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<月華> 宵闇邂逅 ~それはフツウを壊すモノ?~
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「そこにいるのは仙藤に勅使河原、椿か?」
観察をしていると、孝文が3人に声を掛けてきた。頷き、悠と美咲紀はスケッチブックにペンで大きく文字を書き、
「先生、大丈夫ですか?」
「声が聞こえますかー?」
と声を掛ける。呼びかける言葉を視覚と聴覚で試すことで、外の声が聞こえるか否かを試したのだ。
孝文はスケッチブックに書かれた文字を見、肩を竦める。
「悪いが、俺にはお前たちの声が聞こえないんだ。そっちには俺の声が聞こえるんだな? だったらこっちへの応答は何かに書いて欲しい」
それに、3人が頷き、悠は「大丈夫です、心配しないで下さい」とノートに書き記した。自分が人質になっている事を話したら、心配するかもしれないとの配慮だった。
「メールでも連絡は取れるかしら?」
「あ、だったらこのメッセージを送ってくれませんか?」
紫がスマホを手に取ると、美咲紀がその内容を言う。悠と紫はうまく行くか自信が無かったが、とりあえず送ってみる事に。
『本の角で結界の壁を殴ってみてください』
(……また思い切った事を)
孝文は送られてきたメッセージに苦笑しながらも鞄から本を出し、試してみる。が、やはり結界を壊す事は叶わなかった。
『ダメだったようだ。思いのほか、固い』
紫のへの返信内容に、3人はため息を付いた。
『その中から、あっちの様子とか見えますか?』
紫がそう問いかけると、孝文の目でも見えるらしい。幸い、ゴーレムたちはこちらに来ていない。今のところは安全と見ていいだろう。
「先生は、確か『ひと』でしたよね」
悠の言葉に、美咲紀も紫も頷く。
もし、ゴーレムや影の玉がここへ着たら、悠は先生を守るために立ちはだかるつもりだ。
(私は『もれいび』だから、少しは違う筈。私に出来る事はこれぐらいだから……)
悠がぎゅっ、と手を握り締めると、紫と美咲紀がしっかりと頷いた。悠だけではない。自分達もついているから、と。悠は少しだけ、胸の中の苦しみがとれた気がした。だが……。
(先生、辛そう……?)
孝文の表情は、なぜか悲しそうに見えた。
彼女達の会話を、帳は聞いていた。だが、彼女は真剣な表情でゴーレムと寝子島住人との戦いを見ているだけであり、自分から攻撃してくる事は無い。時折なにかメモを取る様子はあるものの、彼女自身から声を掛けてくる事は無い。
(戦う事自体は、個人的に大歓迎なんだけどね)
解せない事がある
サキリ・デイジーカッター
はゴーレムとの戦いから少し下がり、彼女へと呼びかけた。
「ねぇ、聞きたい事があるんだ」
「何?」
帳はゴーレムたちから目を離さないまま、サキリの声に答える。
「わざわざこんな戦いをして何の徳があるんだい? 僕らに恨みでもあるの? それとも、命令?」
「半分は愛憐様のご命令であり、半分は私の興味です。寝子島の住人たちは手ごわく面白い、という報告を受けました故に」
帳はやはりゴーレムたちから目を離さず答え、サキリは黙って様子を伺う。彼と同じように聞きたい事があったのか、
八神 修
もまた彼女に声を掛けた。
「貴方は月の民のように見える。……あの魔物達が持つ殺意がないように思えるんだ」
修の言葉に、帳は口を噤む。実のところ、サキリもまた修と同じ事を感じていたのだ。彼が帳に対し厳しい表情を向けると、帳は静かに口を開いた。
「私は、影の貴人。簡単に言えば、人型の魔物ですよ」
(人型……?)
2人は訝しげな表情を浮かべるも、ゴーレムたちの事も気になった。今はどうにか対応できているようだが、迂闊に近づくと大怪我をする。
今は、蛇那伊と円が代わる代わる攻撃し、時折飛んでくる影の玉を避けている。夏朝が武道を、記士郎が陽太をサポートするように動いていた。刀が結界に程近いゴーレムを相手にしている。
「僕からは頼みたい事がある。この人形達を倒せたら、永田先生……そこの和服の先生を解放して、事情を説明して欲しいんだ」
「先生に、危害を加えない、とも約束して欲しい」
2人の言葉に、帳は漸く目線を向ける。彼女は僅かに目を閉ざして考え、ややあって静かに口を開いた。
「約束するわ。ただし、貴方がたが破れた場合はその限りではない、という事でいいかしら?」
彼女の声色に、何故だろう、本能的にひやりとしたものを感じたサキリと修だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年07月17日
参加申し込みの期限
2016年07月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年07月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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