど、どんなに姿が変わっても、ゼロは自分のペースを崩すことはなく。
「普段とちょっと格好が変わっているのですー。これはきっと、あの飴玉のせいなのです」
と、ちょっぴり大人になっていることも、その原因もきちりと認識したゼロだったが、
「でも気にせずお散歩なのです」
という具合で、ふわふわの銀の髪を揺らして、彼女は街へと現れた。
その見惚れるほどの艶やかさに、多くの人が思わず振り返ったり足を止めたり。
とびきり麗しくはあれど、常は、例えるならば空気のように存在感が希薄なゼロ。
けれど今日は、普段は固く閉じられている扉が僅か開いたかの如くに、その色香は街行く人の目に留まる。
もっとも、ゼロ本人は普段との違いをさして気にすることなしに、
「こんにちはなのですー。ゼロはゼロなのですー」
なんて、どこまでもマイペース。
例え通行人にぼうっとした眼差しを向けられても、
「あれ? 今日は何だか色んな人と目が合う気がするのですー」
といった程度の反応である。
衆目を集めながらも、ゼロはいつもの調子で街をお散歩。
そうして、一通り街を回り終え満足を覚えた彼女は、
「楽しいお散歩だったのですー」
と、誰にも気づかれないうちに街並みからそっとその姿を消したのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年01月05日
参加申し込みの期限
2016年01月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年01月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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