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いつもと違う一日(物理)
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目が覚めると、
龍目 豪
は女性の姿に変じていた。
「な、なんだこりゃあ! 神魂か!?」
性別が変わっているだけでも十分混乱するに値するのに、豪の胸はふっくらとした所謂巨乳。しかし、
「きょ、今日は探検部用の買い物に行かなくては……」
という次第で、豪は普段着の上にコートを着込んで買い物に出掛けた。
けれども、胸のせいでコートはやけに窮屈だ。
邪魔だからとコートを脱げば、そのたわわな膨らみに周囲の視線が突き刺さる。
(うう、男の視線が気になるぜ……これはあれか、買ったほうがいいのか?)
ブラジャーというやつを、と思ったところで、豪はちょうど下着売り場へと行き当たった。
ごくり、生唾を飲み込む豪。
(せっかく女になったんだから女にしか行けない場所も探検してみたいが……勇気いるな)
頬に汗を伝わせながらも、豪は未知の花園へと足を踏み入れるのだった。
下着売り場に、
入江 みつび
はうろきょろと挙動不審な様子の女の子を見つけた。
実はみつびも、昨日口にしたのど飴のせいで年齢が変化しているのだが、その変化がおよそ1歳程度の些細なものだったので本人も周りも違和感は抱いていない。
それはさておき、みつび、謎の女の子の姿に小首を傾げて、
(何かワケアリ、ってやつ?)
と、彼女へと近づき声を掛けた。そうして話を聞くところによると、
「……実はこういうわけで、突然女になっちまったんだ。とりあえずこの胸をなんとかしなきゃと思って」
という事情であるらしい。ふむふむ成る程、とみつびは口元に手をあてがった。
「確かに、女のコ初心者に下着の購入は難関ね。いいわ、みつびお姉さんが助けたげよう」
「えっ……その、頼んでいいのか?」
「こうみえても女のコ歴17年の大先輩だからね、私」
えへん、と胸を張ってみせるみつびの前で、女の子――豪はぐるぐると思案する。
(そうか、女同士だもんな……恥ずかしくないんだよな、多分)
火照る頬を持て余しながらも自分にそう言い聞かせて、
「その、じゃあよろしく頼むぜ……じゃない、頼むわ」
なんて、豪はでき得る限り女の子らしく応じてみせた。
みつびが、にっと笑みを返す。
「うん、任せて任せて♪ ……では失礼して、と」
「ひゃっ!?」
「あはは、変な声ださないの。サイズみたのよ……けっこう大きいね」
後ろに回り込まれたと思ったら胸をむぎゅっと掴まれて、益々顔を赤くする豪。
けれど、みつびはまるで気にせずという様子で辺りの下着を物色し始める。
「うーん、サイズはたぶんこれくらいかな。ね、どんなの好みー?」
「へ!? い、いや好みとか……サイズがあってればいいんだが」
照れ臭さに言い淀む豪に、「じゃ私が選んだげよう!」とみつびは快活に請け負った。
そして、あれこれとブラジャーを手に取っては豪の前にかざしてみせる。
「おっ、これいいかな。かわいいけどちょっとワイルド」
「豹柄に黒フリル……ちょ、ちょっと難易度が高くないか?」
「んー、そんなことないって♪ あと、こっちのもこれとこれも」
戸惑う豪を余所に、次々とブラジャーを選び取っていくみつび。その数に、豪が慌てた。
「いや、そんなにいらねえんだが……」
「全部買えって言ってるんじゃないよ、試着して気に入ったの買えばいいの。ほら、いくよ♪」
豪の腕を引いて向かうは、フィッティングルームだ。
やや恐る恐るといったふうながら、「お、おう……」と豪もみつびの後に続く。
そして、2人きりのフィッティングルームの中では、
「って、こ、これは流石に大胆すぎやしねえか!?」
「大丈夫、似合う似合う♪ あっ、こっちもいい感じ。ほら、付けてみよ?」
「つ、付けるってどうやったらいいんだ?」
「えーっと、まずはねぇ……」
という具合に、女同士のきゃっきゃうふふな時間が繰り広げられるのだった。
そして、無事に豪のブラジャーを選び購入し終えた2人は店外へ。
「本当に助かった。ありがとうな」
「あはは、お礼なんていいよ。あんたが男なら、戻った時に恩返しに来てよ。素顔が気にな……あれ、そういえば名前聞いてなかったね」
「あ、悪い。俺は龍目豪……って、女の名前にしちゃ違和感ありすぎだな。たつこ?」
うーん、と頭を捻る豪。みつびは、にこにこしながら豪の答えを待った。
「そうだな……ゆきこ、で。今日の俺は行子ってことで」
「ん、了解♪ それにしても、私も男になってみたかったなー」
そんなことをみつびが言うので、豪は首を傾けて問いを零す。
「そういうものか……男になったらやりたいこととかあるのか?」
「あるよ~♪ 手が大きくなったらギターのコードおさえるの楽になるし、ほら、さっきは手にあまったゆきこちゃんの胸にもきっとジャストフィット……って、それじゃセクハラか」
そう言ってころころと笑った後で、みつびは悪戯っぽく瞳を煌めかせた。
「ね、ゆきこちゃん。今は女同士だけど、せっかくだしデートしよっか?」
「え、デート? 俺で……私でいいのか?」
「もちろん。本当の顔や声は知らないけど、ゆきこちゃんかわいいし。ほら、いこっ」
そうして2人は、クリスマス色に染まった雑踏の中に消えるのだった。
なお、その日いっぱいで不要になる豪のブラジャーがどうなったのかは、彼らだけが知っている秘密のお話。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年01月05日
参加申し込みの期限
2016年01月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年01月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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