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<月華> 宵闇邂逅 ~それはフツウを壊すモノ?~
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破:その戦いの意味は
(結界にゴーレムが……!)
勅使河原 悠
は鈍い音を立てて近寄るゴーレムに恐怖を覚える。だが、それは
御剣 刀
が間に入り、気を引いて遠ざけた為徐々に落ち着いてきた。
「まるで、映画みたいな光景だな……」
永田 孝文
の言葉に、
椿 美咲紀
と
仙藤 紫
はどう答えようか迷ってしまう。孝文は『ひと』である上に、こういう事にはなれていない可能性が高い。『ろっこん』とか『もれいび』など突然言われても理解できないだろう。
それでも、孝文は慌てる様子もなく、静かに言った。
「そういえば、あの女性は、先程からずっと俺やお前たちの方を見る様子も無いな」
「確かに、そうね……」
紫は孝文の言葉に頷き、静かに考える。よく考えてみれば開戦以降彼女はずっと虚空で戦いを見ているだけだった。
美咲紀はその傍らで心配そうに戦う面々を見つめる。けが人が出れば己のろっこん『舞花の祈り』を使うつもりだ。
孝文の言葉が、紫は何かヒントのように思えた。彼女はスマホを手にし、一か八か賭けに出る事にした。それが、布石になるとも知らずに……。
「あぁ、悪い。少しいいか?」
そんな時に、刀が声を掛けてくる。悠は少し不安げに彼を見、結界を庇うように立ちはだかる。
「御剣君、何をするの……?」
「先生を、コレで助けられないかなって思って」
そう言いながら取り出したのは、月長石。だが、淡く光っているように見えるのは、ライメイが光を込めてくれたお陰である。
「優しい光……。もしかして、天狼族の聖なる光だったりします?」
何かを察した美咲紀の言葉に、刀はこくり、と頷きながら結界に近づいた。そして、そっと近づけてみる。
するとどうだろう。孝文の表情が僅かに曇った。彼は、外の音が聞こえるようになり、より生徒達が戦う姿を感じ取れるようになっていたのだ。
「……やはり、心苦しいものだな」
「えっ?」
孝文の言葉に、悠が反応する。孝文は結界の中で苦虫を噛んだ様な顔で戦場を見ていた。
「俺を助けるために、お前らが戦ってくれている。……それは嬉しいが、俺は、何も出来ない。確かに、目の前で繰り広げられている事は信じられないような事だけれどもな、やっぱり、力になれない事は、悔しい」
孝文の声に、悠たちは首を振る。刀は静かに口を開いた。
「こういう事は、俺たちに任せてください。……今、そこから出してみせます」
刀はそう言うと月長石を握り締める。
「一気にいく」
そして、思いっきり結界へと拳を叩きつければ僅かに結界が淡い金色の輝きに染まる。
僅かな発光の後、結界はふわふわと泡となって消え去り、孝文は僅かに安堵の表情を見せる。これには悠たちも僅かに歓声を上げた。
「先生……!」
「御剣も、みんなも、ありがとう」
孝文が礼を述べるも、紫はちらり、と帳を見る。だが、結界が解かれたとしても帳は目を向けない。
「結界、壊されましたか。私も修行が足りませんね」
帳は戦場に目を向けたままそういうと、ため息混じりに言えば僅かに手を後へ押しやる。
「戦いの意思がないならば、下がっていなさい。ただし、逃げられませんが。そちらのお嬢様方もそろって人質とさせていただきますから」
そう言った途端、孝文と悠、紫、美咲紀の手に茨の蔦を思わせる文様が走る。同時に、一定の距離以上離れる事が出来なくなっていた。
「おいっ、これはどういう……」
「静粛に、同種っぽい若侍。私は『情報』を得ていません。貴方はその4人をあの戦いから庇っていただけますか?」
声を掛ける刀を見ず、帳は言う。刀は苛立ちを内心に沈め、静かに孝文たちの前に立つ。ゴーレムを追い払うだけでなく、帳がなにかしようものなら、飛びかかれるように。
(俺を見ていなくても、今の状態なら手を下せそうだ。……チャンスは来る。今は待つんだ)
刀は月長石を握り締めたまま帳を睨み付けた。
(やっぱり、あの身体固そうだねぇ)
呉井 陽太
は眼鏡を正しながら苦笑いする。手に戻した5体の粘土細工を手で弄びつつ、彼はゴーレムの前に出る。早速飛び出してくるゴーレムの拳をそれとなく避けると、別の個体を叩いている
桜庭 円
へと襲いかかろうとした。
「余所見はいけませんね」
咄嗟に
天動 記士郎
が小石を拾って投げつけ、それに反応したゴーレムは記士郎へと蹴りを見舞う。
(危ないですねぇ。もう少し向こうが速かったら当たっていたでしょう)
記士郎が引き付けている合間にも、陽太はチャンスを狙う。彼はゴーレムの顔に5体の粘土細工を投げつけるつもりだ。時折、影の玉が飛んではくるが、それに気をつけつつ動けば避けることが出来た。
「んー、ちょうどいい具合にこんなのがあったネ☆ ちょっと痛いか・ナ?」
志波 武道
がそんな事を言いながら、ゴーレムの1体へと野球のボールを投げつける。すると、挑発されたゴーレムが武道へと向かっていく。
(食いついた!)
武道が後に下がると、身体が軽くなったような気がした。
恵御納 夏朝
がろっこん『重く軽く』で彼の身体を軽くしたのだ。
離れたところにいた
黒依 アリーセ
が目測で距離を測る。離れた所にいる2体だが、順調に行けば同士討ちができる筈だ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年07月17日
参加申し込みの期限
2016年07月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年07月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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