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<月華> 宵闇邂逅 ~それはフツウを壊すモノ?~
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(近くにサッカーボールや野球のボールがあってよかった)
彼女は合間を見てボールを集め、ゴーレムへと転がしてみていた。狙いは転倒である。
アリーゼが転がしたボールはゴーレムに踏まれた途端破裂したが、バランスを崩す事には成功する。そこを
桜庭 円
が襲撃!
「いっけえええっ!」
叩き付けられたバーベルの錘によって、ゴーレムは僅かに身動きを止める。円のどこか嬉しそうな顔を見た夏朝は、僅かに下がって周囲を見、ろっこんでのフォローが必要な場所や仲間を探した。よくみれば、蒼い珠が付いているゴーレムを相手にしている人が近くにいた。
サキリ・デイジーカッター
である。夏朝は、彼へもシールを貼った。そして、隙を見て蒼い玉へも進化能力をつかってシールを飛ばす。
「これで、もっと素早くなれるかも。軽くするよ!」
「ありがとう、恵御納!」
サキリは笑顔で礼を述べ、普通のナイフと、黒曜石のナイフを構えた。
(これ、どっちが効果的なんだろうな)
ろっこん『斬空赤刃』を使い、短距離の高速連続転移で撹乱すれば、ゴーレムの攻撃は空を切る。赤く輝く刃で切りつければ、その身体深い傷をつける事が出来た。そして狙うは……関節部!
(仲間討ちを狙ってるみたいだし、鈍らせておきたいよね!)
そうしながらも、彼は妙に確かな手ごたえを感じていた。ろっこんを使わず切りつけたときはかすり傷程度しかつけられなかったのに、である。そして、舞い散った黒曜石の破片は音も無く霧散し、ただの黒曜石ではない気がした。
(この黒曜石のナイフとは違う物みたいだな……。そして、あの影との戦いで得た手ごたえは……)
サキリは、この時ある事に気付く。
妙な手ごたえを感じた
のはろっこんの進化能力を使ったときである、と。
(まさか……!)
考察している間にも、ゴーレムは影の玉を飛ばしてくる。ろっこんを使って避けると、サキリは赤く輝く普通のナイフで切りつけた。すると、バターを切るかのようにするり、と黒曜石が削れ、破片が霧散する。その瞬間、僅かに空気が清らかになった気がした。籠城戦で月光を浴びたときの事が脳裏をよぎる。
(赤く輝いている時だけ、切れ味が良くなる!?)
サキリは、僅かに気持ちが高まっていくのを感じつつ、にやり、と笑った。
「悪いけど、勝たせてもらうっ」
「あら、アタシにも相手させてくれない?」
そう言ったのは
尾鎌 蛇那伊
。サキリはどうぞ、と笑顔で譲ると円が相手しているゴーレムへと向かう。宝珠付きの関節には程よく傷が付き、動きを鈍らせる事に成功している。
(やるわね)
蛇那伊はくすり、と笑うと中心部へ拳を突く込むとすぐに離脱し、相手の攻撃を交わす。そんな調子を続け、別の1体を鈍らせている。
「『点滴岩を穿つ』という言葉があるでしょう? それと同じよ」
蛇那伊は、
己の打撃を全て1点に集中させていたのだ。
その証拠に、彼が先程まで相手していた個体は、その辺りに窪みが出来ている。
(欲を言えば、1人で1体は打ち砕いてみたいわね)
そんな事を思いつつも、蛇那伊は拳を振るう。たとえ己の拳に血が滲んでも、影の玉が飛んでこようと、止める事は無かった。
(これは、壊しておくべきだろうな)
八神 修
は周囲に浮く黒曜石のような物を、次々にろっこんを使って『分解』していた。何度も呼吸を止める事になるが、体力が付いてきたお陰か、まださほど辛くは無い。
その一方、地面を荒く『分解』して空に浮かべる。それを今まさに襲われている武道とゴーレムの間に滑り込ませた!
派手に飛び散る土。けれどもそれと、夏朝のろっこんのお陰で武道は素早く逃れる事が出来た。
武道が感謝にとウインクしつつゴーレムを引き付ける。修はにこり、と笑うことで応じ、浮かべた地表をそれとなくゴーレムの真上へと落とす。
(ダメージを、少しでも与えておきたい)
彼はちらり、と結界前にいる美咲紀を見た。きつくなったら彼女のろっこんに頼ろうと思っていたのだ。
ふと、視線を別のところへ向ければ、記士郎と陽太が1体のゴーレムを引き付けていた。陽太が己のろっこんで粘土細工を操れば、ゴーレムはどうにか払おうと歩みを止める。だが、それも作戦の一つだ。
「おおっと」
記士郎が偶然を装いボールを蹴れば、ゴーレムがソレを踏んで破裂させる。前のめりになろうとしたものの、そこを耐えたゴーレムはちくちく攻撃してくる粘土細工に苛まれながら、投げつけたであろう陽太と記士郎へと殴りかかってくる。
「ほら、こっちだよぉ!」
「鬼さんこちら、手のなる方へ、ですかね?」
陽太と記士郎はくすり、と笑いながらちらり、と武道とアリーセを見る。ゴーレムの歩みは遅い。まだ、その時ではないように思えた。
だがその時、アリーセへと影の玉が襲いかかる!
「危ないっ!」
陽太が駆け出そうとするも、それよりも早く記士郎が動く。アリーセは陽太の声で気づき、記士郎に手を取られどうにか避けることが出来た。だが……、その動きの所為か、2人が気を引いていたゴーレムは、進路を僅かに変更し、アリーセへと歩み寄ろうとし始めた。
(これは、即急に戻らないと……)
内心で陽太が焦ったとき、風の流れが変った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年07月17日
参加申し込みの期限
2016年07月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年07月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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